TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025050412
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159195
出願日
2023-09-22
発明の名称
筆記具
出願人
株式会社パイロットコーポレーション
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B43K
3/00 20060101AFI20250327BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】簡単な構成で識別部の視認性を向上させる。
【解決手段】筆記具10は、前軸20と、前軸20に後方から取り付けられた後軸40とを含み、後軸40の前方部分は円筒形状を有する、軸筒15と、筆跡を形成する筆記部52を有するペン体90と、を備え、後軸40は、当該後軸40の前端から後方に延びる切欠き部43を有し、前軸20は、切欠き部43内に位置しペン体90の向きを識別可能な識別部31を有し、識別部31は、第1表面35と第1表面35の後方に位置する第2表面36とを含み、第1表面35は、軸筒15の中心軸線Aに平行な平面であり、第2表面36は、後方に向かうほど中心軸線Aから遠ざかる面である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
前軸と、前記前軸に後方から取り付けられた後軸とを含み、前記後軸の前方部分は円筒形状を有する、軸筒と、
筆跡を形成する筆記部を有するペン体と、を備え、
前記後軸は、当該後軸の前端から後方に延びる切欠き部を有し、
前記前軸は、前記切欠き部内に位置し前記ペン体の向きを識別可能な識別部を有し、
前記識別部は、第1表面と前記第1表面の後方に位置する第2表面とを含み、
前記第1表面は、前記軸筒の中心軸線に平行な平面であり、
前記第2表面は、後方に向かうほど前記中心軸線から遠ざかる面である、筆記具。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記第1表面は長方形形状を有し、
前記第2表面は半円形状又は半楕円形状を有し、
前記切欠き部は前記識別部に対する相補形状を有する、請求項1に記載の筆記具。
【請求項3】
2つの前記識別部を備え、
2つの前記識別部は、周方向に180度の角度ピッチを有して配列されている、請求項1に記載の筆記具。
【請求項4】
前記筆記部は、筆跡が形成される筆記面に接触することが意図された稜線部を有し、
前記稜線部は、前記筆記具を前方から見たときに第1方向に沿って直線状に延びており、
2つの前記識別部は、前記中心軸線を通って前記中心軸線及び前記第1方向と直交する直線上にそれぞれ配置されている、請求項2に記載の筆記具。
【請求項5】
前記前軸は、前記後軸の前端に接触する鍔部を有し、
前記鍔部は、前記識別部の前端部から周方向に延びる、請求項1に記載の筆記具。
【請求項6】
前記識別部の後方に後軸側密閉部が配置されており、
前記後軸側密閉部は、前記前軸の外面に形成された第1環状突出部を含み、
前記第1環状突出部が前記後軸の内面に密着する、請求項1に記載の筆記具。
【請求項7】
前記識別部の後方における前記前軸の外面に設けられた係止部と、前記後軸の内面に設けられた被係止部とを備え、
前記前軸が前記後軸に取り付けられた状態において、前記係止部が前記被係止部に係止する、請求項1に記載の筆記具。
【請求項8】
前記前軸に取り付けられたキャップをさらに備える、請求項1に記載の筆記具。
【請求項9】
前記キャップと前記前軸との間に、キャップ側密閉部が配置されており、
前記キャップ側密閉部は、前記キャップの内面に形成された第2環状突出部を含み、
前記第2環状突出部が前記前軸の外面に密着する、請求項8に記載の筆記具。
【請求項10】
