TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025039552
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2024153776
出願日2024-09-06
発明の名称計時装置用制御装置及びその制御方法
出願人宝捷時計電子(深せん)有限公司
代理人個人
主分類G06F 1/04 20060101AFI20250313BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明は計時装置用制御装置およびその制御方法に関する。
【解決手段】本発明は、電子機器タイミング制御技術分野に関する。計時装置用制御装置は、水晶振動子で構成されたピアース発振ネットワークモジュール、デジタル信号変換モジュール、タイミング制御モジュール、検出制御モジュール、調整制御モジュール及び出力モジュールを含み;前記ピアース発振ネットワークモジュールは、ローカルクロック信号、すなわち時間データを生成するように構成され;前記タイミング制御モジュールは、時間データに基づいてシーケンス制御データを生成するように構成され;前記調整制御モジュールは、ピアース発振ネットワークモジュールから出力された時間データを調整するように配置され;前記デジタル信号変換モジュールは、各モジュールのデジタル信号の入出力変換を協調するように配置され;該計時装置用制御装置及びその制御方法は、水晶振動子で構成されたピアース発振ネットワークモジュールの出力の精度を向上させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
計時装置用制御方法であって、この方法は以下のステップ:
ピアース発振ネットワークから出力された第1時間データを取得し;前記第1時間データに基づいて第1シーケンス制御データを取得するステップと;
前記第1シーケンス制御データ及び実際シーケンス制御データに基づいて前記第1シーケンス制御データの誤差データを取得するステップと;ここで、前記第1シーケンス制御データは複数組のシーケンス制御信号を含み、前記実際シーケンス制御データは複数組のシーケンス制御信号に対応する実際シーケンス制御信号を含み;
前記誤差データに基づいて周波数計時データを取得し、前記周波数計時データに基づいて、設定された時間の後に、第2シーケンス制御データを取得するステップと;
第2シーケンス制御データと実際のシーケンス制御データに基づき、前記第2シーケンス制御データの誤差データを取得し、前記第2シーケンス制御データの誤差データに基づき、制御完了又は再生成又は警報の結果を取得するステップと、を含み、
前記誤差データは単一の前記シーケンス制御信号における時間データと実際のシーケンス制御信号における時間データとの差が設定値より大きい場合、前記シーケンス制御信号が誤差信号であると判断することを含み;前記誤差データは全ての前記シーケンス制御信号における時間データの基準値に基づいて全ての前記シーケンス制御信号が誤差信号であるか否かを判断することを含み、ここでXiは、各シーケンス制御信号における基礎シーケンスデータであり、前記基礎シーケンスデータは、前記シーケンス制御信号における時間データにおける基礎時間値であり、σiは、各シーケンス制御信号における時間データの分散であり;
前記シーケンス制御信号が誤差信号である場合、基準時間データを取得して同期し、周波数計時データを取得してカウントし、補正計時時間で基準時間を取得し、基準時間に基づいて時間偏差データ及び偏差方向データを取得し、偏差方向データに基づいて第1時間データを調整して第1シーケンス制御データを取得し、第1シーケンス制御データに基づいて第2シーケンス制御データを取得し;
偏差方向データに基づき、時間誤差率を取得し、秒誤差時間を取得し、調整データを取得することを特徴とする、計時装置用制御方法。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
ピアース発振ネットワークにおける発振周波数に基づいて計時し、補正計時時間で基準時間を取得することを特徴とする、請求項1に記載の計時装置用制御方法。
【請求項3】
周波数カウンタを設置し、周波数カウンタ標準出力周波数信号を取得してカウントし、補正計時時間の後、周波数信号の受信を停止し、周波数積算カウント値を取得し、基準時間を取得することを特徴とする、請求項1に記載の計時装置用制御方法。
【請求項4】
計時装置用制御装置であって、該装置はさらに、水晶振動子で構成されたピアース発振ネットワークモジュール、デジタル信号変換モジュール、タイミング制御モジュール、検出制御モジュール、調整制御モジュール及び出力モジュールを含み
前記ピアース発振ネットワークモジュールは、ローカルクロック信号、すなわち時間データを生成するように構成され;
前記タイミング制御モジュールは、時間データに基づいてシーケンス制御データを生成するように構成され;
前記検出制御モジュールは、タイミング制御モジュールが生成したシーケンス制御データと実際に実行したシーケンス制御データを収集するように配置され;
前記調整制御モジュールは、ピアース発振ネットワークモジュールから出力された時間データを調整するように配置され;
前記デジタル信号変換モジュールは、各モジュールのデジタル信号の入出力変換を協調するように配置され;
前記出力モジュールは、調整制御モジュールが調整した後、検出制御モジュールの2回検出結果に基づき、予め設定された形式で対応する結果を出力するように配置されることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の制御方法を実現する計時装置用制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器シーケンス制御技術分野に属し、具体的には計時装置用制御装置及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器では、異なる実行動作の間に異なるシーケンスがある。通常はタイミングコントローラがローカル時間信号により複数のシーケンス制御信号を生成し、生成された複数のシーケンス制御信号によりそれぞれ異なるモジュールを制御して応答の機能動作を実行する。しかし科学技術の発展に伴い、電子機器の制御ロジックは、複雑化及びより高速化する傾向にある。これは、生成されるシーケンス制御信号の数、クロック精度などに対してより高い要求を持つようになる。ローカルクロック信号は通常水晶振動子等の形式を用いて実現され、それはプロセス、材料等の問題により、不可避な周波数オフセット等を有する。且つコストが低い水晶振動子ほど、それが生成するローカルクロック信号の周波数オフセットが大きくなり、シーケンス制御への干渉も大きくなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、上述した問題を解決するために、構成が簡単で合理的に設計された計時装置用制御装置及びその制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の技術的手段によって達成され:
