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公開番号
2025049806
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158246
出願日
2023-09-22
発明の名称
包装箱
出願人
日本トーカンパッケージ株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
5/10 20060101AFI20250327BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】差込片を差込スリットに対して容易に差し込むことが可能な一方で、差込片が差込スリットに差し込まれた後は、差込片が差込スリットに対して係合した状態を良好に維持することが可能な包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱100は、差込スリット40を有する内フラップ20と、差込スリット40に差し込まれる差込片60を有する外フラップ50と、を有し、差込片60は、第1縁部53に配置されているとともに、第1揺動軸AX1から遠ざかる向きに外フラップ本体51から突出しており、差込片60は、差込本体部62と、突出片64と、を有し、差込スリット40は、第1スリット44と、第2スリット46と、を有し、内フラップ20は、第1ガイド片30を有し、内フラップ20において、第2スリット46に対して第1揺動軸AX1から遠い側に隣接している部位は、押圧部22となっている。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
差込スリットを有する内フラップと、前記差込スリットに差し込まれる差込片を有し前記内フラップの外側から重ねて配置される外フラップと、を有する包装箱であって、
前記差込スリットは、前記外フラップの揺動軸である第1揺動軸に沿う方向に延在しており、
前記外フラップは、前記第1揺動軸を含む外フラップ本体を有し、
前記差込片は、前記外フラップにおいて前記第1揺動軸から遠い側の縁部である第1縁部に配置されているとともに、前記第1揺動軸から遠ざかる向きに前記外フラップ本体から突出しており、
前記差込片は、前記外フラップ本体と直に繋がっている差込本体部と、前記差込本体部から前記第1揺動軸に沿う方向に突出していて前記差込本体部を介して前記外フラップ本体と繋がっている突出片と、を有し、
前記差込スリットは、前記差込本体部が差し込まれる第1スリットと、前記突出片が差し込まれる第2スリットと、を有し、
前記内フラップは、前記第1スリットに対して前記第1揺動軸側に隣接して配置されている第1ガイド片を有し、
前記内フラップにおいて、前記第2スリットに対して前記第1揺動軸から遠い側に隣接している部位は、前記差込スリットに対して前記差込片が差し込まれる際に前記突出片を厚み方向に押圧する押圧部となっている包装箱。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記内フラップは、前記第2スリットに対して前記第1揺動軸側に隣接して配置されている第2ガイド片と、前記第1スリットと前記第2スリットとの境界から前記第1揺動軸側に延出している第3スリットと、を有する請求項1に記載の包装箱。
【請求項3】
前記第1揺動軸に沿う方向において、前記差込スリットの寸法が、前記差込片の寸法以上である請求項1又は2に記載の包装箱。
【請求項4】
前記差込本体部と前記突出片との境界には第1罫線が形成されており、
前記第1罫線は、前記差込片の突出方向に向かうにつれて、前記差込本体部側に向けて傾斜している請求項1又は2に記載の包装箱。
【請求項5】
前記差込片を前記差込スリットに対して一番深く差し込んだ状態において、
前記第1罫線と、前記第1ガイド片における前記突出片の突出方向側の端と、が重なるか、
又は、
前記第1ガイド片における前記突出片の突出方向側の前記端が、前記第1罫線よりも、前記突出片の突出方向の反対側に位置する請求項4に記載の包装箱。
【請求項6】
当該包装箱は段ボール箱であり、
前記第1罫線は段目方向に対して交差する方向に延在している請求項4に記載の包装箱。
【請求項7】
前記突出片の全体が、前記外フラップ本体から離間している請求項1又は2に記載の包装箱。
【請求項8】
前記第1ガイド片は、前記第1スリットよりも前記第1揺動軸側に位置する第1ガイド片揺動軸を軸として揺動可能であり、
前記第1ガイド片の一部分は、当該第1ガイド片における前記第2スリット側の端部において、前記第1ガイド片揺動軸から遠ざかる向きに突出している第1ガイド片突出部となっており、
前記第2スリットにおける前記第1ガイド片側の端は、前記第1ガイド片突出部における前記第1ガイド片揺動軸から遠い側の端部よりも、前記第1ガイド片揺動軸側に配置されている請求項1又は2に記載の包装箱。
