TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025041646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2024208893,2022572578
出願日2024-11-29,2021-06-14
発明の名称ユーザフィードバックシステム及び方法
出願人ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド,Nicoventures Trading Limited
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/53 20200101AFI20250318BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】ユーザの状態に対する応答性が高い送達機構が提供される。
【解決手段】送達エコシステム内の送達デバイスのユーザに対するユーザフィードバックシステムは、吸引以外のユーザ挙動及び吸引関連以外のユーザ生理学の少なくとも一方と関連付けられた少なくとも第1の物理的特性を検出するように動作可能な少なくとも第1のセンサを備えたセンサプラットフォームと、ユーザ状態を示すユーザ因子の全部又は一部として、検出された物理的特性に基づくデータを出力するように構成された取得プロセッサと、検出された物理的特性によって少なくとも部分的に示されるように、ユーザの状態を変更するように期待される対応するフィードバック動作を識別するように構成された推定プロセッサと、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
送達エコシステム内の送達デバイスのユーザに対するユーザフィードバックシステムであって、
吸引以外のユーザ挙動及び吸引関連以外のユーザ生理学の少なくとも一方と関連付けられた少なくとも第1の物理的特性を検出するように動作可能な少なくとも第1のセンサを備えたセンサプラットフォームと、
ユーザ状態を示すユーザ因子の全部又は一部として、前記又は各々の検出された物理的特性に基づくデータを出力するように構成された取得プロセッサと、
前記又は各々の検出された物理的特性によって少なくとも部分的に示されるように、前記ユーザの状態を変更するように期待される対応するフィードバック動作を識別するように構成された推定プロセッサと
を備える、ユーザフィードバックシステム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記送達エコシステム内の少なくとも第1のデバイスについて、前記推定プロセッサにより識別された少なくとも第1のフィードバック動作を選択するように構成されたフィードバックプロセッサを備える、請求項1に記載のユーザフィードバックシステム。
【請求項3】
前記フィードバックプロセッサが、前記又は各々の選択されたフィードバック動作に従って、前記送達エコシステム内の少なくとも第1のデバイスの1つ又は複数の動作を修正させるように構成されている、請求項2に記載のユーザフィードバックシステム。
【請求項4】
1つ又は複数の動作が修正される前記送達エコシステム内の前記デバイスが、前記送達デバイスである、請求項3に記載のユーザフィードバックシステム。
【請求項5】
前記センサプラットフォームが、
i.運動センサと、
ii.カメラと、
iii.マイクと、
iv.圧力又は力センサと
から成るリストから選択される1つ又は複数を備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のユーザフィードバックシステム。
【請求項6】
運動センサが、
i.前記ユーザの手の小さな不随意動作と、
ii.前記送達デバイスの局所的な再配向又は回転と、
iii.前記ユーザの口に加える位置への前記送達デバイスの移動と、
iv.振り子運動と、
v.垂直運動と、
vi.水平運動と
から成るリストから選択される1つ又は複数の物理的特性を検出するように動作可能である、請求項5に記載のユーザフィードバックシステム。
【請求項7】
カメラが、
i.表情と、
ii.筋肉の緊張と、
iii.眼の動きと、
iv.当該カメラの運動と、
v.前記ユーザが屋内又は屋外のいずれにいるかと、
vi.他の人々の有無と
から成るリストから選択される1つ又は複数の物理的特性を検出するように動作可能である、請求項5又は6に記載のユーザフィードバックシステム。
【請求項8】
マイクが、
i.前記ユーザの音声の音量と、
ii.言葉の速度と、
iii.音色と、
iv.ピッチと、
v.非調和成分と、
vi.キーワードと
から成るリストから選択される1つ又は複数の物理的特性を検出するように動作可能である、請求項5~7のいずれか一項に記載のユーザフィードバックシステム。
【請求項9】
圧力又は力センサが、
i.ユーザインターフェース要素に加えられたピーク圧力又は力と、
ii.ユーザ相互作用時の圧力又は力プロファイルと
から成るリストから選択される1つ又は複数の物理的特性を検出するように動作可能である、請求項5~8のいずれか一項に記載のユーザフィードバックシステム。
【請求項10】
前記センサプラットフォームが、
i.ガルバニック皮膚反応センサと、
ii.心拍センサと、
iii.筋緊張センサと、
iv.タッチセンサと
から成るリストから選択される1つ又は複数を備える、請求項1~9のいずれか一項に記載のユーザフィードバックシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送達デバイスのユーザ用のユーザフィードバックシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
本明細書において提供する「背景」の説明は、本開示の背景を大略提示することを目的とする。本背景項に記載の範囲での本願発明者らの業績及び出願時に先行技術として認められ得ない本明細書の態様は、本開示に対する先行技術として明示的にも暗示的にも認められない。
【0003】
活性成分(ニコチン等)を必要に応じて都合良くかつ要求に応じてユーザに送達可能であることから、エアロゾル供給システムがユーザの人気を博している。
【0004】