本発明の第1の態様は、計時装置用制御方法を提案し、該方法は以下のステップ:
ピアース発振ネットワークから出力された第1時間データを取得し;前記第1時間データに基づいて第1シーケンス制御データを取得するステップと;
前記第1シーケンス制御データ及び実際シーケンス制御データに基づいて前記第1シーケンス制御データの誤差データを取得するステップと;ここで、前記第1シーケンス制御データは複数組のシーケンス制御信号を含み、前記実際シーケンス制御データは複数組のシーケンス制御信号に対応する実際シーケンス制御信号を含み、
前記誤差データに基づいて周波数計時データを取得し、前記周波数計時データに基づいて、設定された時間の後に、第2シーケンス制御データを取得するステップと、
第2シーケンス制御データと実際のシーケンス制御データに基づいて、前記第2シーケンス制御データの誤差データを取得,前記第2シーケンス制御データの誤差データに基づいて、制御完了又は再生成又は警報の結果を取得するステップと、を含む。
【0005】
本発明のさらなる最適化手段として、前記誤差データは単一の前記シーケンス制御信号における時間データと実際のシーケンス制御信号における時間データとの差が設定値より大きい場合、前記シーケンス制御信号が誤差信号であると判断することを含み;前記誤差データは全ての前記シーケンス制御信号における時間データの基準値に基づいて全ての前記シーケンス制御信号が誤差信号であるか否かを判断することを含み、ここで、Xiは、各シーケンス制御信号における基礎シーケンスデータであり、前記基礎シーケンスデータは、前記シーケンス制御信号における時間データにおける基礎時間値であり、σiは、各シーケンス制御信号における時間データの分散である。
【0006】
本発明のさらなる最適化手段として、前記シーケンス制御信号が誤差信号である場合、基準時間データを取得して同期し、周波数計時データを取得してカウントし、補正計時時間で基準時間を取得し、基準時間に基づいて時間偏差データ及び偏差方向データを取得し、偏差方向データに基づいて第1時間データを調整して第1シーケンス制御データを取得し、且つ第1シーケンス制御データに基づいて第2シーケンス制御データを取得する。
【0007】
本発明のさらなる最適化手段として、偏差方向データに基づいて時間誤差率を取得し、秒誤差時間を取得し、調整データを取得する。
【0008】
本発明のさらなる最適化手段として、ピアース発振ネットワークにおける発振周波数に基づいて計時し、補正計時時間で、基準時間を取得する。
【0009】
本発明のさらなる最適化手段として、周波数カウンタを設置し、周波数カウンタ標準出力周波数信号を取得してカウントし、補正計時時間の後、周波数信号の受信を停止し、周波数積算カウント値を取得し、基準時間を取得する。
【0010】
本発明の第2の態様は、計時装置用制御装置を提案し、該装置は、水晶振動子で構成されたピアース発振ネットワークモジュール、デジタル信号変換モジュール、タイミング制御モジュール、検出制御モジュール、調整制御モジュール及び出力モジュールを含み;
前記ピアース発振ネットワークモジュールは、ローカルクロック信号、すなわち時間データを生成するように構成され;
前記タイミング制御モジュールは、時間データに基づいてシーケンス制御データを生成するように構成され;
前記検出制御モジュールは、タイミング制御モジュールが生成したシーケンス制御データと実際に実行したシーケンス制御データを収集するように配置され;
前記調整制御モジュールは、ピアース発振ネットワークモジュールから出力された時間データを調整するように配置され;
前記デジタル信号変換モジュールは、各モジュールのデジタル信号の入出力変換を協調するように配置され;
前記出力モジュールは、調整制御モジュールが調整した後、検出制御モジュールの2回検出結果に基づいて、予め設定された形式で対応する結果を出力するように配置される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
非正規コート
25日前
個人
在宅介護システム
7日前
個人
RFタグ読取装置
7日前
個人
人物再現システム
22日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
15日前
有限会社ノア
データ読取装置
23日前
個人
電話管理システム及び管理方法
16日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
1か月前
個人
広告提供システムおよびその方法
25日前
個人
日誌作成支援システム
22日前
株式会社CROSLAN
支援装置
7日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
29日前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
7日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
1か月前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
29日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
1か月前
個人
ポイント還元付き配送システム
23日前
ひびきの電子株式会社
認証システム
9日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
11日前
オベック実業株式会社
接続構造
22日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
1か月前
株式会社ドクター中松創研
生成AIの適切使用法
22日前
株式会社実身美
ワーキングシェアリングシステム
23日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
1か月前
個人
コンテンツ配信システム
29日前
個人
アルバム作成システム及びアルバム作成方法
9日前
株式会社国際電気
支援システム
1か月前
株式会社デンソー
電子制御装置
1日前
株式会社エスシーシー
置き配システム
23日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
情報処理システム
7日前
個人
プラットフォームシステム
29日前
パテントフレア株式会社
識別コードの付与情報増加法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
8日前
株式会社知財事業研究所
運行計画作成システム
29日前
続きを見る