【請求項9】
前記第1ガイド片は、前記第1スリットよりも前記第1揺動軸側に位置する第1ガイド片揺動軸を軸として揺動可能であり、
前記第1ガイド片の一部分は、当該第1ガイド片における前記第1ガイド片揺動軸から遠い側の端部において、前記第2スリット側に向けて突出している第2ガイド片突出部となっている請求項1又は2に記載の包装箱。
【請求項10】
前記第2ガイド片は、前記第2スリットよりも前記第1揺動軸側に位置する第2ガイド片揺動軸を軸として揺動可能である請求項1又は2に記載の包装箱。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)
【背景技術】
【0002】
差込スリットを有する内フラップと、差込スリットに差し込まれる差込片を有し内フラップの外側から重ねて配置される外フラップと、を有する包装箱は、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-355321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者の検討によれば、特許文献1に記載の包装箱では、差込スリットに対する差込片の差し込みやすさの観点で、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、差込片を差込スリットに対して容易に差し込むことが可能な一方で、差込片が差込スリットに差し込まれた後は、差込片が差込スリットに対して係合した状態を良好に維持することが可能な包装箱に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、差込スリットを有する内フラップと、前記差込スリットに差し込まれる差込片を有し前記内フラップの外側から重ねて配置される外フラップと、を有する包装箱であって、
前記差込スリットは、前記外フラップの揺動軸である第1揺動軸に沿う方向に延在しており、
前記外フラップは、前記第1揺動軸を含む外フラップ本体を有し、
前記差込片は、前記外フラップにおいて前記第1揺動軸から遠い側の縁部である第1縁部に配置されているとともに、前記第1揺動軸から遠ざかる向きに前記外フラップ本体から突出しており、
前記差込片は、前記外フラップ本体と直に繋がっている差込本体部と、前記差込本体部から前記第1揺動軸に沿う方向に突出していて前記差込本体部を介して前記外フラップ本体と繋がっている突出片と、を有し、
前記差込スリットは、前記差込本体部が差し込まれる第1スリットと、前記突出片が差し込まれる第2スリットと、を有し、
前記内フラップは、前記第1スリットに対して前記第1揺動軸側に隣接して配置されている第1ガイド片を有し、
前記内フラップにおいて、前記第2スリットに対して前記第1揺動軸から遠い側に隣接している部位は、前記差込スリットに対して前記差込片が差し込まれる際に前記突出片を厚み方向に押圧する押圧部となっている包装箱に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、差込片を差込スリットに対して容易に差し込むことが可能な一方で、差込片が差込スリットに差し込まれた後は、差込片が差込スリットに対して係合した状態を良好に維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る包装箱を天面側から視た斜視図である。
実施形態に係る包装箱を底面側から視た斜視図である。
実施形態に係る包装箱の側面図である。
実施形態に係る包装箱の底面図である。
実施形態に係る包装箱の展開図である。
実施形態に係る包装箱を平坦に折り畳んだ状態を示す図である。
実施形態に係る包装箱の展開図であり、一の内フラップ及びその周辺構造を、包装箱の内面となる側から視た図である。
実施形態に係る包装箱の展開図であり、一の外フラップ及びその周辺構造を、包装箱の内面となる側から視た図である。
実施形態に係る包装箱の展開図であり、一の差込スリット及びその周辺構造を、包装箱の内面となる面側から視た図である。
実施形態に係る包装箱の展開図であり、一の差込片及びその周辺構造を、包装箱の内面となる内面側から視た図である。
図11(a)は包装箱の部分拡大の底面図(包装箱の外面側から視た図)であり、図11(b)は包装箱の部分拡大の底面図(包装箱の内面側から視た図)である。
図12(a)及び図12(b)は実施形態における差込スリットに差込片が差し込まれる前の状態を示す図であり、このうち図12(a)は差込スリット、差込片及びその周辺構造を包装箱の内面側から視た図であり、図12(b)は図12(a)に示すA-A線に沿った切断端面図である。
