TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025047244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155630
出願日
2023-09-21
発明の名称
受信装置、放送システム、および、受信方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
21/462 20110101AFI20250326BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】放送の選局と同様の操作により通信で提供される放送サービスを受けられるようにする。
【解決手段】受信処理部は、放送波を受信して得られる受信信号から放送コンポーネントを取得し、通信処理部は、通信ネットワークで配信される通信コンポーネントを取得し、出力処理部は、取得された放送コンポーネントまたは通信コンポーネントを出力し、選局管理部は、チャンネルごとに受信信号を受信できるか否かを示す放送受信可否情報と、選局された選局チャンネルが受信信号を受信できるか否かを判定し、選局チャンネルが受信信号を受信できるとき、受信処理部に放送コンポーネントを取得させ、選局チャンネルが受信信号を受信できないとき、選局チャンネルに係る取得情報を用いて通信処理部に通信コンポーネントを取得させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
放送波を受信して得られる受信信号から放送コンポーネントを取得する受信処理部と、
通信ネットワークで配信される通信コンポーネントを取得する通信処理部と、
取得された前記放送コンポーネントまたは前記通信コンポーネントを出力する出力処理部と、
選局管理部と、を備え、
前記選局管理部は、
チャンネルごとに前記受信信号を受信できるか否かを示す放送受信可否情報と、前記放送コンポーネントと並行して配信される前記通信コンポーネントの取得に係る取得情報とを示すサービス情報を含むサービスリストを参照し、
選局された選局チャンネルが前記受信信号を受信できるか否かを判定し、
前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できるとき、前記受信処理部に前記放送コンポーネントを取得させ、
前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できないとき、前記サービスリストを用いて、前記選局チャンネルに係る前記取得情報を特定し、前記通信処理部に前記通信コンポーネントを取得させる
受信装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記選局管理部は、前記受信信号を受信できる放送受信可能チャンネルを探索し、
チャンネルごとに前記取得情報を示すサービス情報を取得し、
前記放送受信可能チャンネルに該当しない放送サービス情報に係るチャンネルを放送受信不能チャンネルと判定する
請求項1に記載の受信装置。
【請求項3】
前記選局管理部は、
自装置が使用される地域を特定し、
前記地域において放送サービスが提供されるチャンネルに係る前記サービス情報を取得する
請求項1に記載の受信装置。
【請求項4】
前記選局管理部は、
前記受信信号で伝送される制御情報から抽出される地域コードに基づいて前記地域を特定する
請求項3に記載の受信装置。
【請求項5】
前記選局管理部は、
各地域について、放送サービスが提供されるチャンネルに係るサービス情報を保存するサービス情報管理装置から
特定した地域に対応する前記サービス情報を取得する
請求項4に記載の受信装置。
【請求項6】
前記選局管理部は、
前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できないとき、
当該選局チャンネルに係る前記取得情報に示されるアプリケーションプログラムに従って、前記通信処理部に前記通信コンポーネントを取得させ、前記出力処理部に当該通信コンポーネントを出力させる
請求項1に記載の受信装置。
【請求項7】
前記放送コンポーネントを伝送する放送波を送出する放送設備と、
請求項1に記載の受信装置と、を備える
放送システム。
【請求項8】
前記放送コンポーネントと共通の前記通信コンポーネントを前記通信ネットワークに送出する配信装置を備える
請求項7に記載の放送システム。
【請求項9】
受信装置における受信方法であって、
前記受信装置は、
チャンネルごとに放送波を受信して得られる受信信号を受信できるか否かを示す放送受信可否情報と、放送コンポーネントと並行して通信ネットワークで配信される通信コンポーネントの取得に係る取得情報とを示すサービス情報を含むサービスリストを参照し、
選局された選局チャンネルが前記受信信号を受信できるか否かを判定するステップと、
前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できるとき、前記受信信号から前記放送コンポーネントを取得するステップと、
前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できないとき、前記サービスリストを用いて、前記選局チャンネルに係る前記取得情報を特定し、前記通信ネットワークで配信される前記通信コンポーネントを取得するステップと、
取得された前記放送コンポーネントまたは前記通信コンポーネントを出力するステップと、を実行する
受信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、受信装置、放送システム、および、受信方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
地上波テレビジョン放送は、テレビ塔から放射される放送波を直接または中継局を経由して個々の受信装置に伝達することにより提供される。受信装置は、通例、使用開始前にチャンネルスキャンを実行し、周波数を変更しながら放送波を受信できる放送局のチャンネルを検出し、検出したチャンネルをサービスリストに登録する。受信装置は、サービスリストに登録されたチャンネルから、選局操作により選ばれたチャンネルで提供される放送波を受信する(非特許文献1参照)。
【0003】
山間部など、周囲の地形により電波が遮蔽される難視聴地域では、放送局からの放送波を受信するための小規模放送局(いわゆるミニサテライト局)または共聴施設(以下、「小規模放送局等」と総称する)が設置されることがある。小規模放送局等の世帯カバー率は全世帯の5%と低いのに対し、維持経費は全費用の50%に及ぶことがある。放送波に頼った放送を続けることは、設備のコストとの関係により困難になっている。代替手段として、IPユニキャスト伝送、ケーブルテレビのネットワークでの伝送、人工衛星を用いた再送信などが検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
地上デジタルテレビジョン放送運用規定 技術資料,ARIB TR-B14 6.6版(第一分冊),2019年12月5日,一般社団法人 電波産業会
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
