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公開番号
2025042670
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149728
出願日
2023-09-15
発明の名称
帯電防止性樹脂組成物およびその成形体
出願人
株式会社ADEKA
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
23/00 20060101AFI20250321BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】優れた木質感を有し、帯電防止性とその持続性に優れる成形体を提供することができる帯電防止性樹脂組成物、および優れた木質感を有し、帯電防止性とその持続性に優れる成形体を提供すること。
【解決手段】本発明は、ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して、下記(X)成分を1~200質量部、下記(Y)成分を1~60質量部、および下記(Z)成分を0.01~15.0質量部含有する帯電防止性樹脂組成物である。
(X)成分:木粉。
(Y)成分:ジオール(a1)と、ジカルボン酸(a2)と、両末端に水酸基を有するポリエーテル(b)と、エポキシ基を2個以上有するエポキシ化合物(D)と、の反応により得られる高分子化合物(E)の1種以上を含有する帯電防止剤であって、前記両末端に水酸基を有するポリエーテル(b)が、ポリエチレングリコール(b1)およびポリテトラメチレングリコール(b2)であり、ポリテトラメチレングリコール(b2)の割合が、ポリエチレングリコール(b1)およびポリテトラメチレングリコール(b2)の合計モル数に対して、10~80モル%であることを特徴とする帯電防止剤。
(Z)成分:アルカリ金属の塩(F)およびイオン性液体(G)からなる群から選択される1種以上。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して、下記(X)成分を1~200質量部、下記(Y)成分を1~60質量部、および下記(Z)成分を0.01~15.0質量部含有する帯電防止性樹脂組成物。
(X)成分:木粉。
(Y)成分:ジオール(a1)と、ジカルボン酸(a2)と、両末端に水酸基を有するポリエーテル(b)と、エポキシ基を2個以上有するエポキシ化合物(D)と、の反応により得られる高分子化合物(E)の1種以上を含有する帯電防止剤であって、前記両末端に水酸基を有するポリエーテル(b)が、ポリエチレングリコール(b1)およびポリテトラメチレングリコール(b2)であり、ポリテトラメチレングリコール(b2)の割合が、ポリエチレングリコール(b1)およびポリテトラメチレングリコール(b2)の合計モル数に対して、10~80モル%であることを特徴とする帯電防止剤。
(Z)成分:アルカリ金属の塩(F)およびイオン性液体(G)からなる群から選択される1種以上。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記高分子化合物(E)が、ジオール(a1)と、ジカルボン酸(a2)と、の反応により得られるポリエステル(a)と、両末端に水酸基を有するポリエーテル(b)と、エポキシ基を2個以上有するエポキシ化合物(D)と、の反応により得られるものである請求項1記載の帯電防止性樹脂組成物。
【請求項3】
前記高分子化合物(E)が、前記ポリエステル(a)から構成されるポリエステルのブロック(A)と、前記ポリエーテル(b)から構成されるポリエーテルのブロック(B)と、を有し、前記ポリエステル(a)の末端に有する水酸基またはカルボキシル基と、前記ポリエーテル(b)の末端に有する水酸基と、前記エポキシ化合物(D)のエポキシ基またはエポキシ基の反応により形成された水酸基と、の反応により形成された、エステル結合またはエーテル結合を介して結合してなる構造を有する請求項2記載の帯電防止性樹脂組成物。
【請求項4】
前記高分子化合物(E)が、前記ポリエステルのブロック(A)および前記ポリエーテルのブロック(B)がエステル結合を介して繰り返し交互に結合してなる両末端にカルボキシル基を有するブロックポリマー(C)と、前記エポキシ化合物(D)と、がエステル結合を介して結合してなる構造を有する請求項3記載の帯電防止性樹脂組成物。
【請求項5】
前記高分子化合物(E)の前記エポキシ化合物(D)が、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテルである請求項1記載の帯電防止性樹脂組成物。
【請求項6】
前記高分子化合物(E)の前記エポキシ化合物(D)が、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテルである請求項2記載の帯電防止性樹脂組成物。
【請求項7】
前記高分子化合物(E)の前記エポキシ化合物(D)が、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテルである請求項3記載の帯電防止性樹脂組成物。
【請求項8】
