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公開番号2025044567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152222
出願日2023-09-20
発明の名称吊下げ具
出願人三和厨理工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A47J 37/04 20060101AFI20250326BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】一般に適用可能で、棒状ワークをワンタッチで容易に脱着できる、新規且つ有用な吊下げ具を提供する。
【解決手段】串Aの中間部分を指で挟んで持ち、キャッチ片23の爪部23bとキャッチ片25の爪部25bの間の隙間Sに下側から差込ませ、串Aがストッパ部の下面に当たった時点で指を離すと、主部23a、25aが自重により若干閉じ方向に戻る。串Aは木製なので、爪部23b、25bが串Aに軽く食い込んだ状態で引っ掛かり、キャッチされて串Aがその位置で保持される。保持されている串Aの天面部5から上方に突出した部分を指で挟んで持って引き出すと、串Aは爪部23bと爪部25bの間で擦られながら、スリットを通されて、側面部側から外に取外される。上記したように、串Aは、自重でキャッチされているので、ワンタッチで吊下げ具に取付けたり、吊下げ具から取外したりすることができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
処理装置の付属品となる棒状ワークの吊下げ具であって、
前記処理装置に対して取付けられる取付部と、前記取付部に連設された支持部とでなるブラケット部と、前記支持部に対向して回動可能に軸支され、棒状ワークを両側からそれぞれキャッチして吊下げ状に支持する一対のキャッチ片と、前記支持部に連設され、前記一対のキャッチ片を隙間を開けて対向する静止姿勢で下側から持上げ保持するストッパを備え、
棒状ワークが下方から前記隙間に差し込まれると、前記一対のキャッチ片が反対方向に回動し、差し込むのに用いられた外力が消失すると、前記一対のキャッチ片の自重に応じた力で棒状ワークが両側からキャッチされることを特徴とする吊下げ具。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
請求項1に記載した吊下げ具において、
ブラケット部は1枚の板材が折り曲げられて構成された天面部と左右の側面部とストッパでなり、前記左右の側面部に架設された軸にキャッチ片が回動可能に支持され、前記天面部には開口が設けられていることを特徴とする吊下げ具。
【請求項3】
請求項2に記載した吊下げ具において、
一方の側面部から天面部にかけてスリットが延びて形成されており、前記スリットは一対のキャッチ片の間の隙間の上方及び側方の延長上の位置で延びて、前記天面部側では開口を兼ねていることを特徴とする吊下げ具。
【請求項4】
請求項2に記載した吊下げ具において、
一対のキャッチ片の一方には、当該キャッチ片を回動させるレバーが連設されていることを特徴とする吊下げ具。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載した吊下げ具において、
一対のキャッチ片のそれぞれの爪部は、回動軸方向から見て、上側が互いに近く、下側に互いに離れる方向に直線状に傾斜した輪郭として表れていることを特徴とする吊下げ具。
【請求項6】
請求項1に記載した吊下げ具と、取付部とストッパ部を有するストッパ具を備え、前記ストッパ具は前記吊下げ具の天面部の上方に前記ストッパ部がくるように前記取付部を介して前記吊下げ具に取付けられ、前記吊下げ具で吊下げ状に支持された棒状ワークの上方への突出高さの上限が前記ストッパ部の位置で調整されることを特徴とする吊下げ具とストッパ具の組合せ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、串等の棒状ワークの吊下げ具に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
昔から、肉、魚、野菜等を串に刺して加熱調理する処理方法自体は知られていたが、最近では短時間で大量且つ迅速に処理するために、無端周回チェーンに所定間隔で多数の串保持具を装着し、その串保持具に肉等を刺した串を保持させて加熱調理ゾーンを通過させる仕組みの串焼き製造装置が提案され、既に実用化されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009―5880号公報
特開2020-198986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
而して、既存の串焼き製造装置では、特許文献1、2に記載のように、串がバネによって閉じる方向に弾性的に付勢された可動挟持体どうしの間で挟持されて保持されるようになっており、都度、バネの付勢力に抗して、可動挟持体どうしの間に串を差し込んだり、その間から串を取外したりしている。
現在は、串の取扱いを手作業で行っていることもあり、上記のように差し込んだり取外したりしているのでは、処理の高速化に限界がある。
【0005】
また、串焼き製造装置だけでなく、例えば、塗装装置でも同様に棒状ワークを吊下げて処理しており、同様な問題がある。
【0006】
本発明は上記従来の問題点に着目してなされたものであり、串等の棒状ワークを吊下げて処理する処理装置一般に適用可能で、棒状ワークをワンタッチで容易に脱着できる、新規且つ有用な吊下げ具を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、処理装置の付属品となる棒状ワークの吊下げ具であって、前記処理装置に対して取付けられる取付部と、前記取付部に連設された支持部とでなるブラケット部と、前記支持部に対向して回動可能に軸支され、棒状ワークを両側からそれぞれキャッチして吊下げ状に支持する一対のキャッチ片と、前記支持部に連設され、前記一対のキャッチ片を隙間を開けて対向する静止姿勢で下側から持上げ保持するストッパを備え、棒状ワークが下方から前記隙間に差し込まれると、前記一対のキャッチ片が反対方向に回動し、差し込むのに用いられた外力が消失すると、前記一対のキャッチ片の自重に応じた力で棒状ワークが両側からキャッチされることを特徴とする吊下げ具である。
【0008】
好ましくは、ブラケット部は1枚の板材が折り曲げられて構成された天面部と左右の側面部とストッパでなり、前記左右の側面部に架設された軸にキャッチ片が回動可能に支持され、前記天面部には開口が設けられている。
好ましくは、一方の側面部から天面部にかけてスリットが延びて形成されており、前記スリットは一対のキャッチ片の間の隙間の上方及び側方の延長上の位置で延びて、前記天面部側では開口を兼ねている。
好ましくは、一対のキャッチ片の一方には、当該キャッチ片を回動させるレバーが連設されている。
好ましくは、一対のキャッチ片のそれぞれの爪部は、回動軸方向から見て、上側が互いに近く、下側に互いに離れる方向に直線状に傾斜した輪郭として表れている。
【0009】
本発明の吊下げ具と、取付部とストッパ部を有するストッパ具を備え、前記ストッパ具は前記吊下げ具の天面部の上方に前記ストッパ部がくるように前記取付部を介して前記吊下げ具に取付けられ、前記吊下げ具で吊下げ状に支持された棒状ワークの上方への突出高さの上限が前記ストッパ部の位置で調整されることを特徴とする吊下げ具とストッパ具の組合せとしても使用できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の吊下げ具は、串等の棒状ワークを吊下げて処理する処理装置一般に適用可能になっており、棒状ワークをワンタッチで容易に脱着できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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