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公開番号2025049866
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158335
出願日2023-09-22
発明の名称トイレットロール
出願人日本製紙クレシア株式会社
代理人個人,個人
主分類A47K 10/16 20060101AFI20250327BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】積層するプライを水で接着する場合であっても、接着時に破れにくく、使用時にはプライ剥がれしにくく、かつ、触感が良好であるトイレットロールを提供する。
【解決手段】エンボスパターンが付与された2又は3プライのトイレットペーパーをロール状に巻取ったトイレットロールであって、2又は3のプライが水で接着され、トイレットペーパーの坪量が32g/m2以上44g/m2以下であるトイレットロールにより上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンボスパターンが付与された2又は3プライのトイレットペーパーをロール状に巻取ったトイレットロールであって、
前記2又は3のプライが水で接着され、
前記トイレットペーパーの坪量が32g/m

以上44g/m

以下
であることを特徴とするトイレットロール。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記トイレットペーパーの、JIS-P8113に基づく乾燥時の縦方向の引張強さをDMDTとし、乾燥時の横方向の引張強さをDCDTとし、DMDTとDCDTとの積の平方根である(DMDT×DCDT)
1/2
をDGMTとしたとき、
(DGMT/前記トイレットペーパーの坪量×1000)で表わされる値が42以上105以下であることを特徴とする請求項1に記載のトイレットロール。
【請求項3】
前記トイレットペーパーの、一時性湿潤紙力剤の含有率が0.005%以上0.200%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のトイレットロール。
【請求項4】
前記エンボスパターンが、
前記トイレットロール表面側のプライに付与される第一エンボスと、
前記トイレットロール裏面側のプライに付与される第二エンボスを含み、
前記トイレットペーパーにおける、前記第一エンボスの面積率が2%以上15%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のトイレットロール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンボスが付与された2又は3プライを水で接着したトイレットペーパーを巻き取ったトイレットロールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
トイレットペーパーには、表側にいわゆるデコレーションエンボス、裏側にマイクロエンボスを施す等して、更に接合部を糊(グルー)で接着させた2プライのトイレットペーパーが販売されている(特許文献1)。しかし、積層するプライを糊(グルー)で接着させたトイレットペーパーは、糊(グルー)を使用するためトイレットペーパーがごわごわし、触感が悪く感じられる。
【0003】
そこで、糊(グルー)の代わりに水を使用すると触感が良好になるが、プライ間の接着が低下し、プライ剥がれがしやすくなる。そこで、水の塗布量を増やすと、プライ間の接着は良好になる一方で、トイレットペーパーが湿っぽくなり、ペーパーが破れやすくなり、水が乾いた際にペーパーがごわごわしてしまうことがあった。このように、糊(グルー)を使用せず水でプライを接着させるトイレットペーパーでは、プライ剥がれと触感を良好にすることが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4180263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、積層するプライを水で接着する場合であっても、接着時に破れにくく、使用時にはプライ剥がれしにくく、かつ、触感が良好であるトイレットロールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
発明者は鋭意検討を行い、エンボスパターンが付与された2又は3プライのトイレットペーパーをロール状に巻取ったトイレットロールにおいて、プライの接着処理が水接着であり、トイレットペーパーの坪量を所定の数値範囲内とすることで、接着時に破れにくく、使用時にはプライ剥がれしにくく、かつ、触感が良好であるトイレットロールとすることができ、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、以下のものを提供する。
【0007】
(1)本発明の第1の態様は、エンボスパターンが付与された2又は3プライのトイレットペーパーをロール状に巻取ったトイレットロールであって、前記2又は3のプライが水で接着され、前記トイレットペーパーの坪量が32g/m

以上44g/m

以下であることを特徴とするトイレットロールである。
【0008】
(2)本発明の第2の態様は、(1)に記載のトイレットロールであって、前記トイレットペーパーの、JIS-P8113に基づく乾燥時の縦方向の引張強さをDMDTとし、乾燥時の横方向の引張強さをDCDTとし、DMDTとDCDTとの積の平方根である(DMDT×DCDT)
1/2
をDGMTとしたとき、(DGMT/前記トイレットペーパーの坪量×1000)で表わされる値が42以上105以下であることを特徴とするものである。
【0009】
(3)本発明の第3の態様は、(1)又は(2)に記載のトイレットロールであって、前記トイレットペーパーの、一時性湿潤紙力剤の含有率が0.005%以上0.200%以下であることを特徴とするものである。
【0010】
(4)本発明の第4の態様は、(1)又は(2)に記載のトイレットロールであって、
前記トイレットロール表面側のプライに付与される第一エンボスと、前記トイレットロール裏面側のプライに付与される第二エンボスを含み、前記トイレットペーパーにおける、前記第一エンボスの面積率が2%以上15%以下であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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