特許ウォッチ

公開番号2025016584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024188530,2023110226
出願日2024-10-25,2018-10-26
発明の名称香味生成装置
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A24F 40/50 20200101AFI20250128BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】電源に蓄積された電力の残量値を取得する香味生成装置を提供する。
【解決手段】香味生成装置は、第1電源と、第1電源から電力の供給を受ける第2電源と、第1電源及び第2電源の少なくとも一方から電力の供給を受けて香味源を加熱する加熱部と、電力の残量に関する第1通知を実行し、及び第1通知とは異なる第2通知を実行するように、香味生成装置の状態の通知を制御する制御部と、を備る。第2通知は、ユーザ設定に応じて、電力の残量に関する値が第1閾値よりも高い場合に実行され、又は、電力の残量に関する値が前記第1閾値よりも高い場合であっても抑制される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
香味生成装置であって、
第１電源と、
前記第１電源から電力の供給を受ける第２電源と、
前記第１電源及び前記第２電源の少なくとも一方から電力の供給を受けて香味源を加熱する加熱部と、
前記電力の残量に関する第１通知を実行し、及び前記第１通知とは異なる第２通知を実行するように、前記香味生成装置の状態の通知を制御する制御部と、
を備え、
前記第２通知は、ユーザ設定に応じて、
前記電力の残量に関する値が第１閾値よりも高い場合に実行され、又は
前記電力の残量に関する値が前記第１閾値よりも高い場合であっても抑制される、
香味生成装置。
続きを表示（約 480 文字）【請求項２】
前記第１通知は、前記ユーザ設定に関わらず実行される、請求項１に記載の香味生成装置。
【請求項３】
前記第１通知は、前記残量に関する値が前記第１閾値よりも低い場合に実行されるアラートを含む、請求項１に記載の香味生成装置。
【請求項４】
前記第１通知及び前記第２通知は、少なくとも発光素子、ディスプレイ又はバイブレータを含む通知部により実行される、請求項１に記載の香味生成装置。
【請求項５】
前記ユーザ設定は、前記残量に関する値と前記第１閾値よりも高い第２閾値との比較に基づいて、前記制御部が前記通知部に前記第２通知を実行させるか又は前記第２通知の実行を抑制するかに関する設定である、請求項４に記載の香味生成装置。
【請求項６】
前記香味生成装置は、外部装置との無線通信を行う通信部、をさらに含む、請求項１に記載の香味生成装置。
【請求項７】
前記外部装置は、スマートフォン、タブレット、又はパーソナルコンピュータを含む、請求項６に記載の香味生成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、香味生成装置に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、加熱要素及び加熱要素に電力を供給する電源を有する香味生成装置が知られている。香味生成装置は、電源の蓄電残量が所定残量を下回った状態で、加熱要素への電力供給を行わないように構成されている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－２０４８３３号公報
【発明の概要】
【０００４】
第１の特徴は、香味生成装置であって、電源に蓄積された電力の残量に関する値である残量値を取得するように構成された制御部と、エアロゾル源を霧化又は香味源を加熱するように構成された生成部と、前記生成部とは異なる補器とを備え、前記生成部及び前記補器は、前記電源に電気的に接続されており、前記制御部は、前記残量値が前記電源の放電終止状態を示す放電終止値よりも高い場合に、前記生成部及び前記補器の少なくともいずれか１つへの電力供給を抑制するように構成されることを要旨とする。
【０００５】
第２の特徴は、第１の特徴において、前記制御部は、前記残量値が前記放電終止値よりも高い場合であって、かつ、前記残量値が前記電源の満充電状態を示す充電終止値よりも小さい下限閾値よりも低い場合に、前記生成部及び前記補器の少なくともいずれか１つへの電力供給を抑制し、前記残量値が前記下限閾値よりも高い場合であって、かつ、前記残量値が前記充電終止値よりも小さい場合に、前記生成器及び前記補器の少なくともいずれか１つへの電力供給を許可するように構成されることを要旨とする。
【０００６】
第３の特徴は、第１の特徴又は第２の特徴において、前記制御部は、前記残量値が前記放電終止値よりも高い場合に、前記補器への電力供給を抑制するように構成されることを要旨とする。
【０００７】
第４の特徴は、第１の特徴乃至第３の特徴のいずれかにおいて、前記生成部は、前記香味源を加熱する加熱部を含み、前記制御部は、前記残量値が前記放電終止値よりも高い場合であって、かつ、前記残量値が第１下限閾値以下である場合に、前記加熱部への電力供給を抑制するように構成されており、前記第１下限閾値は、前記加熱部への電力供給によって前記香味源からユーザの口腔内に香味を送達できないと定義される値であることを要旨とする。
【０００８】
第５の特徴は、第４の特徴において、前記生成部は、前記加熱部に加えて、前記エアロゾル源を霧化する霧化部を含み、前記制御部は、前記残量値が前記放電終止値よりも高い場合であって、かつ、前記残量値が前記第１下限閾値よりも高い場合に、前記加熱部及び前記霧化部の双方への電力供給を許可し、前記制御部は、前記残量値が前記放電終止値よりも高い場合であって、かつ、前記残量値が前記第１下限閾値以下である場合に、前記加熱部への電力供給を抑制し、前記霧化部への電力供給を許可するように構成されることを要旨とする。
【０００９】
第６の特徴は、第１の特徴乃至第３の特徴のいずれかにおいて、前記生成部は、前記加熱部に加えて、前記エアロゾル源を霧化する霧化部を含み、前記制御部は、前記残量値が前記放電終止値よりも高い場合であって、かつ、前記残量値が第１下限閾値よりも高い場合に、前記加熱部及び前記霧化部への電力供給を許可し、前記残量値が前記放電終止値よりも高い場合であって、かつ、前記残量値が前記第１下限閾値以下である場合に、前記加熱部及び前記霧化部の中から選択された方への電力供給を許可するように構成されることを要旨とする。
【００１０】
第７の特徴は、第１の特徴乃至第３の特徴のいずれかにおいて、前記生成部は、前記香味源及び前記エアロゾル源を備えるエアロゾル発生物品を加熱するように構成されており、前記制御部は、前記残量値が前記放電終止値よりも高い場合であって、かつ、前記残量値が第２下限閾値以下である場合に、前記生成部への電力供給を抑制するように構成されており、前記第２下限閾値は、前記生成部への電力供給によって前記エアロゾル発生物品から既定量以上のエアロゾルを生成できず、又は、前記生成部への電力供給によって前記エアロゾル発生物品からユーザの口腔内に香味を送達できないと定義される値であることを要旨とする。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許