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公開番号
2025036418
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024201035,2021560402
出願日
2024-11-18,2020-02-19
発明の名称
改善された照明を備えた舗装ブロック
出願人
グロウ パース ペイバーズ,エルエルシー
代理人
弁理士法人清原国際特許事務所
主分類
B28B
1/30 20060101AFI20250307BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】改善された照明を備えた光輝性の舗装ブロックの製造方法。
【解決手段】埋め込まれた光輝性の材料を備えた舗装ブロックの製造方法であって、該方法は、(A)砂、骨材、水及びセメントを混合して未硬化のコンクリートを形成する、(B)光輝性顔料を混合したポリエステル樹脂を提供する、(C)前記ポリエステル樹脂を硬化したのち破壊してランダムな大きさのチップあるいは粒子状物質にし、光輝性のポリエステル樹脂混合物フラグメントを形成する、(D)前記樹脂混合物フラグメント、セメント及び水を混合し、未硬化の光輝性混合物を形成する、(E)舗装ブロック金型を提供する、(F)工程(A)において形成された未硬化のコンクリートを舗装ブロック金型に注入してコンクリート基盤層を得る、および(G)工程(D)において形成された未硬化の光輝性混合物を、舗装ブロック金型を実質的に充填するように注入して光輝性層を得る工程、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
埋め込まれた光輝性の材料を備えた舗装ブロックを製造する方法であって、該方法は、
砂、骨材、水およびセメントを混合して未硬化のコンクリート混合物を形成する工程、
光輝性顔料を混合したポリエステル樹脂である光輝性混合物と、光輝性顔料を混合したシリカベースのガラス材料である光輝性混合物の、少なくとも1つを提供する工程、
前記光輝性混合物を硬化して、前記光輝性混合物を破壊してランダムな大きさのチップあるいは粒子状物質にすることで、光輝性のフラグメントを形成する工程、
前記光輝性のフラグメント、光輝性の砂、セメントおよび水を混合し、未硬化の光輝性混合物を形成する工程、
舗装ブロック金型を提供する工程、
前記未硬化のコンクリート混合物を舗装ブロック金型に注入する工程、および
前記未硬化の光輝性混合物を注入して、前記舗装ブロック金型を実質的に充填する工程、
を含んでなる、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
舗装ブロックを形成するために、制御された環境において所定の時間間隔の間、前記舗装ブロック金型内の内容物を硬化させる工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
余剰なコンクリート材料を除去し、光輝性層を露出するために、前記舗装ブロックの上面を研削する工程をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
透過性のシーラントを塗布して、前記光輝性層を被覆する工程をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記光輝性混合物を浅い型に注入して、養生硬化させる工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記光輝性顔料を混合したシリカベースのガラス材料を窯の中で焼成する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
シェイカーテーブル上で前記舗装ブロック金型を振動させる工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
埋め込まれた光輝性の材料を備えた舗装ブロックを製造する方法であって、該方法は、
砂、骨材、水およびセメントを混合して未硬化のコンクリート混合物を形成する工程、
光輝性顔料を混合したポリエステル樹脂である光輝性混合物と、光輝性顔料を混合したシリカベースのガラス材料である光輝性混合物の、少なくとも1つを提供する工程であって、前記光輝性顔料はユウロピウムでドープされたアルミン酸ストロンチウムを含む工程、
前記光輝性混合物を硬化して、前記光輝性混合物を破壊してランダムな大きさのチップあるいは粒子状物質にすることで、光輝性のフラグメントを形成する工程、
前記光輝性のフラグメント、光輝性の砂、セメントおよび水を混合し、未硬化の光輝性混合物を形成する工程、
舗装ブロック金型を提供する工程、
前記未硬化のコンクリート混合物を舗装ブロック金型に注入する工程、および
前記未硬化の光輝性混合物を注入して、前記舗装ブロック金型を実質的に充填する工程、
を含んでなる、方法。
【請求項9】
