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公開番号2025040330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-24
出願番号2023147189
出願日2023-09-11
発明の名称誘導加熱調理器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 6/12 20060101AFI20250314BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】複数の加熱コイルを動作させつつうなり音の発生を抑制する誘導加熱調理器を提供すること。
【解決手段】誘導加熱調理器は、第1コイルと、第2コイルと、第1コイル及び第2コイルに隣接するように配置されている第3コイルと、トッププレートと、各コイルに高周波電流を供給する1つのインバータ回路と、第1コイルとインバータ回路との間に接続された第1リレーユニットと、第2コイルとインバータ回路との間に接続された第2リレーユニットと、制御部と、を備え、制御部は、複数の動作モードのいずれかを実行するように構成され、複数の動作モードは、インバータ回路から第1コイル及び第3コイルに高周波電流を供給する第1動作モードと、インバータ回路から第2コイル及び第3コイルに高周波電流を供給する第2動作モードと、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1コイルと、
前記第1コイルとは異なる第2コイルと、
前記第1コイル及び前記第2コイルとは異なる第3コイルであって、前記第3コイルは、前記第1コイル及び前記第2コイルに隣接するように前記第1コイルと前記第2コイルとの間に配置されている、第3コイルと、
前記第1コイル、前記第2コイル及び前記第3コイルの上方に設けられたトッププレートと、
一体的に動作可能な前記第1コイル、前記第2コイル及び前記第3コイルのそれぞれに高周波電流を供給する1つのインバータ回路と、
前記第1コイルと前記インバータ回路との間に接続された第1リレーユニットと、
前記第2コイルと前記インバータ回路との間に接続された第2リレーユニットと、
前記インバータ回路の動作、並びに前記第1リレーユニット及び前記第2リレーユニットの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1コイル、前記第2コイル及び前記第3コイルの少なくともいずれかを動作させる複数の動作モードのいずれかを実行するように構成され、
前記複数の動作モードは、
前記第1リレーユニットをオンし、かつ前記第2リレーユニットをオフすることで、前記インバータ回路から前記第1コイル及び前記第3コイルに高周波電流を供給する第1動作モードと、
前記第1リレーユニットをオフし、かつ前記第2リレーユニットをオンすることで、前記インバータ回路から前記第2コイル及び前記第3コイルに高周波電流を供給する第2動作モードと、
を含む、
誘導加熱調理器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の動作モードは、前記第1リレーユニット及び前記第2リレーユニットをオンすることで、前記インバータ回路から前記第1コイル、前記第2コイル及び前記第3コイルに高周波電流を供給する第3動作モードを含む、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
【請求項3】
前記インバータ回路は、複数の共振コンデンサを有し、前記第1動作モードと、前記第3動作モードとでは、通電される共振コンデンサが、少なくとも部分的に異なる、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
【請求項4】
前記インバータ回路は、前記複数の共振コンデンサの少なくとも一部に接続された1つ以上のコンデンサ用リレーを備え、
前記制御部は、前記1つ以上のコンデンサ用リレーの動作を制御する、
請求項3に記載の誘導加熱調理器。
【請求項5】
前記複数の動作モードは、前記第1リレーユニット及び前記第2リレーユニットをオフすることで、前記インバータ回路から前記第3コイルに高周波電流を供給する第4動作モードを含む、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1リレーユニット及び前記第2リレーユニットの少なくとも一方の開閉を切り替えて、前記トッププレート上の調理容器の有無、及び載置されている前記調理容器の材質を判断する、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
【請求項7】
前記複数の動作モードは、前記インバータ回路から前記第2コイルのみに高周波電流を供給する第5動作モードを含み、
前記制御部は、前記第1動作モードと前記第5動作モードとを交互に切り替えて動作させる、
請求項1に記載の誘導加熱調理器。
【請求項8】
前記第3コイルと前記インバータ回路との間に接続された第3リレーユニットをさらに備え、
前記制御部は、前記第1リレーユニット及び前記第3リレーユニットをオフし、前記第2リレーユニットをオンすることで、前記第5動作モードを実行する、
請求項7に記載の誘導加熱調理器。
【請求項9】
前記第1コイル及び前記第3コイルで構成される外周は、平面視において円形状である、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
【請求項10】
前記第1コイルは、4つのコイルピースを有する、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、誘導加熱調理器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の加熱コイルを有し、複数の加熱コイルにまたがって調理容器を載置できる誘導加熱調理器が知られている。例えば、特許文献1には、天板に負荷が配置されたことを検出するとリレーを駆動させて、複数の加熱コイルのうち負荷が載置された加熱コイルに高周波電流を通電して負荷を加熱する誘導加熱調理器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-141082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の加熱コイルを使用して1つの負荷を加熱する場合、各加熱コイルを動作させることに起因してうなり音が発生するおそれがあるという問題があった。
【0005】
本開示は、複数の加熱コイルを動作させつつうなり音の発生を抑制する誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る誘導加熱調理器は、第1コイルと、第1コイルとは異なる第2コイルと、第1コイル及び第2コイルとは異なる第3コイルであって、第3コイルは、第1コイル及び第2コイルに隣接するように第1コイルと第2コイルとの間に配置されている、第3コイルと、第1コイル、第2コイル及び第3コイルの上方に設けられたトッププレートと、一体的に動作可能な第1コイル、第2コイル及び第3コイルのそれぞれに高周波電流を供給する1つのインバータ回路と、第1コイルとインバータ回路との間に接続された第1リレーユニットと、第2コイルとインバータ回路との間に接続された第2リレーユニットと、インバータ回路の動作、並びに第1リレーユニット及び第2リレーユニットの動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、第1コイル、第2コイル及び第3コイルの少なくともいずれかを動作させる複数の動作モードのいずれかを実行するように構成され、複数の動作モードは、第1リレーユニットをオンし、かつ第2リレーユニットをオフすることで、インバータ回路から第1コイル及び第3コイルに高周波電流を供給する第1動作モードと、第1リレーユニットをオフし、かつ第2リレーユニットをオンすることで、インバータ回路から第2コイル及び第3コイルに高周波電流を供給する第2動作モードと、を含む、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、複数の加熱コイルを動作させつつうなり音の発生を抑制する誘導加熱調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示に係る実施の形態の誘導加熱調理器の一例の概略斜視図
本開示に係る実施の形態のコイルユニットの一例の平面図
図2のコイルユニットに関する加熱領域の一例を示す平面図
図2及び図3のコイルユニットを構成するコイルピースの概略拡大図
本開示に係る実施の形態の誘導加熱調理器のコイルユニットに関する概略的な電気的な接続のブロック図
本開示に係る実施の形態の誘導加熱調理器の、インバータ回路とコイルユニットとの電気的な接続の一例を示す概略的な回路図
本開示に係る実施の形態の誘導加熱調理器の、インバータ回路とコイルユニットとの電気的な接続の一例を示す概略的な回路図
本開示に係る実施の形態の誘導加熱調理器の、インバータ回路とコイルユニットとの電気的な接続の一例を示す概略的な回路図
図8のインバータ回路を具体的に記載した回路図
変形例1の誘導加熱調理器の概略的な回路図
変形例2の誘導加熱調理器の概略的な回路図
変形例3の誘導加熱調理器の概略的な回路図
変形例4の誘導加熱調理器の概略的な回路図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する構成は、本開示の一例に過ぎず、本開示は下記の実施の形態に限定されない。本開示における技術は、これに限定されず、これら実施の形態以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更、置き換え、付加、省略などが可能である。
【0010】
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形及び修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
(【0011】以降は省略されています)

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