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公開番号
2025042375
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149346
出願日
2023-09-14
発明の名称
推定器学習装置、推定器学習方法、及び、推定器学習プログラム
出願人
学校法人 埼玉医科大学
,
国立大学法人東京科学大学
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A61B
5/00 20060101AFI20250319BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】人の皮膚病変が所定状態であるか否かを推定する。
【解決手段】人の皮膚病変を複数のバンドで撮影した画像を取得する画像取得部と、前記画像の前記皮膚病変の領域における吸光度を算出する色情報取得部と、前記吸光度と、前記皮膚病変が所定状態であるか否かの情報との関係とに基づいて、前記吸光度から前記皮膚病変が所定状態であるか否かを推定する推定器を学習する推定器学習部とを備える、推定器学習装置とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
人の皮膚病変を複数のバンドで撮影した画像を取得する画像取得部と、
前記画像の前記皮膚病変の領域における吸光度を算出する色情報取得部と、
前記吸光度と、前記皮膚病変が所定状態であるか否かの情報との関係とに基づいて、前記吸光度から前記皮膚病変が所定状態であるか否かを推定する推定器を学習する推定器学習部とを備える、
推定器学習装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記色情報取得部で算出された前記皮膚病変の領域の前記吸光度と、前記皮膚病変に含まれ得る物質の分光吸収係数に基づいて、前記皮膚病変の領域に含まれる前記物質の色素量を推定する色素量算出部と、
前記色素量と前記分光吸収係数とに基づいて、前記皮膚病変の領域における推定の吸光度である推定吸光度を推定する吸光度推定部とを備え、
前記推定器学習部は、前記吸光度及び前記吸光度と前記推定吸光度との差分と、前記皮膚病変が所定状態であるか否かの情報との関係とに基づいて、前記吸光度及び前記差分から前記皮膚病変が所定状態であるか否かを推定する前記推定器を学習する、
請求項1に記載の推定器学習装置。
【請求項3】
前記吸光度及び前記差分は、それぞれ、正規化されている、
請求項2に記載の推定器学習装置。
【請求項4】
前記皮膚病変が前記所定状態であるか否かは、前記皮膚病変が良性であるか悪性であるかである、
請求項1から3のいずれか1項に記載の推定器学習装置。
【請求項5】
推定器学習装置が、
人の皮膚病変を複数のバンドで撮影した画像を取得し、
前記画像の前記皮膚病変の領域における吸光度を算出し、
前記吸光度と、前記皮膚病変が所定状態であるか否かの情報との関係とに基づいて、前記吸光度から前記皮膚病変が所定状態であるか否かを推定する推定器を学習する、
ことを実行する推定器学習方法。
【請求項6】
推定器学習装置に、
人の皮膚病変を複数のバンドで撮影した画像を取得し、
前記画像の前記皮膚病変の領域における吸光度を算出し、
前記吸光度と、前記皮膚病変が所定状態であるか否かの情報との関係とに基づいて、前記吸光度から前記皮膚病変が所定状態であるか否かを推定する推定器を学習する、
ことを実行させる推定器学習プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、推定器学習装置、推定器学習方法、及び、推定器学習プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
手術等で切除した皮膚の診断は、皮膚科医の専門的知識や病理標本による病理医の診断などによって行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/015249号
特開2021-4890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
皮膚の病変によっては、良性(良性腫瘍)、悪性(悪性腫瘍)の診断が難しいものがある。これに対して、新たな診断の情報提供法として病理標本へのマルチスペクトルカメラの応用が検討されている。良性腫瘍の例として、ほくろ(細胞性母斑)、粉瘤、脂肪腫、類皮嚢腫、石灰化上皮腫、異物肉芽種、耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍、副乳などが挙げられる。悪性腫瘍の例として、基底細胞癌、扁平上皮癌、ボーエン病、パジェット病、乳房外パジェット病、悪性黒色腫、軟部悪性腫瘍などが挙げられる。
【0005】
皮膚科医が人の皮膚から切除した皮膚病変を、マルチスペクトルカメラで撮影することにより、複数のバンドの皮膚病変の画像が得られる。複数のバンドの画像を用いて、皮膚病変の良悪性を推定することが望まれている。
【0006】
本発明は、皮膚が所定の状態であるか否かを推定できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
【0008】
即ち、第1の態様は、
人の皮膚病変を複数のバンドで撮影した画像を取得する画像取得部と、
前記画像の前記皮膚病変の領域における吸光度を算出する色情報取得部と、
前記吸光度と、前記皮膚病変が所定状態であるか否かの情報との関係とに基づいて、前記吸光度から前記皮膚病変が所定状態であるか否かを推定する推定器を学習する推定器学習部とを備える、
推定器学習装置である。
【0009】
開示の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されてもよい。即ち、開示の構成は、上記した態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として特定することができる。また、開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されてもよい。開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を行う情報処理装置を含むシステムとして特定されてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像における皮膚が所定の状態であるか否かを推定できる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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