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公開番号
2025073346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184046
出願日
2023-10-26
発明の名称
加工装置
出願人
株式会社ディスコ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B23Q
11/08 20060101AFI20250502BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】カバーに切削屑が固着することを抑制することができる加工装置を提供すること。
【解決手段】加工装置1は、保持ユニット10で保持された被加工物を切削加工する第一切削ユニット20-1と、保持ユニット10で保持された被加工物を切削加工する第二切削ユニット20-2と、保持ユニット10と第一切削ユニット20-1と第二切削ユニット20-2とを収容する加工室30と、加工室30の天井部に配置され第一切削ユニット20-1と第二切削ユニット20-2との間でY軸方向において伸縮自在な蛇腹カバー62とを備え、加工室30には、Y軸方向に直交するX軸方向の一端側に加工室30内へのアクセスを許容する開口が形成され、蛇腹カバー62は、X軸方向において開口側から加工室30内部側に向かって下がる向きに傾斜する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
加工装置であって、
被加工物を保持する保持ユニットと、
該保持ユニットで保持された被加工物を加工する第一加工ユニットと、
該保持ユニットで保持された被加工物を加工する第二加工ユニットと、
該第一加工ユニットと該第二加工ユニットとはY軸方向で対面して配置され、
該保持ユニットと該第一加工ユニットと該第二加工ユニットとを収容する加工室と、
該加工室の天井部に配置されるとともに該第一加工ユニットと該第二加工ユニットとの間で該Y軸方向において伸縮自在なカバーと、を備え、
該加工室には、該Y軸方向に直交するX軸方向の一端側に該加工室内へのアクセスを許容する開口が形成され、
該カバーは、該X軸方向において該開口側から該加工室内部側に向かって下がる向きに傾斜する、加工装置。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
該第一加工ユニットは、被加工物を切削する第一切削ブレードが先端に着脱自在に固定される第一スピンドルを有し、
該第二加工ユニットは、被加工物を切削する第二切削ブレードが先端に着脱自在に固定される第二スピンドルを有した、請求項1に記載の加工装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
切削ブレードを有する切削ユニットを2つ備え、切削ユニットを互いに対面させて配置する切削装置が広く利用されており、両切削ユニット間には、蛇腹カバー(例えば、特許文献1参照)や巻き癖のついたシート材のカバー(例えば、特許文献2参照)が配設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-143294号公報
特開2002-28073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1及び特許文献2に示されたカバーは、付着した排液が乾燥することで、排液に含まれた切削屑が固着してカバーを損傷させたりするおそれもあり、改善が望まれている。
【0005】
本発明の目的は、カバーに切削屑が固着することを抑制することができる加工装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加工装置は、加工装置であって、被加工物を保持する保持ユニットと、該保持ユニットで保持された被加工物を加工する第一加工ユニットと、該保持ユニットで保持された被加工物を加工する第二加工ユニットと、該第一加工ユニットと該第二加工ユニットとはY軸方向で対面して配置され、該保持ユニットと該第一加工ユニットと該第二加工ユニットとを収容する加工室と、該加工室の天井部に配置されるとともに該第一加工ユニットと該第二加工ユニットとの間で該Y軸方向において伸縮自在なカバーと、を備え、該加工室には、該Y軸方向に直交するX軸方向の一端側に該加工室内へのアクセスを許容する開口が形成され、該カバーは、該X軸方向において該開口側から該加工室内部側に向かって下がる向きに傾斜することを特徴とする。
【0007】
前記加工装置では、該第一加工ユニットは、被加工物を切削する第一切削ブレードが先端に着脱自在に固定される第一スピンドルを有し、該第二加工ユニットは、被加工物を切削する第二切削ブレードが先端に着脱自在に固定される第二スピンドルを有しても良い。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、カバーに切削屑が固着することを抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。
図2は、図1に示された加工装置の壁部材の一部を切り欠いて模式的に示す斜視図である。
図3は、図1に示された加工装置の要部を一部断面で模式的に示す正面図である。
図4は、図3に示された加工装置の要部を一部断面で模式的に示す側面図である。
図5は、図2に示されたカバーユニットの構成例を示す斜視図である。
図6は、図5に示されたカバーユニットの蛇腹カバーが伸長した状態を模式的に示す側面図である。
図7は、図5に示されたカバーユニットの蛇腹カバーが縮小した状態を模式的に示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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