TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025040593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2023147494
出願日2023-09-12
発明の名称流体供給システム
出願人アサヒビール株式会社,旭光電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B67D 1/08 20060101AFI20250317BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】1つの電源アダプタで複数の流体ストッパ装置を動作させることができる流体供給システムを提供する。
【解決手段】流体供給システムは、電源に接続される1つの電源アダプタと、複数の流路にそれぞれ配置されるとともに、電源アダプタを介して電源から電力が供給されることにより駆動されて対応する流路の流体の流れを遮断するように構成されたアクチュエータをそれぞれ有する、複数の遮断装置とを備える。複数の遮断装置は、電源アダプタを介して電力が供給される第1遮断装置と、第1遮断装置を介して電源から電力が供給される第2遮断装置とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源に接続される1つの電源アダプタと、
複数の流路にそれぞれ配置されるとともに、前記電源アダプタを介して前記電源から電力が供給されることにより駆動されて対応する流路の流体の流れを遮断するように構成されたアクチュエータをそれぞれ有する、複数の遮断装置と
を備え、
前記複数の遮断装置は、
前記電源アダプタを介して電力が供給される第1遮断装置と、
前記第1遮断装置を介して前記電源から電力が供給される第2遮断装置と
を含む、流体供給システム。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記複数の遮断装置のそれぞれの前記アクチュエータの駆動タイミングを制御する制御装置を備え、
各遮断装置は、対応する流路における流体の供給異常を検出する検出器を備え、
前記制御装置は、所定時間内に前記複数の遮断装置のうちの2つの遮断装置の前記検出器が供給異常を検出した場合に、当該2つの遮断装置の一方が駆動された後に、当該2つの遮断装置の他方が遅れて駆動されるように、当該2つの遮断装置のそれぞれの前記アクチュエータの駆動タイミングを制御する、請求項1に記載の流体供給システム。
【請求項3】
前記一方が駆動されてから前記他方が駆動されるまでの時間は、前記一方が駆動されてから前記電源アダプタに流れる電流が定常状態に移行するまでの時間より長い、請求項2に記載の流体供給システム。
【請求項4】
前記複数の流路にそれぞれ接続され、対応する流路から供給された流体を吐出する複数の吐出装置を備え、
前記一方が駆動されてから前記他方が駆動されるまでの時間は、前記他方に対応する吐出装置内の全ての流体を吐出するために必要な時間より短い、請求項2に記載の流体供給システム。
【請求項5】
前記電源アダプタの定格電流は、前記アクチュエータの定格電流以上、かつ2つの前記アクチュエータの定格電流の合計以下である、請求項2に記載の流体供給システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、流体供給システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動モータを用いてチューブ内の流体の流れを遮断する流体ストッパ装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-256096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記流体ストッパ装置を複数設け、複数の流体ストッパ装置のそれぞれに別個に電力を供給する場合、各流体ストッパ装置に対して1つずつ電源アダプタを接続する必要がある。その結果、少なくとも流体ストッパ装置の数の電源アダプタおよび電源が必要となり、電源確保が困難になるという問題がある。
【0005】
本発明は、1つの電源アダプタで複数の流体ストッパ装置を動作させることができる流体供給システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、
電源に接続される1つの電源アダプタと、
複数の流路にそれぞれ配置されるとともに、前記電源アダプタを介して前記電源から電力が供給されることにより駆動されて対応する流路の流体の流れを遮断するように構成されたアクチュエータをそれぞれ有する、複数の遮断装置と
を備え、
前記複数の遮断装置は、
前記電源アダプタを介して電力が供給される第1遮断装置と、
前記第1遮断装置を介して前記電源から電力が供給される第2遮断装置と
を含む、流体供給システムを提供する。
【0007】
この構成によれば、第2遮断装置に第1遮断装置を介して電力が供給されるため、第2遮断装置に電力を供給するための電源アダプタを別途使用する必要がない。その結果、1つの電源アダプタで第1遮断装置および第2遮断装置の両方を動作させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、1つの電源アダプタで複数の流体遮断装置を動作させることができる流体供給システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態に係る流体供給システムの模式図である。
図2は、図1に示す遮断装置の構成および動作を説明するための図である。
図3は、図1に示す遮断装置の構成および動作を説明するための図である。
図4は、図1に示す流体供給システムの制御ブロック図である。
図5は、図5に示す制御部が実行する遮断制御を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態に係る流体供給システムを添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

合同会社律歩
漏斗
7か月前
靜甲株式会社
キャッパ
6か月前
株式会社タツノ
給油認証システム
10か月前
澁谷工業株式会社
充填装置
8か月前
澁谷工業株式会社
キャッパ
2か月前
株式会社サイレック
キャッパー装置
8か月前
有限会社ユウアイ
キャップ載置装置
6か月前
株式会社サイレック
キャッパー装置
6か月前
個人
ボトルキャップ用開栓具
4か月前
株式会社青木製作所
タンクローリの配管装置
5か月前
富士電機株式会社
液体供給装置
5か月前
ホシザキ株式会社
給茶機
11か月前
澁谷工業株式会社
キャッパ
10か月前
ネクサン
流体輸送装置
8か月前
澁谷工業株式会社
キャッピング装置
2か月前
澁谷工業株式会社
キャッピングヘッド
6か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
1か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
10か月前
株式会社野村総合研究所
セルフ給油システム
9か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
2か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
2か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
7か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
11か月前
日清食品株式会社
カップ状容器の自動蓋部開封装置
7か月前
日本クロージャー株式会社
ボトルケース
5か月前
株式会社吉野工業所
高温充填方法
2か月前
株式会社吉野工業所
液体充填方法
9か月前
AW・ウォーター株式会社
液体供給装置
6か月前
靜甲株式会社
センタリング機構並びに充填包装機
6か月前
個人
給水タンク固定装置
6か月前
サッポロビール株式会社
カラン
3か月前
アサヒ飲料株式会社
炭酸飲料製造ラインの制御方法
1か月前
富士電機株式会社
飲料供給装置
8か月前
有限会社ユウアイ
管理装置、飲料充填装置、及び巻締装置
6か月前
富士電機株式会社
飲料提供装置
5か月前
富士電機株式会社
飲料供給装置
2か月前
続きを見る