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公開番号
2025037163
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143966
出願日
2023-09-05
発明の名称
画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/36 20060101AFI20250310BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像の色品質の向上を図ること。
【解決手段】画像形成装置100は、記録媒体2に画像を形成する画像形成部30と、記録媒体を画像形成部へ搬送する第1搬送機構20と、画像形成部を通過した記録媒体を再び画像形成部へ搬送する第2搬送機構50と、画像形成部による複数回の印刷動作を制御する制御部210と、を備え、記録媒体の同一面に対して、同一の画像形成部により複数回の印刷を実行可能であり、複数回の印刷は、第1印刷と第2印刷とを含み、第1印刷は、第1印刷データに基づく記録媒体への印刷であり、第2印刷は、第1印刷データとは異なる第2印刷データに基づく、第1印刷が実行された記録媒体への印刷である。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
記録媒体を前記画像形成部へ搬送する第1搬送機構と、
前記画像形成部を通過した前記記録媒体を再び前記画像形成部へ搬送する第2搬送機構と、
前記画像形成部による複数回の印刷動作を制御する制御部と、を備え、
前記記録媒体の同一面に対して、同一の画像形成部により複数回の印刷を実行可能であり、
前記複数回の印刷は、第1印刷と第2印刷とを含み、
前記第1印刷は、第1印刷データに基づく前記記録媒体への印刷であり、
前記第2印刷は、前記第1印刷データとは異なる第2印刷データに基づく、前記第1印刷が実行された前記記録媒体への印刷であることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第2搬送機構は、前記第1印刷が実行された前記記録媒体の搬送方向を反転させずに、前記画像形成部へ搬送することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
印刷前の前記記録媒体の色を検出する媒体検出部を備え、
前記制御部は、
前記媒体検出部によって検出された前記記録媒体の色に基づいて、当該記録媒体への印刷回数を設定し、前記記録媒体に対して、設定された印刷回数の印刷を実行するように、前記第1搬送機構、前記第2搬送機構、及び、前記画像形成部の動作を制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1印刷が実行された前記記録媒体の印刷面の状態を検出する印刷面検出部を備え、
前記制御部は、
前記印刷面検出部によって検出された前記印刷面の状態に基づいて、前記記録媒体への印刷回数を変更することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
印刷前の前記記録媒体の色を検出する媒体検出部を備え、
前記制御部は、
前記媒体検出部によって検出された前記記録媒体の色に基づいて、当該記録媒体への印刷データの色及び濃度を設定し、前記記録媒体に対して、設定された印刷データの色及び濃度の印刷を実行するように、前記画像形成部の動作を制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1印刷が実行された前記記録媒体の印刷面の状態を検出する印刷面検出部を備え、
前記制御部は、
前記印刷面検出部によって検出された前記印刷面の状態に基づいて、前記記録媒体への印刷データの色及び濃度を変更することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成部は、前記第1印刷及び前記第2印刷において、前記記録媒体にトナー像を形成し、
前記画像形成部により前記トナー像が形成された前記記録媒体を加熱することによって、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着部を有し、
前記制御部は、
前記定着部により、トナーを付着させない状態の前記記録媒体を加熱し、
前記定着部により加熱された前記記録媒体に前記トナー像を形成するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第2搬送機構は、
前記第1印刷が実行された前記記録媒体を一時停止させて待機させる待機機構を有し、
前記制御部は、
前記待機機構の動作を制御して、前記第1印刷が実行された前記記録媒体を停止させた後、前記記録媒体を前記画像形成部へ搬送して、前記第2印刷を実行するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成部は、多色印刷を実行可能であり、
前記制御部は、
前記第1印刷として、前記記録媒体に対して単一色の印刷を実行し、前記第1印刷を実行した後に、前記第2印刷として、前記単一色以外の色について第1濃度で印刷を実行し、前記第2印刷を実行した後に、第3印刷として、前記第2印刷の色について前記第1濃度よりも高い第2濃度で印刷を実行するように、前記第1搬送機構、前記第2搬送機構、及び、前記画像形成部の動作を制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
記録媒体の同一面に対して、同一の画像形成部により複数回の印刷を行う画像形成システムであって、
前記記録媒体を前記画像形成部へ搬送する第1搬送機構と、
前記画像形成部を通過した前記記録媒体を再び前記画像形成部へ搬送する第2搬送機構と、
前記画像形成部による複数回の印刷動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記記録媒体に対して、第1印刷データに基づいて、前記画像形成部による第1印刷を実行させ、前記第1印刷が実行された前記記録媒体に対して、前記第1印刷データとは異なる第2印刷データに基づいて、前記画像形成部による第2印刷を実行させるように、前記第1搬送機構、前記第2搬送機構、及び、前記画像形成部の動作を制御することを特徴とする画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置として、用紙に画像を形成する画像形成部と、用紙を画像形成部に搬送する画像形成経路と、用紙を反転させて画像形成経路に合流させる反転経路と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。反転経路は、用紙を逆走させるスイッチバック部を有する。特許文献1に記載の画像形成装置は、スイッチバック部を経由しないで用紙を画像形成経路に戻すショートカット経路を含み、画像形成面が同一面となるように用紙を画像形成部へ搬送することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1では、用紙の同一面に対してどのように画像を形成するか、示されていない。特許文献1では、媒体に形成される画像の色品質に改善の余地があった。
【0004】
本開示は、画像の色品質の向上を図ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る画像形成装置は、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
記録媒体を前記画像形成部へ搬送する第1搬送機構と、
前記画像形成部を通過した前記記録媒体を再び前記画像形成部へ搬送する第2搬送機構と、
前記画像形成部による複数回の印刷動作を制御する制御部と、を備え、
前記記録媒体の同一面に対して、同一の画像形成部により複数回の印刷を実行可能であり、
前記複数回の印刷は、第1印刷と第2印刷とを含み、
前記第1印刷は、第1印刷データに基づく前記記録媒体への印刷であり、
前記第2印刷は、前記第1印刷データとは異なる第2印刷データに基づく、前記第1印刷が実行された前記記録媒体への印刷であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、画像の色品質の向上を図ることが可能な画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略図である。
記録媒体の表面及び裏面の一例を示す平面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。
同一面に対する複数回の印刷データに関する設定テーブルの一例である。
同一面に対する複数回の印刷データの一例(ケース1)を示す図である。
同一面に対する複数回の印刷データの一例(ケース2)を示す図である。
同一面に対する複数回の印刷データの一例(ケース3)を示す図である。
同一面に対する複数回の印刷データの一例(ケース4)を示す図である。
同一面に対する複数回の印刷データの一例(ケース5)を示す図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置で実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。
同一面に対する複数回の印刷設定を行うための操作画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
【0009】
本明細書において、画像形成、印刷、印字又は記録は、いずれも同義である。
【0010】
[実施形態に係る画像形成装置100]
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の一例を示す概略図である。図1に示す例では、画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型カラー画像形成装置である。画像形成装置100は、給紙部10A,10Bと、第1搬送機構20と、画像形成部30と、定着部33と、排紙部40と、第2搬送機構50とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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