前記高分子化合物(E)の前記エポキシ化合物(D)が、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテルである請求項4記載の帯電防止性樹脂組成物。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載の帯電防止性樹脂組成物から得られる成形体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、帯電防止性樹脂組成物(以下、単に「樹脂組成物」とも称する)、詳しくは、木質感を有し、帯電防止性に優れた成形体を提供することができる帯電防止性樹脂組成物、および木質感を有し、帯電防止性に優れた成形体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ポリエチレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂に、木粉を含有させることで、木質感を付与し、天然木材に近い色調および風合いをもたせたポリオレフィン系樹脂の成形体が広く利用されている。この木質感を有する樹脂成形体は、例えば、車両用内装材、サイドモ-ル、住宅用内装材、ルーバー、外装建材等の建材、ベランダ、テラス、バルコニー、デッキ材等の床材、フェンス材、手すり材、橋、土木材料、自然公園内の湿地等に渡される木道、テ-ブル枠、ガスケット等に使用されている。
これら樹脂成形体は、ポリオレフィン系樹脂自体の電気絶縁性が高いため、摩擦等により帯電しやすい。一旦静電気を帯びると、塵埃が付着したり、人体が接触した場合に放電して、人に不快感を与えたりしてしまう。
【0003】
上記問題を解決するために、従来、界面活性剤からなる帯電防止剤が樹脂に配合されてきた(特許文献1)。界面活性剤からなる帯電防止剤は、練り込み配合の場合、樹脂成形体表面にブリードしてその効果を発現するものであるが、長年使用した場合、風雨などで消失して、その効果が持続しないと云う問題があった。また表面に塗布した場合は、帯電防止性が十分でない上に、表面の摩耗等によって帯電防止性が消失する問題がある。
また、帯電防止性の持続性を改良するために、高分子帯電防止剤を使用した樹脂成形体も開発されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-169350号公報
特開2014-105284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、これら従来の帯電防止剤を使用した樹脂成形体は、帯電防止性能とその持続性において、必ずしも十分とはいえず、さらなる改良が望まれているのが現状である。また、使用する帯電防止剤によっては、成形体の木質感を損なうという問題があり、十分な帯電防止性を発揮するために多量の帯電防止剤を使用した場合も、成形体の木質感を損なうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、優れた木質感を有し、帯電防止性とその持続性に優れる成形体を提供することができる帯電防止性樹脂組成物、および優れた木質感を有し、帯電防止性とその持続性に優れる成形体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、下記構成とすることで、上記課題を解消できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の帯電防止性樹脂組成物は、ポリオレフィン系樹脂100質量部に対し、下記(X)成分を1~200質量部、下記(Y)成分を1~60質量部、および下記(Z)成分を0.01~15.0質量部含有する帯電防止性樹脂組成物である。
(X)成分:木粉。
(Y)成分:ジオール(a1)と、ジカルボン酸(a2)と、両末端に水酸基を有するポリエーテル(b)と、エポキシ基を2個以上有するエポキシ化合物(D)と、の反応により得られる高分子化合物(E)の1種以上を含有する帯電防止剤であって、前記両末端に水酸基を有するポリエーテル(b)が、ポリエチレングリコール(b1)およびポリテトラメチレングリコール(b2)であり、ポリテトラメチレングリコール(b2)の割合が、ポリエチレングリコール(b1)およびポリテトラメチレングリコール(b2)の合計モル数に対して、10~80モル%であることを特徴とする帯電防止剤。
(Z)成分:アルカリ金属の塩(F)およびイオン性液体(G)からなる群から選択される1種以上。
【0007】
本発明の帯電防止性樹脂組成物は、前記高分子化合物(E)が、ジオール(a1)と、ジカルボン酸(a2)と、の反応により得られるポリエステル(a)と、両末端に水酸基を有するポリエーテル(b)と、エポキシ基を2個以上有するエポキシ化合物(D)と、の反応により得られるものであることが好ましい。
【0008】
また、本発明の帯電防止性樹脂組成物は、前記高分子化合物(E)が、前記ポリエステル(a)から構成されるポリエステルのブロック(A)と、前記ポリエーテル(b)から構成されるポリエーテルのブロック(B)と、を有し、前記ポリエステル(a)の末端に有する水酸基またはカルボキシル基と、前記ポリエーテル(b)の末端に有する水酸基と、前記エポキシ化合物(D)のエポキシ基またはエポキシ基の反応により形成された水酸基と、の反応により形成された、エステル結合またはエーテル結合を介して結合してなる構造を有することが好ましい。
【0009】
さらにまた、本発明の帯電防止性樹脂組成物は、前記高分子化合物(E)が、前記ポリエステルのブロック(A)および前記ポリエーテルのブロック(B)がエステル結合を介して繰り返し交互に結合してなる両末端にカルボキシル基を有するブロックポリマー(C)と、前記エポキシ化合物(D)と、がエステル結合を介して結合してなる構造を有することが好ましい。
【0010】
また、本発明の帯電防止性樹脂組成物は、前記高分子化合物(E)の前記エポキシ化合物(D)が、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテルであることが好ましい。
また本発明は、前記帯電防止性樹脂組成物から得られる成形体を提供するものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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