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公開番号2025035104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141917
出願日2023-09-01
発明の名称作業状態推測システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人ぱるも特許事務所
主分類G06Q 10/06 20230101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業者の作業状態を判別することにより、作業の工程管理に利用して作業の効率化を図る。
【解決手段】作業責任者が作業責任者端末50に入力する、作業項目の情報、作業項目の作業開始時刻および作業完了時刻の情報、並びに、作業項目に従事する作業者の情報、を含む作業実績情報を取得する作業実績情報取得部60と、作業項目の情報、作業項目の作業開始予定時刻および作業完了予定時刻の情報、並びに、作業項目の作業予定エリアの情報、を含む作業計画情報と、作業エリアの情報および作業エリアの位置情報を含む区域情報とを格納するマスタ情報データベース100と、位置情報取得部20から得られる作業者の位置情報と、作業実績情報取得部60から得られる作業実績情報と、マスタ情報データベース100から得られる作業計画情報および区域情報とを照合することにより、作業者の作業状態を判定する作業状態判定部110を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業者の位置情報センサから前記作業者の位置情報を取得する位置情報取得部と、
作業責任者が作業責任者端末に入力する、作業項目の情報、前記作業項目の作業開始時刻および作業完了時刻の情報、並びに、前記作業項目に従事する前記作業者の情報、を含む作業実績情報を取得する作業実績情報取得部と、
前記作業項目の情報、前記作業項目の作業開始予定時刻および作業完了予定時刻の情報、並びに、前記作業項目の作業予定エリアの情報、を含む作業計画情報と、作業エリアの情報および前記作業エリアの位置情報を含む区域情報とを格納するマスタ情報データベースと、
前記位置情報取得部から得られる前記作業者の位置情報と、前記作業実績情報取得部から得られる前記作業実績情報と、前記マスタ情報データベースから得られる前記作業計画情報および前記区域情報とを照合することにより、前記作業者の作業状態を判定する作業状態判定部を備えた作業状態推測システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記作業状態判定部は、前記位置情報取得部から得られる前記作業者の位置情報と、前記作業実績情報取得部から得られる前記作業者が従事する前記作業項目についての、前記作業計画情報および前記区域情報から得られる前記作業エリアの位置情報とに基づき、前記作業者の作業状態を判定する請求項1に記載の作業状態推測システム。
【請求項3】
前記作業状態判定部は、前記位置情報取得部から得られる前記作業者の位置情報の推移データと、前記作業実績情報取得部から得られる前記作業者が従事する前記作業項目についての、前記作業計画情報および前記区域情報から得られる前記作業エリアの位置情報とに基づき、前記作業者の作業状態を判定する請求項1または請求項2に記載の作業状態推測システム。
【請求項4】
前記作業状態判定部は、
前記作業者の位置情報の推移データと、前記作業者の作業状態のデータとを、学習用データとして取得する第1データ取得部と、
前記学習用データを用いて、前記作業者の位置情報の推移データから、前記作業者の作業状態のデータを推論するための学習済モデルを生成する第1モデル生成部と、
を有する第1学習装置を備えた請求項3に記載の作業状態推測システム。
【請求項5】
前記作業状態判定部は、
前記作業者の位置情報の推移データを取得する第2データ取得部と、
前記作業者の位置情報の推移データから、前記作業者の作業状態のデータを推論するための学習済モデルを用いて、前記作業者の位置情報の推移データから、前記作業者の作業状態のデータを出力する第2推論部と、
を有する第1推論装置を備えた請求項4に記載の作業状態推測システム。
【請求項6】
前記位置情報取得部から得られる各前記作業者の位置情報、前記作業実績情報取得部から得られる前記作業実績情報、前記マスタ情報データベースから得られる前記作業計画情報および前記区域情報、および前記作業状態判定部により判定した各前記作業者の作業状態の情報、のうち、少なくとも前記作業状態判定部により判定した各前記作業者の作業状態の情報に基づいて、少なくとも各前記作業者の作業状態を出力する出力制御部を備えた請求項1または請求項2に記載の作業状態推測システム。
【請求項7】
前記出力制御部は、それぞれ前記作業項目において、当該作業項目を担当する各作業者の位置情報および各作業者の作業状態を示すタイムチャート画面を出力する請求項6に記載の作業状態推測システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業状態推測システムに関するものである。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業員監視システムとして、作業員が携帯する携帯端末と、前記作業員の活動状態を監視する監視装置とを備え、
前記携帯端末は、自携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、自携帯端末の加速度を計測する加速度センサと、予め設定された第1時間内に前記携帯端末の位置情報が所定の位置情報閾値以上移動したとき、または、前記第1時間内に前記加速度センサで所定の第1加速度閾値以上の加速度が計測されたときには前記作業員が作業活動中であると判定し、当該判定結果に基づいて活動状態情報を生成する活動状態判定部と、前記活動状態判定部で生成された活動状態情報を、前記監視装置に送信する通信部とを有し、
