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公開番号
2025050323
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159042
出願日
2023-09-22
発明の名称
オフセット補正装置およびオフセット補正回路
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G01R
15/20 20060101AFI20250327BHJP(測定;試験)
要約
【課題】オフセットドリフトの増大を抑制し、ひいてはセンサ部の測定精度を向上させることが可能なオフセット補正装置およびオフセット補正回路を提供する。
【解決手段】オフセット補正装置は、センサ部のオフセット補正を行うためのオフセット補正装置であって、入力線と出力線とに接続され、センサ部の計測領域に配置される第1配線部と、第1配線部と並列に接続され、計測領域に配置される第2配線部と、少なくとも第2配線部を導通および不通の何れかに切り替えるスイッチ部と、センサ部のオフセット補正を行うためにスイッチ部を制御する制御部と、を備え、第2配線部は、第1配線部の電流とは逆方向の電流がセンサ部に計測されるように配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
センサ部のオフセット補正を行うためのオフセット補正装置であって、
入力線と出力線とに接続され、前記センサ部の計測領域に配置される第1配線部と、
前記第1配線部と並列に接続され、前記計測領域に配置される第2配線部と、
少なくとも前記第2配線部を導通および不通の何れかに切り替えるスイッチ部と、
前記センサ部のオフセット補正を行うために前記スイッチ部を制御する制御部と、
を備え、
前記第2配線部は、前記第1配線部の電流とは逆方向の電流が前記センサ部に計測されるように配置されている、
オフセット補正装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1配線部は、前記計測領域に配置され、かつ、第1方向に向けて電流が流れるように配置される第1計測部分を有し、
前記第2配線部は、
前記計測領域に配置され、かつ、前記第1方向とは逆方向の第2方向に向けて電流が流れるように配置される第2計測部分と、
前記第2計測部分における前記計測領域に対応する部分の両側にそれぞれ接続される2つの部分と、
を有する、
請求項1に記載のオフセット補正装置。
【請求項3】
前記2つの部分のうちの一方は、前記第1配線部と前記第2配線部との前記入力線側の接続点に接続され、
前記2つの部分のうちの他方は、前記第1配線部と前記第2配線部との前記出力線側の接続点に接続される、
請求項2に記載のオフセット補正装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第2配線部を不通とする第1計測状態となるように前記スイッチ部を制御し、
前記第1計測状態の際の前記センサ部の計測結果に基づいて、前記第2配線部を導通とする第2計測状態となるように前記スイッチ部を制御し、
前記第2計測状態の際の前記センサ部の計測結果に基づいて前記オフセット補正を行う、
請求項1に記載のオフセット補正装置。
【請求項5】
前記スイッチ部は、前記第1配線部を導通および不通の何れかに切り替える第1スイッチと、前記第2配線部を導通および不通の何れかに切り替える第2スイッチと、を有し、
前記制御部は、前記第1計測状態および前記第2計測状態の際に、前記第1配線部を導通とするように前記スイッチ部を制御する、
請求項4に記載のオフセット補正装置。
【請求項6】
前記第2配線部のインピーダンスは、前記第1配線部のインピーダンスと等しい、
請求項1に記載のオフセット補正装置。
【請求項7】
前記入力線は、車両の電源に接続され、
前記出力線は、前記車両の負荷に接続される、
請求項1に記載のオフセット補正装置。
【請求項8】
センサ部のオフセット補正を行うためのオフセット補正回路であって、
入力線と出力線とに接続され、前記センサ部の計測領域に配置される第1配線部と、
前記第1配線部と並列に接続され、前記計測領域に配置される第2配線部と、
少なくとも前記第2配線部を導通および不通の何れかに切り替えるスイッチ部と、
を備え、
前記第2配線部は、前記第1配線部の電流とは逆方向の電流が前記センサ部に計測されるように配置されている、
オフセット補正回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、オフセット補正装置およびオフセット補正回路に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、負荷に電流を供給する回路には、電流を計測可能なセンサ部が設けられることが知られている。センサ部の計測値には、オフセット値が含まれているので、オフセット補正が行われることが一般的である(例えば、特許文献1参照)。通常、オフセット補正は、センサ部に電流が流れていないときに行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-16493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、負荷の動作中に、外乱や温度変化等が発生すると、オフセットドリフトが発生してセンサ部の計測値に、オフセットドリフトに基づくオフセット値が含まれる場合がある。従来の構成では、センサ部に電流が流れているときには、オフセット補正をすることができなかった。そのため、常時、センサ部に電流が流れ続けるように回路が使用される場合、オフセット補正の機会が得られず、オフセットドリフトが増大するという問題が生じる。
【0005】
本開示の目的は、オフセットドリフトの増大を抑制し、ひいてはセンサ部の測定精度を向上させることが可能なオフセット補正装置およびオフセット補正回路を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るオフセット補正装置は、
センサ部のオフセット補正を行うためのオフセット補正装置であって、
入力線と出力線とに接続され、前記センサ部の計測領域に配置される第1配線部と、
前記第1配線部と並列に接続され、前記計測領域に配置される第2配線部と、
少なくとも前記第2配線部を導通および不通の何れかに切り替えるスイッチ部と、
前記センサ部のオフセット補正を行うために前記スイッチ部を制御する制御部と、
を備え、
前記第2配線部は、前記第1配線部の電流とは逆方向の電流が前記センサ部に計測されるように配置されている。
【0007】
本開示に係るオフセット補正回路は、
センサ部のオフセット補正を行うためのオフセット補正回路であって、
入力線と出力線とに接続され、前記センサ部の計測領域に配置される第1配線部と、
前記第1配線部と並列に接続され、前記計測領域に配置される第2配線部と、
少なくとも前記第2配線部を導通および不通の何れかに切り替えるスイッチ部と、
を備え、
前記第2配線部は、前記第1配線部の電流とは逆方向の電流が前記センサ部に計測されるように配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、オフセットドリフトの増大を抑制し、ひいてはセンサ部の計測精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態に係るオフセット補正装置の概略構成を示す図である。
第1計測状態のオフセット補正装置を示す図である。
第2計測状態のオフセット補正装置を示す図である。
本実施の形態に係るオフセット補正装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
変形例に係るオフセット補正装置を示す図である。
変形例に係るオフセット補正装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本開示の実施の形態に係るオフセット補正装置1の概略構成を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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