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公開番号
2024151276
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-24
出願番号
2023064530
出願日
2023-04-11
発明の名称
財布
出願人
株式会社エジソンラボ
代理人
個人
主分類
A45C
1/02 20060101AFI20241017BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】小銭入れを開く動作をすることなく小銭入れを開くことのできる財布を実現する。
【解決手段】長さ方向中央に設けられた折り部21を折ることで二つ折り状態となる二つ折り財布であって、小銭収容部3と、小銭トレイ部4とが、前記折り部21を挟んで対向する位置に互いの開口部が向き合うように連接して設けられ、二つ折り状態を解除すると前記小銭収容部3に収容された小銭が前記互いの開口を経由して前記小銭トレイ部4に移動可能な、二つ折り財布1を構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長さ方向中央に設けられた折り部を折ることで二つ折り状態となる二つ折り財布であって、小銭収容部と、小銭トレイ部とが、前記折り部を挟んで対向する位置に互いの開口部が向き合うように連接して設けられ、二つ折り状態を解除すると前記小銭収容部に収容された小銭が前記互いの開口を経由して前記小銭トレイ部に移動可能な、二つ折り財布。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記小銭収容部は長手方向外側端において両側方に突出した一対のツメ部を有し、前記小銭トレイ部は、その周壁における長手方向外側端において前記一対のツメ部を受容する一対の切り欠き部を有する、請求項1に記載の財布。
【請求項3】
前記小銭トレイ部の長手方向外側にはカード収容部が設けられ、このカード収容部の底部は前記周壁を兼ねている、請求項1または2に記載の財布。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、財布に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、財布は、金属部品により小銭入れを開閉可能に設計されており、この開閉に一手間がかかる。
【0003】
例えば、特許文献1には、がま口の口金により小銭入れ部分を開閉可能とした財布が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願2021-572262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の財布の技術は、二つ折りの財布自体を開いた後、小銭を取り出すためにがま口の口金を開くという動作が必要となる。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するものであり、小銭入れを開く動作をすることなく小銭入れを開くことのできる財布を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の財布は、長さ方向中央に設けられた折り部を折ることで二つ折り状態となる二つ折り財布であって、小銭収容部と、小銭トレイ部とが、前記折り部を挟んで対向する位置に互いの開口部が向き合うように連接して設けられ、二つ折り状態を解除すると前記小銭収容部に収容された小銭が前記互いの開口を経由して前記小銭トレイ部に移動可能な、二つ折り財布である。このような二つ折り財布によれば、二つ折り状態においては小銭が前記小銭収容部に収容されてこぼれ出ることがなく、二つ折り状態を解除するだけで、小銭が前記小銭収容部から前記小銭トレイ部に移動可能となり、小銭を取り出しやすい、財布を構成することができる。
【0008】
前記小銭収容部は長手方向外側端において両側方に突出した一対のツメ部を有し、前記小銭トレイ部は、その周壁における長手方向外側端において前記一対のツメ部を受容する一対の切り欠き部を有することが好ましい。これにより、二つ折り財布を二つ折り状態にするだけで前記ツメ部が前記切り欠き部に係合することで二つ折り状態が保持される二つ折り財布を構成することができる。
【0009】
前記小銭トレイ部の長手方向外側にはカード収容部が設けられ、このカード収容部の底部は前記周壁を兼ねていることが望ましい。このような二つ折り財布によれば、カード収容部と小銭トレイ部とを別に設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第一実施形態の財布の使用状態を示す平面図である。
図1の財布の内容物を除いた状態を示す平面図である。
図2の状態を裏側から見た底面図である。
図2の状態の右側面図である。なお左側面図は右側面図と対称に表れるため省略する。
図2の状態を示す斜視図である。
図2の財布を二つ折り状態にした様子を示す斜視図である。
図1の状態においてカードを扇状に開いた様子を表す斜視図である。
図1の状態において財布を二つ折り状態にし、カードを扇状に開いた様子を示す正面図である。
図2の財布の展開図である。
図2の状態の正面図である。
図2の状態の背面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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