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公開番号
2025036947
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143629
出願日
2023-09-05
発明の名称
バルブ装置
出願人
株式会社ネリキ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16K
51/00 20060101AFI20250310BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】第1フィルタ70を破損させることなくバルブ本体10に固定して、異物の導通を阻止できるバルブ装置1を提供することを目的とする。
【解決手段】ボンベ容器に取り付ける取付部11を有するとともに、ガスが導通する流体流路Fが内部に形成されたバルブ本体10と、バルブ本体10の内部において流体流路Fを開閉する開閉弁24とが設けられたバルブ装置1であって、取付部11の流体流路Fに設けたフィルタ装着部14に装着される第1フィルタ70と、第1フィルタ70をフィルタ装着部14に固定する固定部材80とが備えられ、第1フィルタ70は、少なくとも一部がガスの導通方向Dに交差する形状に金属ビーズを焼結して形成したフィルタ本体71と、フィルタ本体71の周縁に沿って設けられた略円環状の略平板に形成され、固定部材80が押し付けられる金属製のフィルタフランジ72とで一体構成されたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被取付部に取り付ける取付部を有するとともに、流体が導通する流体流路が内部に形成されたバルブ本体と、該バルブ本体の内部において前記流体流路を開閉する開閉弁とが設けられたバルブ装置であって、
前記取付部の前記流体流路に設けたフィルタ装着部に装着されるフィルタと、
該フィルタを前記フィルタ装着部に固定する固定部材とが備えられ、
該フィルタは、
少なくとも一部が前記流体の導通方向に交差する形状に金属ビーズを焼結して形成したフィルタ本体と、
該フィルタ本体の周縁に沿って設けられた環状の略平板に形成され、前記固定部材が押し付けられる金属製の環状体とで一体構成された
バルブ装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記フィルタ本体は、
前記環状体の厚み方向に沿った突出方向へ向けて突出した立体形状に形成された
請求項1に記載のバルブ装置。
【請求項3】
前記フィルタ本体は、
前記突出方向へ向かうほど、漸次、小径となる略円錐台形状に形成された
請求項2に記載のバルブ装置。
【請求項4】
前記環状体は、前記フィルタ本体に焼結によって一体構成された
請求項2に記載のバルブ装置。
【請求項5】
前記環状体は、
前記フィルタ本体の外周面に略同じ大きさで、前記環状体の厚み方向に沿って凹設されるともに、少なくとも前記フィルタ本体の一部が嵌まり込む凹部が備えられた
請求項4に記載のバルブ装置。
【請求項6】
前記環状体における最も内側の内周面は、
前記環状体の厚み方向から見て、前記流体流路の内周面に略同じ大きさに形成された
請求項4に記載のバルブ装置。
【請求項7】
前記固定部材は、
前記環状体の内周面よりも大きい内周面を有する筒状体であるとともに、前記フィルタ装着部に螺合する構成である
請求項1に記載のバルブ装置。
【請求項8】
前記フィルタ本体は、
前記突出方向に突出した断面略凹形状に形成されるとともに、内周面の面積が前記流体流路の断面積及びろ過精度に基づいて定められた
請求項2に記載のバルブ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば高圧ガスなどの流体が充填されるボンベ容器に取り付けるようなバルブ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高圧ガスなどの流体を開閉弁の開閉によって導通させるバルブ装置として、ボンベ容器に取付けられる容器バルブ装置、あるいはバンドルまたはカードルと呼ばれる複数本のボンベ容器を組み付けた集合体に接続されるバルブ装置がある。
【0003】
さらに、バルブ装置には、バルブ本体の内部に設けた流体流路に流体とともに異物が導通することを阻止するフィルタを備えているものがある。
このようなフィルタとしては、例えば特許文献1のように、金属焼結材を焼結して形成した焼結フィルタが知られている。
【0004】
ところで、特許文献1では、流体流路に設けたフィルタ装着部に対してフィルタを圧入することで、フィルタ装着部にフィルタを固定している。
しかしながら、例えば金属メッシュを積層したフィルタに比べて焼結フィルタの機械的強度が低いため、特許文献1のようなフィルタでは、圧入に伴う押圧荷重によって焼結フィルタが変形する、あるいは焼結フィルタが破損するおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-150485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑み、フィルタを破損させることなくバルブ本体に固定して、異物の導通を阻止できるバルブ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、被取付部に取り付ける取付部を有するとともに、流体が導通する流体流路が内部に形成されたバルブ本体と、該バルブ本体の内部において前記流体流路を開閉する開閉弁とが設けられたバルブ装置であって、前記取付部の前記流体流路に設けたフィルタ装着部に装着されるフィルタと、該フィルタを前記フィルタ装着部に固定する固定部材とが備えられ、該フィルタは、少なくとも一部が前記流体の導通方向に交差する形状に金属ビーズを焼結して形成したフィルタ本体と、該フィルタ本体の周縁に沿って設けられた環状の略平板に形成され、前記固定部材が押し付けられる金属製の環状体とで一体構成されたことを特徴とする。
【0008】
上記被取付部は、ボンベ容器、あるいはボンベ容器に接続された配管などのことをいう。
上記バルブ装置は、ボンベ容器に取付けて使用する容器バルブ装置、配管に接続して使用する配管バルブ装置、カードルまたはバンドルと呼ばれる複数本のボンベ容器を組み付けた集合体に接続して使用するバルブ装置などのことをいう。
【0009】
上記フィルタ本体は、立体形状のフィルタ、あるいは平板状のフィルタなどのことをいう。
上記固定部材は、フィルタ装着部に螺合してフィルタを押し付ける部材、あるいはフィルタ装着部にフィルタを圧入する圧入治具などのことをいう。
【0010】
この発明によれば、フィルタの環状体に固定部材が押し付けられるため、フィルタをフィルタ装着部に固定する際、金属ビーズを焼結して形成したフィルタ本体を押圧することなくフィルタ装着部に固定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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