舗装ブロックを形成するために、制御された環境において所定の時間間隔の間、前記舗装ブロック金型内の内容物を硬化させる工程をさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
余剰なコンクリート材料を除去し、光輝性層を露出するために、前記舗装ブロックの上面を研削する工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に屋外の表面建造物に関し、さらに詳しくは改善された照明をもつ舗装ブロックに関するものであり、電力の必要なしに照明を提供する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
舗装ブロックは、通路、大きな公共の歩行領域、車道、歩道などに使用される。舗装ブロックは、劣化のない地面処置を可能にする。通路用のセメント・ブロックのような舗装ブロックは、美学的に気持ちよい様々なパターンで置くことができる。通路用の歩道照明装置は、安全性を高め、確かな足場および視界を提供するために、舗装ブロックと共に使用されてきた。多くの歩道は低電圧照明又は中電圧照明で照らされ、照明システムに電力を供給するために、低電圧あるいは中電圧の電力が供給されねばならない。照明システムの使用に関する電気消費のコストが存在する。歩道が長い歩道であるか、又は電気接続から離れて位置する場合、照明システムのセットアップにも困難性が存在する。照明システム用の電気的な備品を設置するために、許可業者を雇われなければならない。
【0003】
屋外照明の使用は先行技術で知られている。例えば、コナーズらへの米国特許第6,027,280号公報(コナーズ)は、内部からの照明能力を備えたインターロック式の舗装ブロックを開示している。しかしながら、コナーズは、屋外灯光の非電気的な使用ができない。同様に、アンダーズへの米国特許第5,472,737号公報(アンダーズ737)は、駆動を支援するためにハイウェイ上で塗布される光輝性のハイウェイ塗料組成物を開示している。しかしながら、アンダーズ737は、舗装ブロックの使用を開示していない。最後に、アンダーズらへの米国特許6,005,024号公報(アンダーズ024)は、既存の標識をカバーし、光輝性の物質に湿度安定性を与える光輝性のオーバーレイを開示している。しかしながら、アンダーズ024は、舗装ブロックの使用を開示していない。
【0004】
上記装置はそれぞれの課題および必要条件を満たしているが、前記米国特許は屋外照明に使用されることを可能にする光輝性の舗装ブロックについて記載していない。コナーズは誘蛾灯および配線を含んでいるので、コナーズは非電気的な使用に対する規定がない。アンダーズ737および024は、単に舗装ブロックと併せての光輝性材料の使用を開示している。
【0005】
さらに、カプランへの米国特許第6,665,986号公報は、光輝性の舗装ブロックを開示している。バイメル(Beimel)への米国特許出願公開第2006/0065879号公報は、光輝勢のセメント質の組成物、及びそれの製造並びに使用方法を開示している。ヒルへの米国特許第8,617,638号公報は、舗装板製造設備で光輝生の舗装板を製造する方法を開示している。しかしながら、トマらへの米国特許第9114422号公報は、埋め込まれた光輝性材料を備えた舗装ブロックを開示している。米国特許第9114422号公報は、参照により、その全体が本明細書に組込まれる。
【0006】
従って、電力の必要なしに照明を提供する改善された照明を備えた舗装ブロック用の技術には明らかにニーズが感じられる。
【発明の概要】
【0007】
本発明は、電力の必要なしに照明を提供する改善された照明を備えた舗装ブロックを提供する。改善された照明を備えた舗装ブロック(光輝性の舗装ブロック)は、好ましくはコンクリート基盤層および光輝性層を含んでいる。光輝性層はコンクリート基盤層の上に形成される。コンクリート基盤層は、砂、骨材、水、顔料およびセメントを組み合わせて未硬化のコンクリート混合物を形成することにより生成される。光輝性層は、好ましくは極細骨材、セメント、水、顔料、光輝性の砂、および光輝性顔料を混合したポリエステル樹脂又は光輝性顔料を混合したシリカベースのガラス材料を含む。さらに、光透過性の被覆が、硬化された光輝性層上に置かれ得る。従って、本発明は、光輝性の舗装ブロックを提供することを目的とし、かかる光輝性の舗装ブロックは屋外照明用の先行技術の利点のすべてを有し、かつ不利な点を有さない。
【0008】
本発明の更なる目的は、容易にかつ効率的に製造され得、市販され得る光輝性の舗装ブロックを提供することである。
【0009】
本発明の他の更なる目的は、材料と労働の両方に関して製造コストが低い光輝性の舗装ブロックを提供することである。
【0010】
本発明の他の更なる目的は、配線、電力消費および電気施工業者による設置を必要としない光輝性の舗装ブロックを提供することである。
(【0011】以降は省略されています)
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