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公開番号
2025040494
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147338
出願日
2023-09-12
発明の名称
ノンバックラッシギアおよびその組立方法
出願人
オークマ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16H
55/18 20060101AFI20250317BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】位相合わせのための治具を小型化して、しかも、2枚の歯車を締結するボルトを任意の構成とできることで、2枚の歯車を締結するボルトが必須の構成であることで生じる従来の問題点を解消したノンバックラッシギアおよびその組立方法を提供する。
【解決手段】2枚の歯車2,3を連結すると共に一方の歯車2に対して他方の歯車3を周方向に付勢する弾性体4と、2枚の歯車2,3を相対回転させて歯2a,3a同士の位相が一致した状態を保持する位相保持機構5とを備えている。位相保持機構5は、伸縮可能で所定の長さで状態を保持可能な間隔保持治具11と、間隔保持治具11を嵌め込み可能なように2枚の歯車2,3にそれぞれ設けられた長穴15,16とを備えている。間隔保持治具11を長穴15,16内で弾性体4の弾性力に抗して伸縮させることで2枚の歯車2a,3a同士の位相が一致させられる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
同径で同数の歯を持つ2枚の歯車の歯で相手歯車の歯を弾性力を介して挟み込みバックラッシを無くすノンバックラッシギアであって、
前記2枚の歯車を連結すると共に一方の歯車に対して他方の歯車を周方向に付勢する弾性体と、前記2枚の歯車を相対回転させて歯の位相が一致した状態を保持する位相保持機構とを備え、
前記位相保持機構は、伸縮可能で所定の長さで状態を保持可能な間隔保持治具と、前記間隔保持治具を嵌め込み可能なように前記2枚の歯車にそれぞれ設けられた長穴とを備え、前記間隔保持治具を前記長穴内で前記弾性体の弾性力に抗して伸縮させることで前記位相が一致させられることを特徴とするノンバックラッシギア。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記間隔保持治具は、ボルト部材およびこれにねじ合わされたナット部材からなるねじ式のものであり、
前記弾性体による付勢力が前記2枚の歯車に作用している状態において、前記長穴は、前記2枚の歯車間で連通しており、前記ねじ式の間隔保持治具を嵌め込み可能であることを特徴とする請求項1に記載のノンバックラッシギア。
【請求項3】
前記長穴は、前記2枚の歯車で同形状であり、前記長穴の位置が前記2枚の歯車間で一致したときに前記2枚の歯車の歯の位相が一致することを特徴とする請求項2に記載のノンバックラッシギア。
【請求項4】
前記位相保持機構において、前記2枚の歯車の歯の位相が一致した状態で、前記2枚の歯車をボルトで締結することが可能とされていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のノンバックラッシギア。
【請求項5】
同径で同数の歯を持つ2枚の歯車の歯で相手歯車の歯を弾性力を介して挟み込みバックラッシを無くすノンバックラッシギアの組立方法であって、
伸縮可能で所定の長さで状態を保持可能な間隔保持治具を前記2枚の歯車の各歯車に設けた長穴に嵌め込み、前記間隔保持治具を前記長穴内で前記弾性力に抗して伸縮させることで前記2枚の歯車の歯の位相を一致させ、前記間隔保持治具の長さを保持した状態で前記2枚の歯車を前記相手歯車と噛み合う位置に配置することを特徴とするノンバックラッシギアの組立方法。
【請求項6】
前記間隔保持治具の長さを保持した状態で前記2枚の歯車の各歯車同士をボルトで締結した後に、前記2枚の歯車を前記相手歯車と噛み合う位置に配置することを特徴とする請求項5に記載のノンバックラッシギアの組立方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、歯車による駆動伝達において発生するバックラッシを抑制することを可能にしたノンバックラッシギアおよびその組立方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
このようなノンバックラッシギアとしては、図3に示すように、同径で同数の歯(32a)(33a)を持つ2枚の歯車(32)(33)と、2枚の歯車(32)(33)を連結すると共に一方の歯車(32)に対して他方の歯車(33)を周方向に付勢する弾性体としての複数(図示は6つ)の引っ張りコイルばね(34)と、2枚の歯車(32)(33)を相対回転させて歯(32a)(33a)の位相が一致した状態を保持する位相保持機構としての治具(35)およびボルト(36)とを備えているものが知られている。
【0003】
このノンバックラッシギア(31)によると、引っ張りコイルばね(34)によって、一方の歯車(32)には反時計回りの弾性力が作用し、他方の歯車(33)には時計回りの弾性力が作用することで、2枚の歯車(32)(33)の位相がずれるようになされており、この位相のずれを治具(35)およびボルト(36)によってなくした状態で2枚の歯車(32)(33)を相手歯車(41)と噛み合う位置に配置し、この後、治具(35)およびボルト(36)を取り外すことにより、2枚の歯車(32)(33)の歯(32a)(33a)で相手歯車(41)の歯(41a)を弾性力を介して挟み込みバックラッシが無いものとされている。
一般に、同図に示すように、2枚の歯車(32)(33)が大径で、相手歯車(41)が小径とされている。
【0004】
2枚の歯車(32)(33)は、図3においては、その位相が一致しているが、噛み合わされる前には位相がずれた状態となっており、このようなノンバックラッシギア(31)を組み立てる際には、2枚の歯車(32)(33)の位相を高精度に合わせた状態で2枚の歯車(32)(33)と相手側の歯車(41)との組立を実施する必要がある。
【0005】
図3に示すノンバックラッシギア(31)では、治具(35)およびボルト(36)からなる位相保持機構を使用して、まず、治具(35)によって2枚の歯車(32)(33)を挟み込んで弾性体(34)の弾性力に抗して2枚の歯車(32)(33)を位相を合わせる方向に相対回転させて大まかな位置決めを行い、さらに、複数の先端がテーパ形状の特殊なボルト(36)を2枚の歯車(32)(33)に設けられた複数の穴にそれぞれねじ込むことにより高精度な位置決めおよび固定を行うようになっている。
【0006】
また、特許文献1においては、位相保持機構として、一方の歯車に第1ねじ穴を設け、他方の歯車に第2ねじ穴および傾斜面を設け、ボルトを両方の歯車にねじ込むに際して、傾斜面に沿って擦りながらねじ込んで位相を変化させるものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-46052号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記従来のノンバックラッシギアの組立に際し、2枚の歯車(32)(33)を挟み込む治具(35)を使うものでは、大径の2枚の歯車(32)(33)に対応させることから、治具(35)が大型化してしまうという問題があり、また、2枚の歯車を締結するボルトが必須の構成であって、それが特殊形状の専用品となるという問題があった。
【0009】
また、特許文献1のものでは、他方の歯車にねじ穴に加えて傾斜面を設けるための歯幅を確保する必要があり、歯幅の薄い歯車に適用しにくいという問題があり、また、2枚の歯車を締結するボルトが必須の構成であって、ボルトを傾斜面に沿って擦りながら位相を変化させるため、ばねの弾性力を大きくすると、傾斜面とボルトとの間の接触圧が大きく材料が早期摩耗するという問題があった。また、ボルトをねじ込む際に、ばねに横方向の力が作用することから、ばねの設計上の制約が出るという問題もあった。
【0010】
この発明の目的は、位相合わせのための治具を小型化して、しかも、2枚の歯車を締結するボルトを任意の構成とできることで、2枚の歯車を締結するボルトが必須の構成であることで生じる従来の問題点を解消したノンバックラッシギアおよびその組立方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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