エアロゾル供給システムの一例として、電子タバコ(eシガレット)は一般的に、例えば熱気化によってエアロゾルが生成される製剤(通常、ニコチンを含む)を含む原料液体のリザーバを含む。したがって、エアロゾル供給システムのエアロゾル源は、例えばウィッキング/毛細管現象によってリザーバから原料液体を受容するように構成された加熱要素を有する加熱器を備える場合がある。他の原料も同様の加熱によって、植物性物質又は活性成分及び/若しくは香料を含むゲル等のエアロゾルを生成可能である。したがって、より一般的には、eシガレットが熱気化のためのペイロードを包含又は受容するものと考えられる。
【0005】
ユーザがデバイスで吸引する間、電力が加熱要素に供給されることにより、加熱要素の近傍のエアロゾル源(ペイロードの一部)が気化して、ユーザが吸引するエアロゾルが生成される。このようなデバイスには通例、システムのマウスピース端から離れて配置された1つ又は複数の吸気孔が設けられている。ユーザがシステムのマウスピース端に接続されたマウスピースで吸引すると、空気が入口孔から引き込まれてエアロゾル源を通過する。エアロゾル源とマウスピースの開口とをつなぐ流路が存在するため、取り込まれてエアロゾル源を通った空気は、流路に沿ってマウスピース開口まで進み、エアロゾル源からのエアロゾルの一部を搬送する。エアロゾル搬送空気がマウスピース開口を通ってエアロゾル供給システムから出ると、ユーザがこれを吸引する。
【0006】
通例では、デバイスでのユーザの取り込み/パフに際して、電流が加熱器に供給される。通常は、ユーザによる吸引/取り込み/パフ時の流路に沿った空気流センサの起動又はユーザによるボタンの起動に応答して、電流が加熱器(例えば、抵抗加熱要素)に供給される。加熱要素により生成された熱は、製剤の気化に用いられる。放出された蒸気は、パフを行う消費者によりデバイスに取り込まれた空気と混ざり合って、エアロゾルを形成する。この代替又は追加として、加熱要素は、通常はタバコ等の植物性物質の燃焼ではなく加熱に用いられ、その活性成分を蒸気/エアロゾルとして放出させる。
【0007】
ユーザがeシガレットと相互作用する様態(例えば、ユーザにより消費される気化/エアロゾル化ペイロードの量及び/又はそれぞれの使用パターン)並びに相互作用による実際の効用若しくは知覚される効用は、それぞれの(1つ若しくは複数の)気分並びに/又は(1つ若しくは複数の)主観的必要性として少なくとも部分的に口語表現で表され得るユーザの状態の影響を受けると考えられる。
【0008】
結果として、ユーザの状態に対する応答性が高い送達機構を提供するのが有用である。
【発明の概要】
【0009】
第1の態様においては、請求項1に係る、送達エコシステム内の送達デバイスのユーザに対するユーザフィードバックシステムが提供される。
【0010】
別の態様においては、請求項26に係る、送達エコシステム内の送達デバイスのユーザに対するユーザフィードバック方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ルック
携帯用灰皿
21日前
日本たばこ産業株式会社
香料組成物
2か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ材料
1か月前
深ゼン市華誠達精密工業有限公司
霧化装置及びその霧化コア
1か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ幹原料を含有するたばこ材料
1か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基体の充填物とその製造方法
3か月前
日本たばこ産業株式会社
口腔用組成物および口腔用パウチ製品
1か月前
日本たばこ産業株式会社
口腔用組成物および口腔用パウチ製品
1か月前
深ゼン市華誠達精密工業有限公司
電子エアロゾル生成装置及びそのアトマイザー
1か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ原料の製造方法およびたばこ原料
15日前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ用のエアロゾル形成部材
21日前
株式会社しょうざん
シーシャマウスピース
3か月前
個人
タバコ製品のフィルターのリサイクル方法及びそのリサイクル装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
テルペノイド化合物を含有する香味吸引物品用のセグメント
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
2か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこスラリー、たばこ製品、及びたばこスラリーの保管方法
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
6日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
21日前
Future Technology株式会社
喫煙用カートリッジ
28日前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置
2か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこスラリー及びその製造方法、並びにたばこ製品の製造方法
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
3か月前
日本たばこ産業株式会社
喫煙物品用シート
3か月前
ケーティー アンド ジー コーポレイション
エアロゾル生成装置及びその動作方法
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
28日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
3か月前
日本たばこ産業株式会社
香味生成装置
3か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
23日前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
27日前
続きを見る