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公開番号
2025051092
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160007
出願日
2023-09-25
発明の名称
ガス検知装置及びガス検知方法
出願人
矢崎エナジーシステム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
27/16 20060101AFI20250328BHJP(測定;試験)
要約
【課題】エアベースの低下の有無にかかわらずガス検知の感度の劣化を検出することができるガス検知装置及びガス検知方法を提供する。
【解決手段】ガス検知装置1は、可燃性ガスの燃焼により抵抗値が増加する検知素子2と、検知素子2と直列に接続され可燃性ガスに対して抵抗値が一定である参照素子3と、検知素子2と参照素子3とにパルス電圧を印加する電源41と、検知素子2と参照素子3との間の中点電位V
in-
と基準電位V
in+
との電位差を出力する差動増幅回路44と、電源41を制御して第1のパルス幅のパルス電圧を検知素子2と参照素子3とに印加し差動増幅回路44の出力V
out
に基づいてガスを検知するガス検知処理と、電源41を制御して第1のパルス幅以上の第2のパルス幅のパルス電圧を検知素子2と参照素子3とに印加し差動増幅回路44の出力V
out
に基づいてガス検知の感度を判断するガス感度判断処理とを実行するMCU5とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
可燃性ガスの燃焼により抵抗値が増加する検知素子と、
前記検知素子と直列に接続され前記可燃性ガスに対して抵抗値が一定である参照素子と、
前記検知素子と前記参照素子とにパルス電圧を印加する電源と、
前記検知素子と前記参照素子との間の中点電位と基準電位との電位差を出力する出力部と、
前記電源を制御して第1のパルス幅の前記パルス電圧を前記検知素子と前記参照素子とに印加し前記出力部の出力に基づいてガスを検知するガス検知処理と、前記電源を制御して前記第1のパルス幅以上の第2のパルス幅の前記パルス電圧を前記検知素子と前記参照素子とに印加し前記出力部の出力に基づいてガス検知の感度を判断するガス感度判断処理とを実行する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記ガス感度判断処理において、前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第1のパルス幅未満の第1の時間である時点と前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第2のパルス幅以上の第2の時間である時点との前記出力部の出力の比に基づいて、ガス検知の感度を判断するガス検知装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記第1の時間は、前記第1のパルス幅の0.3倍以上0.7倍以下である請求項1に記載のガス検知装置。
【請求項3】
前記第2の時間は、前記第1のパルス幅の1.0倍以上2.0倍以下である請求項2に記載のガス検知装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記ガス感度判断処理において、前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第1の時間である時点と前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第2の時間である時点との前記出力部の出力の比が、所定範囲を超えて連続的に増加又は減少した場合に、ガス検知の感度の劣化を判断する請求項1又は2に記載のガス検知装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記ガス感度判断処理において、前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第1の時間である時点と前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第2の時間である時点との前記出力部の出力の比が、初期値から所定範囲を超えて増加又は減少した場合に、ガス検知の感度の劣化を判断する請求項1又は2に記載のガス検知装置。
【請求項6】
可燃性ガスの燃焼により抵抗値が増加する検知素子と、前記検知素子と直列に接続され前記可燃性ガスに対して抵抗値が一定である参照素子と、前記検知素子と前記参照素子とにパルス電圧を印加する電源と、前記検知素子と前記参照素子との間の中点電位と基準電位との電位差を出力する出力部とを備えるガス検知装置を用いてガスを検知する方法であって、
前記電源を制御して第1のパルス幅の前記パルス電圧を前記検知素子と前記参照素子とに印加し前記出力部の出力に基づいてガスを検知するガス検知手順と、
前記電源を制御して前記第1のパルス幅以上の第2のパルス幅の前記パルス電圧を前記検知素子と前記参照素子とに印加し前記出力部の出力に基づいてガス検知の感度を判断するガス感度判断手順とを
行い、
前記ガス感度判断手順において、前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第1のパルス幅未満の第1の時間である時点と前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第2のパルス幅以上の第2の時間である時点との前記出力部の出力の比に基づいて、ガス検知の感度を判断するガス検知方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス検知装置及びガス検知方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
検知素子と参照素子とを備えたブリッジ回路の中性点電位差に基づいて対象ガスを検出する接触燃焼式ガスセンサが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の接触燃焼式ガスセンサでは、対象ガスが存在しない状態における中性点電位差であるエアベースに基づいて、接触燃焼式ガスセンサの劣化を判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-235082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
