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公開番号2025050549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159402
出願日2023-09-25
発明の名称画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G03G 15/16 20060101AFI20250328BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】一次転写における転写画像の画質を向上できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、複数の像担持体と、帯電装置と、露光装置と、現像装置と、中間転写ベルトと、複数の転写ローラーと、を備える。中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された像担持体は、ブラックのトナー像が現像される。中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された転写ローラーよりも上流側に配置された少なくとも一つの転写ローラーの回転軸は、対応する像担持体の回転軸の直上よりも上流側にオフセットされている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の像担持体と、
前記像担持体の表面を帯電させる帯電装置と、
前記帯電装置により帯電された前記像担持体の表面を露光して、前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光装置と、
前記像担持体の表面に形成された前記静電潜像にトナー像に現像する現像装置と、
前記像担持体に形成された前記トナー像が順次転写される中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトを介して前記像担持体に圧接される複数の転写ローラーと、
を備えた画像形成装置において、
前記中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された前記像担持体は、ブラックの前記トナー像が現像され、
前記中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された前記転写ローラーよりも上流側に配置された少なくとも一つの前記転写ローラーの回転軸は、対応する前記像担持体の回転軸の直上よりも上流側にオフセットされていることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された前記転写ローラーの回転軸は、対応する前記像担持体の回転軸の直上又は直上よりも下流側にオフセットされていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された前記転写ローラーよりも上流側に配置された各前記転写ローラーは、前記像担持体に対するオフセット量がそれぞれ異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された前記転写ローラーと前記中間転写ベルトとの接触面圧力が、最下流側に配置された前記転写ローラーよりも上流側に配置された前記転写ローラーと前記中間転写ベルトとの接触面圧力よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された前記転写ローラーよりも上流側に配置された各前記転写ローラーと前記中間転写ベルトとの各接触面圧力が、それぞれ異なることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された前記像担持体よりも上流側に配置された各前記像担持体は、イエローの前記トナー像、マゼンタの前記トナー像及びシアンの前記トナー像が上流側から下流側に順に現像されること特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置は特許文献1に開示されている。この画像形成装置は、複数の像担持体と、帯電装置と、露光装置と、現像装置と、中間転写ベルトと、複数の転写ローラーと、を備える。帯電装置は、像担持体の表面を帯電させる。露光装置は、帯電装置により帯電された像担持体の表面を露光して、像担持体の表面に静電潜像を形成する。現像装置は、各像担持体の表面に形成された静電潜像に異なる色のトナー像に現像する。中間転写ベルトは、像担持体に形成されたトナー像が順次転写される。転写ローラーは、中間転写ベルトを介して像担持体に圧接される。
【0003】
中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置されたブラックトナーに対応する転写ローラーの回転軸は、対応する像担持体の回転軸の直上よりも下流側にオフセットされている。これにより、放電現象の発生を抑制して汚れが目立ち易いブラックトナーの飛散を低減できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-304780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成では、ブラック以外の色の転写画像に不具合が発生する可能性があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑み、一次転写における転写画像の画質を向上できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、複数の像担持体と、帯電装置と、露光装置と、現像装置と、中間転写ベルトと、複数の転写ローラーと、を備えた画像形成装置である。帯電装置は、像担持体の表面を帯電させる。露光装置は、帯電装置により帯電された像担持体の表面を露光して、像担持体の表面に静電潜像を形成する。現像装置は、トナーを含む現像剤を用いて、像担持体の表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する。中間転写ベルトは、像担持体に形成されたトナー像が順次転写される。転写ローラーは、中間転写ベルトを介して像担持体に圧接される。中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された像担持体は、ブラックのトナー像が現像される。中間転写ベルトの進行方向の最下流側に配置された転写ローラーよりも上流側に配置された少なくとも一つの転写ローラーの回転軸は、対応する像担持体の回転軸の直上よりも上流側にオフセットされている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の第1の構成によれば、、一次転写における転写画像の画質を向上できる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の全体構成を示す概略断面図
図1における画像形成部Pa周辺の部分拡大図
画像形成装置100に搭載される中間転写ユニット30の側面断面図
中間転写ユニット30の一次転写ローラー6dおよび二次転写ニップ部N周辺の部分拡大図
画像形成装置100の制御経路の一例を示すブロック図
一次転写ローラー6a~6dおよび感光体ドライ1a~1dの概略断面図
一次転写ローラー6dのオフセット量と画像濃度との関係を示すグラフ
一次転写ローラー6dと中間転写ベルト8の接触面圧力と画像濃度との関係を示すグラフ
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す概略図である。図2は、図1における画像形成部Pa付近の拡大図である。なお、画像形成部Pb~Pdについても基本的に同様の構成であるため説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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