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公開番号2025036447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024216993,2023065735
出願日2024-12-11,2019-03-05
発明の名称ガラス組成物、繊維化可能なガラス組成物、およびそれから作成されたガラス繊維
出願人エレクトリック グラス ファイバー アメリカ, エルエルシー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C03C 13/00 20060101AFI20250306BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約【課題】 ガラス組成物を提供すること
【解決手段】 繊維形成に適した低レベルのLi2Oを有するガラス組成物及び高弾性率を有するガラス繊維が開示される。ガラス組成物は約59~約63重量%のSiO2、約13.7~約16重量パーセントのAl2O3、約14~約16.5重量%のCaO、約6~約8.5重量%のMgO、1重量%未満のFe2O3及び1重量%未満のTiO2を含み得る。場合によって組成物はLi2Oを実質的に含まなくてもよい。場合によって組成物は0.5重量%までのLi2Oを含み得る。場合によってRE2O3は組成物中に1.5重量%までの量で存在し得る。ガラス組成物は様々な他の繊維ガラス製品(例えばストランド、ロービング、ファブリック等)及び様々な複合材に組み込み得るガラス繊維を形成するために使用し得る。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
望ましい機械特性


発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
優先権
本願は、本明細書に完全に記載されるものとしてその全体が参照により本明細書に組み込まれる、2018年3月7日出願の米国仮特許出願第62/639,731号に基づく利益および優先権を主張している。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
分野
本明細書では、ガラス組成物、特に、繊維を形成するためのガラス組成物が記載される。
【背景技術】
【0003】
背景
ガラス繊維は、長年、様々なポリマー樹脂を強化するために使用されてきた。強化用途で使用するために一般に使用される一部のガラス組成物としては、「E-ガラス」、「R-ガラス」および「D-ガラス」ファミリーの組成物が挙げられる。「S-ガラス」は、一般に使用されるもう1つのファミリーのガラス組成物であり、例えば、商標「S-2 Glass」でAGY(Aiken、South Carolina)から商業的に入手可能なガラス繊維が含まれる。
【0004】
ガラス繊維は、汎用および特殊用途の2つのカテゴリーに分類される。最も広く使用されているガラス繊維タイプは、E-ガラス繊維としても公知の汎用タイプである。E-ガラスは全体的に、良好な機械、電気および腐食特性を示す。
【0005】
複合材の実現可能な市場用途が増大し続けるにつれて、ガラス繊維の使用者は、性能、コスト、信頼性および耐久性、ならびに持続可能性および環境管理への注目の高まりに関する要求を満たすという難問に直面してきた。そのような難問には、風力ブレードの長さの要件が高まり続けていること、発電設備によって厳しい条件および環境でのパイプおよびタンクの性能および寿命の最大化が求められていること、性能の犠牲が伴う燃費への需要が自動車産業に変化をもたらしつつあること、ならびに継続的な技術進歩によってかつてないほどさらにロバストな回路基板の信号速度が必要とされていることが含まれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
繊維ガラスの製造者は、商業製造環境において望ましい機械特性を有するガラス繊維を形成するために使用することができるガラス組成物を求め続けている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
要旨
本発明の様々な実施形態は、様々な用途での使用に適合された、ガラス組成物、繊維化可能なガラス組成物、およびこのような組成物から形成されるガラス繊維、ならびにこのようなガラス繊維を含む繊維ガラスストランド、ヤーン、ファブリックおよび複合材を提供する。
【0008】
一実施形態では、繊維形成に適したガラス組成物は、約60~約63重量パーセントのSiO

、約14~約16重量パーセントのAl



、約14~約16重量パーセントのCaO、約6~約8.5重量パーセントのMgO、1重量パーセント未満のFe



、および1重量パーセント未満のTiO

を含むことができ、Li

Oを実質的に含まず、(Li

O+MgO+Al



)含量は、約22~24重量パーセントまでの範囲である。
【0009】
ある特定の実施形態では、繊維形成に適したガラス組成物は、約60~約63重量パーセントのSiO

、約14~約16重量パーセントのAl



、約14~約16重量パーセントのCaO、約6~約8.5重量パーセントのMgO、1重量パーセント未満のFe



、1重量パーセント未満のTiO

、および0重量パーセントを超え、1重量パーセント未満の量の希土類酸化物であるRE



を含むことができ、Li

Oを実質的に含まない。
【0010】
ある特定の実施形態では、繊維形成に適したガラス組成物は、約59~約63重量パーセントのSiO

、約13.7~約16重量パーセントのAl



、約14~約16.5重量パーセントのCaO、約6~約8.5重量パーセントのMgO、1重量パーセント未満のFe



、1重量パーセント未満のTiO

、および0重量パーセントを超え、1.5重量パーセント未満の量の希土類酸化物であるRE



を含むことができ、Li

Oを実質的に含まない。
(【0011】以降は省略されています)

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