前記切欠き部の最大幅寸法は、前記後軸の前端の外径の30%以上50%以下である、請求項1に記載の筆記具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、所定の方向に向けたペン先を紙面等の筆記面に接触させて筆記を行う筆記具が知られている。このような筆記具としては、マーキングペン、万年筆等が挙げられる。特許文献1には、方向識別部を有する筆記具が記載されている。この筆記具では、筆記を行う際に、方向識別部が上方に位置するように使用者が筆記具を把持することにより、ペン先の向きが筆記に適した向きとなる。これにより、筆記を行う際にペン先の向きを目視により確認する必要がなく、キャップを外してペン先を露出させた後に即座に筆記を行うことができるという利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-155879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された筆記具では、方向識別部(識別部)がその周囲の部材(前軸)と一体に形成されているため、使用者が識別部を視認しにくいことがあった。識別部を視認しやすくするために、当該識別部に着色することも考えられるが、着色のための工程が増え、筆記具の製造コストが増大するおそれがある。
【0005】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、簡単な構成で識別部の視認性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の筆記具は、
[1]前軸と、前記前軸に後方から取り付けられた後軸とを含み、前記後軸の前方部分は円筒形状を有する、軸筒と、
筆跡を形成する筆記部を有するペン体と、を備え、
前記後軸は、当該後軸の前端から後方に延びる切欠き部を有し、
前記前軸は、前記切欠き部内に位置し前記ペン体の向きを識別可能な識別部を有し、
前記識別部は、第1表面と前記第1表面の後方に位置する第2表面とを含み、
前記第1表面は、前記軸筒の中心軸線に平行な平面であり、
前記第2表面は、後方に向かうほど前記中心軸線から遠ざかる面である、筆記具、である。
【0007】
本発明の筆記具は、
[2]前記第1表面は長方形形状を有し、
前記第2表面は半円形状又は半楕円形状を有し、
前記切欠き部は前記識別部に対する相補形状を有する、[1]に記載の筆記具、である。
【0008】
本発明の筆記具は、
[3]2つの前記識別部を備え、
2つの前記識別部は、周方向に180度の角度ピッチを有して配列されている、[1]又は[2]に記載の筆記具、である。
【0009】
本発明の筆記具は、
[4]前記筆記部は、筆跡が形成される筆記面に接触することが意図された稜線部を有し、
前記稜線部は、前記筆記具を前方から見たときに第1方向に沿って直線状に延びており、
2つの前記識別部は、前記中心軸線を通って前記中心軸線及び前記第1方向と直交する直線上にそれぞれ配置されている、[2]に記載の筆記具、である。
【0010】
本発明の筆記具は、
[5]前記前軸は、前記後軸の前端に接触する鍔部を有し、
前記鍔部は、前記識別部の前端部から周方向に延びる、[1]~[4]のいずれか1つに記載の筆記具、である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
修正シール
12か月前
個人
インク容器
12か月前
個人
紙製簡易筆記具
9か月前
個人
替え芯装填容器
7か月前
個人
ボールペン
10か月前
個人
文字書き整列補助具
10か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
11か月前
個人
ペンスタンド
5か月前
個人
変形三角定規
11か月前
個人
連結消しゴム
11か月前
個人
ペンスタンド
7か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
13日前
ぺんてる株式会社
塗布具
13日前
個人
開封具
1か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
株式会社3S
塗布具
20日前
ぺんてる株式会社
消しゴム組成物
5か月前
個人
携帯用消しゴムとその保持形態
5か月前
株式会社UHOLABO
定規
10か月前
個人
電子黒板システム
4か月前
北星鉛筆株式会社
筆記具
9か月前
株式会社サクラクレパス
塗布具
今日
三菱鉛筆株式会社
筆記具
1か月前
個人
シャープペンシルに使用される芯
7か月前
株式会社キヤメル鉛筆製作所
鉛筆
8か月前
フジコピアン株式会社
修正用粘着テープ
9か月前
ゼブラ株式会社
筆記具
10か月前
個人
角度の3等分、5等分用作図器
11か月前
個人
ワンタッチ切り替え式二色ボールペン
7か月前
三菱鉛筆株式会社
筆記具
10か月前
株式会社ウッドロード
ボールペン本体
2か月前
株式会社サクラクレパス
出没式筆記具
5か月前
続きを見る
他の特許を見る