接触燃焼式ガスセンサでは、エアベースの低下によりガス検知の感度が劣化することが知られているが、本願の発明者等は、エアベースの低下が少なくても感度が劣化する場合があることを発見した。この場合には、従来の接触燃焼式ガスセンサでは、ガス検知の感度の劣化を検出することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、エアベースの低下の有無にかかわらずガス検知の感度の劣化を検出することができるガス検知装置及びガス検知方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のガス検知装置は、可燃性ガスの燃焼により抵抗値が増加する検知素子と、前記検知素子と直列に接続され前記可燃性ガスに対して抵抗値が一定である参照素子と、前記検知素子と前記参照素子とにパルス電圧を印加する電源と、前記検知素子と前記参照素子との間の中点電位と基準電位との電位差を出力する出力部と、前記電源を制御して第1のパルス幅の前記パルス電圧を前記検知素子と前記参照素子とに印加し前記出力部の出力に基づいてガスを検知するガス検知処理と、前記電源を制御して前記第1のパルス幅以上の第2のパルス幅の前記パルス電圧を前記検知素子と前記参照素子とに印加し前記出力部の出力に基づいてガス検知の感度を判断するガス感度判断処理とを実行する制御部とを備え、前記制御部は、前記ガス感度判断処理において、前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第1のパルス幅未満の第1の時間である時点と前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第2のパルス幅以上の第2の時間である時点との前記出力部の出力の比に基づいて、ガス検知の感度を判断する。
【0007】
また、本発明のガス検知方法は、可燃性ガスの燃焼により抵抗値が増加する検知素子と、前記検知素子と直列に接続され前記可燃性ガスに対して抵抗値が一定である参照素子と、前記検知素子と前記参照素子とにパルス電圧を印加する電源と、前記検知素子と前記参照素子との間の中点電位と基準電位との電位差を出力する出力部とを備えるガス検知装置を用いてガスを検知する方法であって、前記電源を制御して第1のパルス幅の前記パルス電圧を前記検知素子と前記参照素子とに印加し前記出力部の出力に基づいてガスを検知するガス検知手順と、前記電源を制御して前記第1のパルス幅以上の第2のパルス幅の前記パルス電圧を前記検知素子と前記参照素子とに印加し前記出力部の出力に基づいてガス検知の感度を判断するガス感度判断手順とを行い、前記ガス感度判断手順において、前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第1のパルス幅未満の第1の時間である時点と前記パルス電圧の立ち上げからの時間が前記第2のパルス幅以上の第2の時間である時点との前記出力部の出力の比に基づいて、ガス検知の感度を判断する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エアベースの低下の有無にかかわらずガス検知の感度の劣化を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係るガス検知装置の構成を示す図である。
図2は、図1に示す検知素子及び参照素子を示す断面図である。
図3は、接触燃焼式ガスセンサのセンサ出力特性を示すグラフである。
図4は、MCUによるブリッジ回路の駆動パターンを示す波形図である。
図5は、本実施形態のガス検知装置の原理を説明するための図である。
図6は、パルス幅を50msecと100msecとに設定した場合の接触燃焼式ガスセンサの駆動波形と応答波形とを示す図である。
図7は、本実施形態のガス検知装置の温度特性を示すグラフである。
図8は、接触燃焼式ガスセンサの初期状態と被毒時の状態とを比較するための図である。
図9は、接触燃焼式ガスセンサで生じるエアベースのマイナスドリフトを説明するための図である。
図10は、接触燃焼式ガスセンサの被毒時のエアベースの変動量(mV)と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図11は、接触燃焼式ガスセンサの被毒時の3000ppmのメタンに対する検知感度の劣化率(%)と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図12は、センサL4の出力(mV)の応答波形と経過日数との関係を示すグラフである。
図13は、センサL4のエアベース更新値(mV)、49/99比、及び、30/99比と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図14は、センサL4の3000ppmのメタンに対する検知感度の劣化率(%)と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図15は、センサL6の出力(mV)と経過日数との関係を示すグラフである。
図16は、センサL6のエアベース更新値(mV)、49/99比、及び、30/99比と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図17は、センサL6の3000ppmのメタンに対する検知感度の劣化率(%)と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図18は、センサL6のエアベース更新値(mV)、16/49比、20/49比、26/49比、30/49比、35/49比、40/49比、45/49比、49/49比と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図19は、センサL6のエアベース更新値(mV)、16/60比、20/60比、26/60比、30/60比、35/60比、40/60比、45/60比、49/60比と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図20は、センサL6のエアベース更新値(mV)、16/80比、20/80比、26/80比、30/80比、35/80比、40/80比、45/80比、49/80比と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図21は、センサL6のエアベース更新値(mV)、16/99比、20/99比、26/99比、30/99比、35/99比、40/99比、45/99比、49/99比と経過日数(日)との関係を示すグラフである。
図22は、本発明の他の実施形態に係るガス検知装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用される。
(【0011】以降は省略されています)
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