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公開番号2025040352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-24
出願番号2023147234
出願日2023-09-11
発明の名称書類スタンド
出願人株式会社リヒトラブ
代理人個人,個人
主分類A47B 65/00 20060101AFI20250314BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】破損を抑制することができる書類スタンドを提供する。
【解決手段】書類スタンドは、枢軸を有し、書類を係止する複数の係止部と、各係止部を回転可能に保持するための保持部とを備え、前記保持部は、上下に延びる板部と、上下方向に交差する前記板部に平行な軸回りに、前記枢軸を回転可能に支持する軸受と、前記軸受の上側に配置され、前記係止部が一方向に回転した場合、前記係止部を支持する第1支持部と、前記軸受の下側に配置され、前記係止部が他方向に回転した場合、前記係止部を支持する第2支持部とを有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項１】
枢軸又は前記枢軸を回転可能に支持する軸受の一方を有し、書類を係止する複数の係止部と、
各係止部を回転可能に保持するための保持部と
を備え、
前記保持部は、
板部と、
前記板部の一面に設けられる前記枢軸又は前記軸受の他方と、
前記板部にて前記枢軸又は前記軸受の他方から離れた位置に設けられ、前記係止部を支持する支持部と
を有する
書類スタンド。
続きを表示（約 750 文字）【請求項２】
前記軸受はＪ字状をなし、
前記軸受の一端部は前記板部又は前記係止部の一方に連結し、
前記軸受の他端部は、隙間を空けて前記板部又は前記係止部の他方に対向し、
前記隙間の寸法は前記枢軸の直径よりも小さい
請求項１に記載の書類スタンド。
【請求項３】
前記板部の第１縁部から突出した第１側板と、
前記第１縁部の反対側に位置する前記板部の第２縁部から突出した第２側板と、
前記第１側板に形成される第１連結部と、
前記第２側板に形成され、前記第１連結部に連結可能な第２連結部と
を備える請求項１又は２に記載の書類スタンド。
【請求項４】
前記第１連結部は、
前記板部に対して傾斜する第１傾斜溝と
前記第１傾斜溝の内側に張り出した第１張出部と
を有し、
前記第２連結部は、
前記板部に対して傾斜する第２傾斜溝と、
前記第２傾斜溝の内側に張り出した第２張出部と
を有し、
前記第１張出部は前記第２傾斜溝に沿って移動し、前記第２張出部と前記第２傾斜溝の底面との間に挟持され、前記第２張出部は前記第１傾斜溝に沿って移動し、前記第１張出部と前記第１傾斜溝の底面との間に挟持されることができるように、前記第１連結部及び前記第２連結部は構成される
請求項３に記載の書類スタンド。
【請求項５】
前記複数の係止部は、
前記板部に平行な方向に並んだ複数の第１係止部と、
前記第１係止部の下側にて、前記板部に平行な方向に並んだ複数の第２係止部と
を含む
請求項１又は２に記載の書類スタンド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本技術は、書類を収納する書類スタンドに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
横方向に延びる支持杆と、複数の係止体とを備える書類収納棚が提案されている。支持杆は複数の枢支部を有し、各係止体は軸部を有する。枢支部に軸部が回転可能に挿入され、複数の係止体はぶら下がる。書類、例えば本又はファイルなどで係止体を押すと、係止体は回転し、回転した係止体の両隣に位置する回転しない係止体の間に書類は挟まれる。即ち、隣に板又は他の書類が無くても、書類を立った状態で係止させることができる（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実公平０４－０２９８０７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
係止体は軸部でのみ支持され、外力が作用した場合に、軸部に応力が集中し、破損しやすい。
【０００５】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、破損を抑制することができる書類スタンドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る書類スタンドは、枢軸又は前記枢軸を回転可能に支持する軸受の一方を有し、書類を係止する複数の係止部と、各係止部を回転可能に保持するための保持部とを備え、前記保持部は、板部と、前記板部の一面に設けられる前記枢軸又は前記軸受の他方と、前記板部にて前記枢軸又は前記軸受の他方から離れた位置に設けられ、前記係止部を支持する支持部とを有する。
【０００７】
本開示の一実施形態においては、支持部を設けることによって、係止部は複数箇所で支持される。
【０００８】
本開示の一実施形態に係る書類スタンドは、前記軸受はＪ字状をなし、前記軸受の一端部は前記板部又は前記係止部の一方に連結し、前記軸受の他端部は、隙間を空けて前記板部又は前記係止部の他方に対向し、前記隙間の寸法は前記枢軸の直径よりも小さい。
【０００９】
本開示の一実施形態においては、枢軸は、軸受と板部との間の隙間から抜けにくい。
【００１０】
本開示の一実施形態に係る書類スタンドは、前記板部の第１縁部から突出した第１側板と、前記第１縁部の反対側に位置する前記板部の第２縁部から突出した第２側板と、前記第１側板に形成される第１連結部と、前記第２側板に形成され、前記第１連結部に連結可能な第２連結部とを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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