図13(a)及び図13(b)は実施形態における差込スリットに差込片の先端部までが差し込まれた状態を示す図であり、このうち図13(a)は差込スリット、差込片及びその周辺構造を包装箱の内面側から視た図であり、図13(b)は図13(a)に示すA-A線に沿った切断端面図である。
図14(a)及び図14(b)は実施形態における差込スリットに差込片の中間部までが差し込まれた状態を示す図であり、このうち図14(a)は差込スリット、差込片及びその周辺構造を包装箱の内面側から視た図であり、図14(b)は図14(a)に示すA-A線に沿った切断端面図である。
図15(a)及び図15(b)は実施形態における差込スリットに差込片が一番深く差し込まれた状態を示す図であり、このうち図15(a)は差込スリット、差込片及びその周辺構造を包装箱の内面側から視た図であり、図15(b)は図15(a)に示すA-A線に沿った切断端面図である。
図16(a)及び図16(b)は実施形態における差込スリットに差込片が係合した状態を示す図であり、このうち図16(a)は差込スリット、差込片及びその周辺構造を包装箱の内面側から視た図であり、図16(b)は図16(a)に示すA-A線に沿った切断端面図である。
図16(a)に示すB-B線に沿った切断端面図である。
差込スリットに差込片が係合した状態を、包装箱の内面側から視た図である。
実施形態における突出片が起立した状態を示す斜視図であり、内フラップの図示を省略している。
図20(a)は実施形態における押圧片及びその周辺構造を示す底面図(包装箱の外面側から視た図)であり、図20(b)は図20(a)に示すA-A線に沿った切断端面図であり、図20(c)は図20(b)に示す状態から底面部上に内容物が配置された状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。
また、本発明において、包装箱100の各構成要素の位置関係(上下関係等)の説明は、特に断りのない場合は包装箱100を図1から図4のように組み立てた状態での位置関係を説明したものである。
また、以下の説明において、包装箱100の内部側(後述する収容領域19側)を内方、包装箱100の内部側(同上)とは反対側を外方という場合がある。同様に、包装箱100の内部側(同上)の面を内面(内面側)、内面とは反対側の面を外面(外面側)という場合がある。
また、本実施形態で用いる各図面は、本発明の包装箱100の構成、形状、当該包装箱100を構成する各部材の配置を例示するものであり、本発明を限定するものではない。また、各図面は、包装箱100の長さ、幅、高さといった寸法比を必ずしも正確に表すものではない。
また、本明細書における「直交」及び「平行」は、本発明が属する技術分野において許容される誤差の範囲を含むものとする。例えば、本明細書の「直交」及び「平行」とは、特に断りがない限り、厳密な直交又は平行に対して±10°未満の範囲内であること等を意味する。なお、厳密な直交、又は厳密な平行からの誤差は、±5°以下であることが好ましく、±3°以下であることがより好ましい。
【0010】
図1から図5のいずれかに示すように、本実施形態に係る包装箱100は、差込スリット40を有する内フラップ20(例えば、後述する下側内フラップ20a、20b)と、差込スリット40に差し込まれる差込片60を有し内フラップ20の外側から重ねて配置される外フラップ50(例えば、後述する下側外フラップ50a、50b)と、を有する。
差込スリット40は、外フラップ50の揺動軸である第1揺動軸AX1(図2及び図8等参照)に沿う方向に延在している。外フラップ50は、第1揺動軸AX1を含む外フラップ本体51を有する。
差込片60は、外フラップ50において第1揺動軸AX1から遠い側(図8における上側)の縁部である第1縁部53に配置されているとともに、第1揺動軸AX1から遠ざかる向きに外フラップ本体51から突出している。
差込片60は、外フラップ本体51と直に繋がっている差込本体部62と、差込本体部62から第1揺動軸AX1に沿う方向に突出していて差込本体部62を介して外フラップ本体51と繋がっている突出片64と、を有する。
差込スリット40は、差込本体部62が差し込まれる第1スリット44と、突出片64が差し込まれる第2スリット46と、を有する。
図7に示すように、内フラップ20は、第1スリット44に対して第1揺動軸AX1側に隣接して配置されている第1ガイド片30を有する。
また、内フラップ20において、第2スリット46に対して第1揺動軸AX1から遠い側に隣接している部位は、差込スリット40に対して差込片60が差し込まれる際に突出片64を厚み方向(押圧部22の厚み方向)に押圧する押圧部22となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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