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公開番号
2025046010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023154132
出願日
2023-09-21
発明の名称
水中作業支援装置及び水中作業支援方法
出願人
五洋建設株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B63C
11/02 20060101AFI20250326BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】効率的に潜水士に有用な情報を提供できる水中作業支援装置及び水中作業支援方法の提供。
【解決手段】この水中作業支援装置1は、水上に浮かべた浮体10と、浮体に搭載された投影手段11と、浮体10の位置及び方向を計測する浮体姿勢計測手段と、潜水士4の位置及び方向を計測する支援対象姿勢計測手段と、投影手段11から投影される画像6の投影位置及び方向を制御する投影制御手段とを備え、浮体姿勢情報と支援対象姿勢情報とに基づいて潜水士4に対し的確な投影位置及び方向に画像6を投影するようにしている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
支援対象の水中での作業を支援する水中作業支援装置において、
水上に浮かべた浮体と、該浮体に搭載された投影手段と、前記浮体の位置及び方向を計測する浮体姿勢計測手段と、前記支援対象の位置及び方向を計測する支援対象姿勢計測手段と、前記投影手段から投影される画像の投影位置及び方向を制御する投影制御手段とを備え、
該投影制御手段は、前記浮体姿勢計測手段による浮体姿勢情報と、前記支援対象姿勢計測手段による支援対象姿勢情報とに基づいて前記支援対象に対し的確な投影位置及び方向に前記画像を投影するようにしたことを特徴とする水中作業支援装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記支援対象の状態を計測する支援対象状況検知手段を備え、
前記投影制御手段は、該支援対象状況検知手段からの情報を表示した画像を投影させる請求項1に記載の水中作業支援装置。
【請求項3】
支援対象の水中での作業を支援する水中作業支援方法において、
水上に浮かべた浮体の位置及び方向を浮体姿勢計測手段によって計測するとともに、前記支援対象の位置及び方向を支援対象姿勢計測手段によって計測し、
前記浮体姿勢計測手段による浮体姿勢情報と、前記支援対象姿勢計測手段による支援対象姿勢情報とに基づいて前記浮体に搭載された投影手段より前記支援対象に対し的確な投影位置及び方向に前記支援対象に有用な画像を投影し、前記支援対象をガイドすることを特徴としてなる水中作業支援方法。
【請求項4】
前記支援対象に有用な画像として前記支援対象の予定進路を投影する請求項3に記載の水中作業支援方法。
【請求項5】
前記支援対象に有用な画像として前記支援対象の作業時間に関する情報を投影する請求項3に記載の水中作業支援方法。
【請求項6】
前記支援対象に有用な画像として前記支援対象の深度に関する情報を投影する請求項3に記載の水中作業支援方法。
【請求項7】
前記支援対象に有用な画像として互いに交差する複数の線によって形成されたメッシュ画像を投影する請求項3に記載の水中作業支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、潜水士による水中作業を支援するための水中作業支援装置及び水中作業支援方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
海洋工事等では、潜水士による作業が必要な場合が多々あり、その際、水中で作業する潜水士に対し水上の船舶等から支援情報を提供することで潜水士の安全性や作業効率の向上を図っている。
【0003】
従来、潜水士に対する支援情報の提供は、防水・耐圧機能を有する情報端末を潜水士に携行させ、情報端末に送信された潜水時間、水深、水温、潜水回数等の情報を潜水士が視認するようにしたものや、音声で情報を伝達するものなどが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
また、潜水士が自身の位置を特定する方法としては、それぞれ固有の超音波を発信する複数の発信装置を水底に設置しておき、各発信装置から発信された固有の超音波の潜水士が携行する端末までの到達時間に基づいて潜水士の位置を特定するものも開発されている(例えば、特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-196259号公報
特開2003-172629号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の如き従来の技術では、作業によっては水中で端末を操作することが難しい場合があり、必要な時に支援情報を的確に把握できないことが生じ得るおそれがあった。
【0007】
また、水中では、自身の位置を相対的に把握するための情報が得られ難く、潜水士が自身の位置や方向を見失い易く、作業効率が悪いという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、このような従来の問題に鑑み、効率的に潜水士に有用な情報を提供できる水中作業支援装置及び水中作業支援方法の提供を目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の如き従来の問題を解決するための請求項1に記載の発明の特徴は、支援対象の水中での作業を支援する水中作業支援装置において、水上に浮かべた浮体と、該浮体に搭載された投影手段と、前記浮体の位置及び方向を計測する浮体姿勢計測手段と、前記支援対象の位置及び方向を計測する支援対象姿勢計測手段と、前記投影手段から投影される画像の投影位置及び方向を制御する投影制御手段とを備え、該投影制御手段は、前記浮体姿勢計測手段による浮体姿勢情報と、前記支援対象姿勢計測手段による支援対象姿勢情報とに基づいて前記支援対象に対し的確な投影位置及び方向に前記画像を投影するようにしたことにある。
【0010】
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記支援対象の状態を計測する支援対象状況検知手段を備え、前記投影制御手段は、該支援対象状況検知手段からの情報を表示した画像を投影させることにある。
(【0011】以降は省略されています)
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