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公開番号
2025048685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023189852
出願日
2023-11-07
発明の名称
固定具
出願人
株式会社ディスコ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F16B
21/04 20060101AFI20250326BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】アルミフレームに対象物を容易に固定することができる固定具を提供すること。
【解決手段】固定具1は、アルミフレームの外面に対して垂直な方向でアルミフレームの溝に挿入可能で、溝内で軸心周りに回転可能な柱部2と、柱部2の一端に設けられ、一方の面311に指で摘まむことが可能なツマミ部32を有し、他方の面312が柱部2を溝に挿入した際に対象物を介して外面に外側から当接する板状の基部3と、柱部2の他端に設けられ、柱部2と直交する第1の方向11に柱部2を挟んで延在するように設けられ、溝の延在方向に対して第1の方向11が平行な向きとした際には溝に挿入可能であり、溝の延在方向に対して第1の方向11が直交する第2の向きとした際には溝に挿入も取り出しもできない係合部4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
角柱が延在する方向の外面に平行に開口部よりも底部が広がるT型の溝が形成されたアルミフレームに対象物を固定するための固定具であって、
該外面に対して垂直な方向で該溝に挿入可能で、該溝内で軸周りに回転可能な柱部と、
該柱部の一端に設けられ、一方の面に指で摘まむことが可能なツマミ部を有し、他方の面が該柱部を該溝に挿入した際に該対象物を介して該外面に外側から当接する板状の基部と、
該柱部の他端に設けられ、該柱部と直交する第1の方向に該柱部を挟んで延在するように設けられ、該溝の延在方向に対して該第1の方向が平行な向きとした際には該溝に挿入可能であり、該溝の延在方向に対して該第1の方向が直交する第2の向きとした際には該溝に挿入も取り出しもできない係合部と、を備え、
該溝の延在方向に対して該第1の方向が平行な向きとした状態で該係合部および該柱部を該溝に挿入して、該対象物を該アルミフレームの該外面と該基部の該他方の面とで挟圧し、該基部の該ツマミ部によって該係合部を該溝の延在方向に対して該第1の方向が直交する第2の向きとなるように回転させることで該溝に該対象物を固定することを特徴とする固定具。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
該柱部の延在方向の長さは、該対象物が挟圧される領域の該対象物の厚さに、該アルミフレームの該外面から該溝が拡径するまでの該溝の幅方向内壁の長さを加えた長さ以上であることを特徴とする請求項1に記載の固定具。
【請求項3】
該ツマミ部は、取り外し可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固定具。
【請求項4】
該係合部の該基部側の両端に段差が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固定具。
【請求項5】
該基部の該他方の面の該外面に当設する領域に弾性変形可能な当接部を有することを特徴とする請求項1に記載の固定具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルミフレームに対象物を固定するための固定具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に加工装置の骨組みとしてアルミフレームが用いられる。このアルミフレームに別部品を取り付ける際には、アルミフレームに形成されている凹型のT溝に凸型のTナットを挿入し、Tナットに部品をねじ止めする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-82262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このようなTナットとねじによって固定する方法では、Tナットの挿入、Tナットの位置固定、工具を使ったねじ止めといった多くの作業を要するため、手間が掛かり、作業時間を要するという問題がある。そのため、アルミフレームに部品を固定する際に、簡便に部品を固定できる固定具が提供されるべきという課題がある。
【0005】
本発明の目的は、アルミフレームに対象物を容易に固定することができる固定具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の固定具は、角柱が延在する方向の外面に平行に開口部よりも底部が広がるT型の溝が形成されたアルミフレームに対象物を固定するための固定具であって、該外面に対して垂直な方向で該溝に挿入可能で、該溝内で軸周りに回転可能な柱部と、該柱部の一端に設けられ、一方の面に指で摘まむことが可能なツマミ部を有し、他方の面が該柱部を該溝に挿入した際に該対象物を介して該外面に外側から当接する板状の基部と、該柱部の他端に設けられ、該柱部と直交する第1の方向に該柱部を挟んで延在するように設けられ、該溝の延在方向に対して該第1の方向が平行な向きとした際には該溝に挿入可能であり、該溝の延在方向に対して該第1の方向が直交する第2の向きとした際には該溝に挿入も取り出しもできない係合部と、を備え、該溝の延在方向に対して該第1の方向が平行な向きとした状態で該係合部および該柱部を該溝に挿入して、該対象物を該アルミフレームの該外面と該基部の該他方の面とで挟圧し、該基部の該ツマミ部によって該係合部を該溝の延在方向に対して該第1の方向が直交する第2の向きとなるように回転させることで該溝に該対象物を固定することを特徴とする。
【0007】
前記固定具において、該柱部の延在方向の長さは、該対象物が挟圧される領域の該対象物の厚さに、該アルミフレームの該外面から該溝が拡径するまでの該溝の幅方向内壁の長さを加えた長さ以上でも良い。
【0008】
前記固定具において、該ツマミ部は、取り外し可能でも良い。
【0009】
前記固定具において、該係合部の該基部側の両端に段差が形成されても良い。
【0010】
前記固定具において、該基部の該他方の面の該外面に当設する領域に弾性変形可能な当接部を有しても良い。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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