小規模放送局等での放送を通信によるIPユニキャスト伝送に代替する場合、小規模放送局等が撤去されると、難視聴地域では放送波が受信機に届かなくなる。たとえ通信による放送サービスが提供されていたとしても、受信機は、提供元の放送局を知得することができない。また、ユーザは、チャンネルスキャンにより検出できない放送局の存在を知得することすらできない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は上記の課題を解決するためになされたものであり、本願の一態様は、放送波を受信して得られる受信信号から放送コンポーネントを取得する受信処理部と、通信ネットワークで配信される通信コンポーネントを取得する通信処理部と、取得された前記放送コンポーネントまたは前記通信コンポーネントを出力する出力処理部と、選局管理部と、を備え、前記選局管理部は、チャンネルごとに前記受信信号を受信できるか否かを示す放送受信可否情報と、前記放送コンポーネントと並行して配信される前記通信コンポーネントの取得に係る取得情報とを示すサービス情報を含むサービスリストを参照し、選局された選局チャンネルが前記受信信号を受信できるか否かを判定し、前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できるとき、前記受信処理部に前記放送コンポーネントを取得させ、前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できないとき、前記サービスリストを用いて、前記選局チャンネルに係る前記取得情報を特定し、前記通信処理部に前記通信コンポーネントを取得させる受信装置である。
【0007】
本願の他の態様は、受信装置における受信方法であって、前記受信装置は、チャンネルごとに放送波を受信して得られる受信信号を受信できるか否かを示す放送受信可否情報と、放送コンポーネントと並行して通信ネットワークで配信される通信コンポーネントの取得に係る取得情報とを示すサービス情報を含むサービスリストを参照し、選局された選局チャンネルが前記受信信号を受信できるか否かを判定するステップと、前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できるとき、前記受信信号から前記放送コンポーネントを取得するステップと、前記選局チャンネルが前記受信信号を受信できないとき、前記サービスリストを用いて、前記選局チャンネルに係る前記取得情報を特定し、前記通信ネットワークで配信される前記通信コンポーネントを取得ステップと、取得された前記放送コンポーネントまたは前記通信コンポーネントを出力するステップと、を実行する受信方法。
【発明の効果】
【0008】
本願の一実施形態によれば、放送の選局と同様の操作により通信で提供される放送サービスを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る放送システムの機能構成例を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係る放送局登録から選局までの過程を例示する説明図である。
本実施形態に係るチャンネルスキャン処理の例を説明するための説明図である。
本実施形態に係る受信装置の地域設定例を説明するための説明図である。
本実施形態に係るサービス情報を例示する図である。
本実施形態に係るサービスリストの一例を示す図である。
本実施形態に係る受信装置の選局時における動作例を示す図である。
本実施形態に係るサービスリスト取得処理の例示するフローチャートである。
本実施形態に係る受信確認処理を例示するフローチャートである。
本実施形態に係る受信不可放送局の確認処理を例示するフローチャートである。
本実施形態に係る選局動作を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本願の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る放送システムS1の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システムS1の機能構成例を示す概略ブロック図である。放送システムS1は、受信装置10と、放送装置20と、配信装置30と、を備える。
放送装置20は、主に放送事業者の放送局に設置され、放送サービスの提供に用いられる放送設備を構成する。放送サービスでは、放送ネットワークを用いて放送番組のコンテンツが提供される。放送番組のコンテンツは、通例、複数のコンポーネント(component)を構成要素として含むパッケージ(package)として構成される。複数のコンポーネントには、放送番組の音声データと映像データが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シャープ株式会社
照明装置
今日
シャープ株式会社
空調制御システム
今日
シャープ株式会社
騒音低減装置および掃除機
3日前
シャープ株式会社
騒音低減装置および掃除機
3日前
シャープ株式会社
表示装置およびその制御方法
5日前
シャープ株式会社
空調制御システム及び空気調和機
今日
シャープ株式会社
回転ブラシ、掃除機及び吸込口体
今日
シャープ株式会社
表示装置および表示装置の制御方法
5日前
シャープ株式会社
端末装置、および、方法、集積回路
今日
シャープ株式会社
端末装置、方法、および、集積回路
今日
シャープ株式会社
UE(User Equipment)
今日
シャープ株式会社
受信装置、放送システム、および、受信方法
4日前
シャープ株式会社
3Dデータ符号化装置および3Dデータ復号装置
3日前
シャープ株式会社
3Dデータ復号装置および3Dデータ符号化装置
5日前
シャープ株式会社
情報処理装置、帳票登録システム、及び帳票登録方法
今日
シャープ株式会社
掃除機の吸込口体、掃除機及び自走式掃除機の吸込口構造
今日
シャープ株式会社
ホワイトバランス補正装置およびホワイトバランス補正方法
今日
シャープ株式会社
画像処理システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
3日前
シャープ株式会社
画像処理システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
3日前
シャープ株式会社
文字処理システム、文字処理方法、及び文字処理プログラム
3日前
シャープ株式会社
画像処理システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
3日前
シャープ株式会社
情報処理装置、テレビジョン受像機、情報処理方法、およびプログラム
4日前
個人
防犯AIプラグイン
3日前
個人
音声による制御装置
24日前
個人
コメント配信システム
17日前
個人
インターホンシステム
1か月前
個人
電気音響変換装置
13日前
株式会社奥村組
通信設備
1か月前
株式会社SEtech
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
日本放送協会
無線通信装置
3日前
オムロン株式会社
通信装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
個人
無線中継赤外線コピーリモコン
今日
続きを見る
他の特許を見る