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公開番号
2025050334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159058
出願日
2023-09-22
発明の名称
プリンタ
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
B65H
23/10 20060101AFI20250327BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】長尺な被印字媒体のたるみの発生を防止することができるプリンタを提供すること。
【解決手段】プリンタは、搬送部と、印字ヘッドと、制動部材と、を有する。搬送部は、長尺な被印字媒体を搬送する搬送路を間に挟んで互いに圧接した状態で配置した第1及び第2ローラを有し、第1及び第2ローラを回転させることにより被印字媒体に搬送力を与える。印字ヘッドは、搬送路に沿った正方向において搬送部が搬送力を与える位置の上流側に配置され、搬送路を介して正方向に搬送される被印字媒体に印字する。制動部は、第2ローラに接触して配置され、第2ローラの正方向への回転によって生じる摩擦力によって、被印字媒体に第1の制動力を与える第1位置に移動し、第2ローラの逆方向への回転によって生じる摩擦力によって、被印字媒体に第1の制動力より大きい第2の制動力を与える第2位置に移動する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺な被印字媒体を搬送する搬送路を間に挟んで互いに圧接した状態で配置した第1及び第2ローラを有し、前記第1及び第2ローラを回転させることにより被印字媒体に搬送力を与える搬送部と、
前記搬送路に沿った正方向において前記搬送部が前記搬送力を与える位置の上流側に配置され、前記搬送路を介して前記正方向に搬送される被印字媒体に印字する印字ヘッドと、
前記第2ローラに接触して配置され、前記第2ローラの前記正方向への回転によって生じる摩擦力によって、被印字媒体に第1の制動力を与える第1位置に移動し、前記第2ローラの逆方向への回転によって生じる摩擦力によって、被印字媒体に前記第1の制動力より大きい第2の制動力を与える第2位置に移動する制動部材と、
を有するプリンタ。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記被印字媒体は、長尺な帯状の台紙に複数枚のラベルを貼り付けたラベル紙であり、このラベル紙は、前記ラベルが前記印字ヘッドに対向する向きで前記搬送路を介して搬送され、
前記第1ローラは、前記搬送路を間に挟んで前記印字ヘッドに対向するプラテンローラであり、
前記第2ローラは、前記印字ヘッドを前記正方向に通過した前記台紙をプラテンローラに押し付ける従動ローラであり、
前記プラテンローラに対する前記印字ヘッドの押し付け位置と前記プラテンローラに対する前記従動ローラの押し付け位置の間の前記搬送路の前記プラテンローラ側に配置され、前記台紙から前記ラベルを剥離するための剥離ガイドをさらに有する、
請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記制動部材を前記第1位置と前記第2位置の間で移動可能に支持するとともに、前記制動部材を前記従動ローラに押し付ける弾性部材を有する、
請求項2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記制動部材の前記第2位置への移動により前記制動部材との間で前記台紙を押圧し前記台紙に前記第2の制動力を与える搬送ガイドを有する、
請求項2に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記制動部材は、前記第1位置に移動した際に前記従動ローラに接触する樹脂部分と、前記第2位置に移動した際に前記従動ローラに接触するゴム部分を有する、
請求項3に記載のプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、長尺な被印字媒体に印字するプリンタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えばプリンタに装着して使用するリボンカートリッジとして、インクリボンが印字ヘッドを通過する部分に生じるたるみの発生を防止するため、インクリボンを巻き取るローラの逆方向への回転を禁止する機構を備えたものがある。この機構は、駆動ローラにインクリボンを押し付ける従動ローラの逆方向への回転を禁止することにより、インクリボンがたるむ方向に移動することを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-40132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、長尺な帯状の台紙に複数枚のラベルを等間隔で貼り付けたラベル紙に印字するプリンタは、印字ヘッドに各ラベルを位置合わせするため、ラベル紙を逆方向に戻すバックフィードを実施する。バックフィードの回数を重ねると、ラベル紙にたるみを生じ、ジャムを誤検知したり、印字品質が低下したりする場合がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、長尺な被印字媒体のたるみの発生を防止することができるプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のプリンタは、搬送部と、印字ヘッドと、制動部材と、を有する。搬送部は、長尺な被印字媒体を搬送する搬送路を間に挟んで互いに圧接した状態で配置した第1及び第2ローラを有し、第1及び第2ローラを回転させることにより被印字媒体に搬送力を与える。印字ヘッドは、搬送路に沿った正方向において搬送部が搬送力を与える位置の上流側に配置され、搬送路を介して正方向に搬送される被印字媒体に印字する。制動部は、第2ローラに接触して配置され、第2ローラの正方向への回転によって生じる摩擦力によって、被印字媒体に第1の制動力を与える第1位置に移動し、第2ローラの逆方向への回転によって生じる摩擦力によって、被印字媒体に第1の制動力より大きい第2の制動力を与える第2位置に移動する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係るプリンタを示す外観斜視図である。
図2は、図1のプリンタのカバーを開いた状態を示す斜視図である。
図3は、図1のプリンタで使用するラベル紙ロールを示す斜視図である。
図4は、図1のプリンタの内部構造を示す概略図である。
図5は、図1のプリンタに取り付ける剥離ユニットをケースの内側から見た斜視図である。
図6は、図5の剥離ユニットを開いてラベル紙を取り付けた状態を示す斜視図である。
図7は、図5の剥離ユニットの要部を示す斜視図である。
図8は、図7の要部を矢印F8方向から見た側面図である。
図9は、図5の剥離ユニットを閉じた状態を示す断面図である。
図10は、ラベル紙を正方向に搬送する際の剥離ユニットの動作を説明するための動作説明図である。
図11は、ラベル紙をバックフィードする際の剥離ユニットの動作を説明するための動作説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、ラベルプリンタ100(以下、単にプリンタ100と称する)は、ケース2とカバー4を有する。ケース2はプリンタ100の下部筐体を構成し、カバー4はプリンタの上部筐体を構成する。カバー4は、後端側に設けたヒンジ(図示せず)を介してケース2に接続する。カバー4は、図1に示す閉じ位置と図2に示す開き位置の間で回動可能である。以下の説明では、カバー4を閉じ位置に配置した図1に示す状態で、プリンタ100の排出口9側をフロント側とし、フロント側から見てプリンタ100の上下左右の各方向を規定する。
【0009】
ケース2は、上側が開口した矩形箱状であり、そのフロント側の壁部に、後述する剥離ユニット10(図5、図6)を取り付けるための切欠き部分3を有する。ケース2は、剥離ユニット10を取り付けないときに切欠き部分3に取り付けるフロントパネル5を有する。図1及び図2では、切欠き部分3にフロントパネル5を取り付けた状態を示す。フロントパネル5は、切欠き部分3に対して着脱可能であり、剥離ユニット10と交換することができる。
【0010】
カバー4は、下側が開口した矩形箱状である。カバー4の左右の側壁のフロント側には、それぞれ、カバー4を開くための開放レバー6と、開放レバー6の操作によって動作する固定フック16がある。固定フック16は、カバー4を閉じ位置に配置した状態でケース2側の被係合部に係合し、カバー4を閉じ位置にロックする。カバー4の上壁には、操作・表示パネル7と電源ボタン8がある。
(【0011】以降は省略されています)
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