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公開番号2025046006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023154128
出願日2023-09-21
発明の名称印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類A45D 29/18 20060101AFI20250326BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】爪の色の違いに対応して良好な仕上がりの印刷を行う。
【解決手段】制御装置(印刷制御装置)10が、ネイルデザイン(デザインD)を印刷する「第1の印刷」後の爪Tの色情報を取得する取得手段、取得された色情報とネイルデザイン(デザインD)に予め設定されている色情報との差分を算出する算出手段、算出された差分に基づいて、次にネイルデザイン(デザインD)を印刷する「第2の印刷」時のネイルデザイン(デザインD)の印刷濃度を補正する補正手段、として機能する制御部11を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ネイルデザインを印刷する第1の印刷後の爪の色情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された色情報と、前記ネイルデザインに予め設定されている色情報との差分を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された差分に基づいて、次に前記ネイルデザインを印刷する第2の印刷時の前記ネイルデザインの印刷濃度を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする印刷制御装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記補正手段は、前記ネイルデザインの印刷濃度を、前記ネイルデザインを構成する各色単位で補正する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
【請求項3】
前記取得手段は、前記爪を複数の領域に分割し、前記爪の色情報を前記領域ごとに取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷制御装置と、
爪に前記ネイルデザインの印刷を行う印刷手段と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
ネイルデザインを印刷する第1の印刷後の爪を撮像して、第1の印刷後の爪画像を取得する撮像手段を備えている、
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
ネイルデザインを印刷する第1の印刷後の爪の色情報を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された色情報と、前記ネイルデザインに予め設定されている色情報との差分を算出する算出工程と、
前記算出工程において算出された差分に基づいて、次に前記ネイルデザインを印刷する第2の印刷時の前記ネイルデザインの印刷濃度を補正する補正工程と、
を含んでいることを特徴とする印刷制御方法。
【請求項7】
コンピュータに、
ネイルデザインを印刷する第1の印刷後の爪の色情報を取得する取得機能と、
前記取得機能により取得された色情報と、前記ネイルデザインに予め設定されている色情報との差分を算出する算出機能と、
前記算出機能により算出された差分に基づいて、次に前記ネイルデザインを印刷する第2の印刷時の前記ネイルデザインの印刷濃度を補正する補正機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インクジェット方式の印刷ヘッドにより指の爪等にデザインの印刷を行う印刷装置(ネイルプリント装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-159727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、指の爪の色は人により様々である。このため、同じネイルデザインの印刷を行っても、爪の色の違いによって見栄えに差が生じてしまうという課題があった。
【0005】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、爪の色の違いに対応して良好な仕上がりの印刷を行うことのできる印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法及びプログラムを提供することを利点とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明に係る印刷制御装置の一態様は、
ネイルデザインを印刷する第1の印刷後の爪の色情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された色情報と、前記ネイルデザインに予め設定されている色情報との差分を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された差分に基づいて、次に前記ネイルデザインを印刷する第2の印刷時の前記ネイルデザインの印刷濃度を補正する補正手段と、
を備えることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、爪の色の違いに対応して良好な仕上がりの印刷を行うことができるとの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における印刷装置の要部外観構成を示す斜視図である。
実施形態における印刷装置の制御構成を示した要部ブロック図である。
指が載置された状態の載置部と撮像部との位置関係を模式的に示す説明図である。
本実施形態における印刷制御処理を示すフローチャートである。
地爪の爪画像の一例を示す平面図である。
デザインデータを爪領域に合わせ込んで印刷データを生成するイメージ図である。
図5に示す地爪の表面に下地を形成した状態の例を示す平面図である。
図6に示す印刷データにしたがって図7に示す下地形成後の爪にデザイン印刷を行った状態の例を示す図である。
補正後の印刷データの一例を示す図である。
図9に示す補正後の印刷データにしたがって図8に示す爪にデザイン印刷を行った状態の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1から図10を参照しつつ、本発明に係る印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法及びプログラムの一実施形態について説明する。
以下の実施形態では、印刷制御装置が、後述するように指の爪T等にネイルデザインを印刷する印刷装置1の制御装置10(図2参照)である場合を例に説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0010】
[構成]
図1は、本実施形態に係る印刷装置の要部外観構成を示す斜視図である。図2は、印刷装置の要部制御構成を示すブロック図である。
なお、以下の実施形態において、上下、左右及び前後は、図1に示した向きをいうものとする。また、X方向及びY方向は、図1に示した方向をいうものとする。本実施形態においてX方向は印刷装置1の幅方向(横方向)であり、Y方向は印刷装置1の奥行き方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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