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公開番号
2025042524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149598
出願日
2023-09-14
発明の名称
細胞外液過剰量算出装置
出願人
ニプロ株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
A61M
1/16 20060101AFI20250319BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】透析終了時の細胞外液の過剰量を算出する装置を提供する。
【解決手段】細胞外液過剰量算出装置は、透析による除水量を取得する除水量取得部と、透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比を取得する血漿量比取得部と、透析患者と同じ体型の健常人の血漿量を取得する健常人血漿量取得部と、血漿の過剰量に対する間質液の過剰量の比と細胞外液の過剰量との関係式を記憶する記憶部と、除水量と、透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比と、健常人の血漿量と、関係式と、に基づいて、透析終了時の細胞外液の過剰量を算出する算出部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
透析終了時の細胞外液の過剰量を算出する装置であって、
透析による除水量を取得する除水量取得部と、
透析患者の透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比を取得する血漿量比取得部と、
前記透析患者と同じ体型の健常人の血漿量を取得する健常人血漿量取得部と、
血漿の過剰量に対する間質液の過剰量の比と細胞外液の過剰量との関係式を記憶する記憶部と、
前記除水量と、前記透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比と、前記健常人の血漿量と、前記関係式と、に基づいて、透析終了時の細胞外液の過剰量を算出する算出部と、を備える、細胞外液過剰量算出装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
透析中に除去されにくい物質の透析開始時の血漿濃度と、前記物質の透析終了時の血漿濃度と、を取得する血漿濃度取得部をさらに備え、
前記算出部は、前記物質の透析開始時の血漿濃度と前記物質の透析終了時の血漿濃度との比に基づいて、前記透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比を算出する、請求項1に記載の細胞外液過剰量算出装置。
【請求項3】
透析開始時のヘマトクリット値と、透析終了時のヘマトクリット値と、を取得するヘマトクリット値取得部をさらに備え、
前記算出部は、前記透析開始時のヘマトクリット値と前記透析終了時のヘマトクリット値とに基づいて、前記透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比を算出する、請求項1に記載の細胞外液過剰量算出装置。
【請求項4】
前記透析開始時のヘマトクリット値及び前記透析終了時のヘマトクリット値が、それぞれ、透析中に光学的に測定されたヘモグロビン濃度から変換されたヘマトクリット値である、請求項3に記載の細胞外液過剰量算出装置。
【請求項5】
透析患者の身長を取得する身長取得部と、
透析患者の透析終了時の体重を取得する体重取得部と、をさらに備え、
前記算出部は、前記身長及び前記透析終了時の体重に基づいて、前記健常人の血漿量を算出する、請求項1に記載の細胞外液過剰量算出装置。
【請求項6】
前記関係式は、細胞外液の過剰量の指数関数である、請求項1~5のいずれか一項に記載の細胞外液過剰量算出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、透析終了時の細胞外液の過剰量を算出する技術に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
透析患者では、腎機能が廃絶しているため、摂取した水はすべて体内に蓄積する。体内に蓄積した水は透析療法によって除去する。その際、除水は、理論的には透析終了時の体重が、当該患者の腎機能が仮に正常であったと仮定した場合の体重となるまで行う。しかし、実際には、当該患者の腎機能が仮に正常であった場合の体重を知る方法は確立されていない。そこで、現時点では、浮腫の有無、血圧レベル、透析中の血圧低下の有無、透析終了後の倦怠感の有無、透析後半における筋肉のこむら返りの有無等の臨床症状に基づいて、試行錯誤を繰り返しながら、仮に患者の腎機能が正常であった場合の体重を推定する(非特許文献1)。しかしながら、これらの臨床症状の評価結果は不正確であり(非特許文献2)、また、ある程度の時間が経過すると、体脂肪量や筋肉量が変化する(非特許文献1)。したがって、臨床症状の評価結果を基に推定した、腎機能が仮に正常であった場合の体重は不正確である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Jaeger JQ and Mehta RL: Assessment of Dry Weight in Hemodialysis: An Overview. J Am Soc Nephrol 10: 392-403, 1999.
Charra B, et al: Clinical assessment of dry weight. Nephrol Dial Transplant 11(Suppl 2): 16-19, 1996.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
理論的に、透析終了時に体内に貯留している余分な水の量は、透析終了時の体重と当該患者の腎機能が仮に正常であったと仮定した場合の体重との差に等しい。体内の余分な水は、すべて細胞外区画に貯留し、また透析で除去されるのも、細胞外区画に貯留していた水である。したがって、透析終了時に体内に貯留している余分な水の量とは、理論的に、透析終了時の細胞外液量と当該患者の腎機能が仮に正常であったと仮定した場合における細胞外液量との差に等しい。すなわち、透析終了時に体内に貯留している余分な水の量とは、透析終了時における細胞外液の過剰量のことである。しかし、実際には、腎機能が仮に正常であった場合の体重を正確に知る方法がないので、正確な細胞外液の過剰量を知ることができない。言い換えると、透析療法においては、透析中に除去すべき水の量を正確に推定することができない。
【0005】
このように、正確な細胞外液の過剰量を知る方法がない。したがって、透析療法においては、透析中に除去すべき水の量を正確に推定することができないという問題があった。
【0006】
本明細書は、透析終了時における細胞外液の過剰量を算出するための技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書に開示する技術の第1の態様では、細胞外液過剰量算出装置は、透析終了時の細胞外液の過剰量を算出する。細胞外液過剰量算出装置は、透析による除水量を取得する除水量取得部と、透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比を取得する血漿量比取得部と、透析患者と同じ体型の健常人の血漿量を取得する健常人血漿量取得部と、血漿の過剰量に対する間質液の過剰量の比と細胞外液の過剰量との関係式を記憶する記憶部と、除水量と、透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比と、健常人の血漿量と、血漿の過剰量に対する間質液の過剰量の比と細胞外液の過剰量との関係式と、に基づいて、透析終了時の細胞外液の過剰量を算出する算出部と、を備える。
【0008】
本発明者らは、透析による除水量と、当該透析患者と身長と体重(透析患者では、透析終了時の体重)がそれぞれ等しい(すなわち、透析患者と同じ体型の)健常人の血漿量と、透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比と、血漿の過剰量に対する間質液の過剰量の比と細胞外液の過剰量との関係とから、透析終了時における細胞外液の過剰量が算出できるという知見を得た。除水量は、実測値として測定可能である。また、透析開始時の血漿量に対する透析終了時の血漿量の比と、透析患者と同じ体型の健常人の血漿量とは、それぞれ各種の実測値から種々の方法を用いて算出可能である。さらに、血漿の過剰量に対する間質液の過剰量の比と細胞外液の過剰量との関係を示す式は、実験結果から導き出すことが可能である。すなわち、透析終了時における細胞外液の過剰量は、取得可能な数値を用いて算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
体内の水分区画について説明するための模式図。
透析開始時と透析終了時の血漿の過剰量、間質液の過剰量および細胞外液の過剰量の構成を示す図。
a=0.038として算出した透析後の細胞外液の過剰量と、インピーダンス法で測定した透析後細胞外液量との関係を示す図。
溢水、適正な体液量および脱水の透析患者の細胞外液の過剰量を示す図。
細胞外液過剰量算出装置のシステム構成を示す図。
透析終了時の細胞外液の過剰量を算出する処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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