前記監視装置は、前記携帯端末から送信された活動状態情報を取得して出力する出力部を有するものがあった(下記の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-14124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述の特許文献1は、位置情報取得部と加速度センサを用いて作業員の活動状態を判断するシステムであり、作業者の作業状態(作業中、休憩中など)を判別して、作業の工程管理に使用する生産管理ツールに判定結果を利用する等して、作業の効率化を図るものではない。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、作業者の作業状態を判別することにより、作業の工程管理に利用して作業の効率化を図る作業状態推測システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の作業状態推測システムは、
作業者の位置情報センサから前記作業者の位置情報を取得する位置情報取得部と、
作業責任者が作業責任者端末に入力する、作業項目の情報、前記作業項目の作業開始時刻および作業完了時刻の情報、並びに、前記作業項目に従事する前記作業者の情報、を含む作業実績情報を取得する作業実績情報取得部と、
前記作業項目の情報、前記作業項目の作業開始予定時刻および作業完了予定時刻の情報、並びに、前記作業項目の作業予定エリアの情報、を含む作業計画情報と、作業エリアの情報および前記作業エリアの位置情報を含む区域情報とを格納するマスタ情報データベースと、
前記位置情報取得部から得られる前記作業者の位置情報と、前記作業実績情報取得部から得られる前記作業実績情報と、前記マスタ情報データベースから得られる前記作業計画情報および前記区域情報とを照合することにより、前記作業者の作業状態を判定する作業状態判定部を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示の作業状態推測システムによれば、作業者の作業状態を判別することにより、作業の工程管理に利用して作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1による作業状態推測システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態1による位置情報取得ステップを示すフローチャートである。
実施の形態1による作業実績情報取得ステップを示すフローチャートである。
実施の形態1による作業責任者端末に入力する画面の一例を示す。
実施の形態1による作業実績情報の一例を示す図である。
実施の形態1によるマスタ情報データベースに格納された作業計画情報を示す図である。
実施の形態1によるマスタ情報データベースに格納された区域情報を示す図である。
実施の形態1による作業状態判定部による作業状態の判定ステップを示すフローチャートである。
実施の形態1による出力制御部により出力された作業者の作業状態を示すタイムチャート画面である。
実施の形態1による出力制御部により出力された作業者の作業状態を示すタイムチャート画面である。
実施の形態1による出力制御部により出力された作業者の作業状態を示す分析画面である。
実施の形態1による出力制御部により出力された作業者の位置情報を示す分析画面である。
実施の形態2による作業状態判定部における第1学習装置を示すブロック構成図である。
実施の形態2による作業状態判定部におけるニューラルネットワークの一例を示す図である。
実施の形態2による第1学習装置の学習処理に関するフローチャートである。
実施の形態2による作業状態判定部における第1推論装置を示すブロック構成図である。
実施の形態2による第1推論装置による処理を示すフローチャートである。
実施の形態2による出力制御部により出力された作業者の作業状態を示すタイムチャート画面である。
実施の形態2による出力制御部により出力された作業者の作業状態を示すタイムチャート画面である。
実施の形態1および2の作業状態推測システムの各機能を実現する処理回路の第1例を示す構成図である。
実施の形態1および2の作業状態推測システムの各機能を実現する処理回路の第2例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は実施の形態1による作業状態推測システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施の形態1の作業状態推測システム1000は、
各作業者の位置情報センサ10から各作業者の位置情報を取得する位置情報取得部20と、
位置情報取得部20により得られた各作業者の位置情報を格納する位置情報データベース30と、
作業責任者が作業責任者端末50に入力する、作業項目の情報、作業項目の作業開始時刻および作業完了時刻の情報、並びに、作業項目に従事する各作業者の情報、を含む作業実績情報を取得する作業実績情報取得部60と、
作業実績情報取得部60により得られた作業実績情報を格納する作業実績情報データベース70と、
作業項目の情報、作業項目の作業開始予定時刻および作業完了予定時刻の情報、並びに、作業項目の作業予定エリアの情報、を含む作業計画情報と、作業エリアの情報および前記作業エリアの位置情報を含む区域情報とを格納するマスタ情報データベース100と、
位置情報取得部20から得られる各作業者の位置情報と、作業実績情報取得部60から得られる作業実績情報と、マスタ情報データベース100から得られる作業計画情報および区域情報とを照合することにより、各作業者の作業状態を判定する作業状態判定部110と、
作業状態判定部110で判定した作業者の作業状態を作業ステータスとして保存する作業状態データベース120と、
少なくとも作業状態判定部110により判定した各作業者の作業状態の情報に基づいて、少なくとも各作業者の作業状態を出力する出力制御部150と、を備えている。
【0010】
図2は、実施の形態1による位置情報取得ステップを示すフローチャートである。
各作業者は、図1に示す位置情報センサ10を所持している。位置情報センサ10としては、例えばGPS(Global Positioning System)センサなどがある。
ステップS10において、各作業者が所持する位置情報センサ10から位置情報の信号が発信される。
ステップS11において、位置情報取得部20は、各作業者が所持する位置情報センサ10からの信号を受信して、各作業者の位置情報を取得する。
ステップS12において、位置情報取得部20は、取得した各作業者の位置情報を位置情報データベース30に格納する。
(【0011】以降は省略されています)

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