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公開番号
2025034935
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141624
出願日
2023-08-31
発明の名称
肘掛け装置
出願人
株式会社イトーキ
代理人
個人
,
個人
主分類
A47C
7/54 20060101AFI20250306BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】可動式の肘掛け装置において、使い勝手に優れた構造を開示する。
【解決手段】肘当て(上部アーム20、肘パッド21)は、下部アーム19及び補助リンク22のガイド作用により、正面を向いた姿勢から、全体として内向きに移動しつつ斜め内向き姿勢にスイングする。これにより、肘当て(20,21)は、着座者が二の腕を締めた状態(自然に垂下させた状態)で肘を載せ得る位置にワンアクションで移動する。従って、着座者は、身体に負担を掛けることなくキーボード等の操作を行える姿勢を速やかに採ることができる。肘当て(上部アーム20、肘パッド21)は、受け板39に対して前後スライド自在に連結されており、デスクとの関係などに応じて前後位置を調節できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
椅子本体に固定されるベース体に、肘当てが、全体として左右内向きに移動しつつ斜め内向き姿勢に回動するように取り付けられている、
肘掛け装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記肘当ては中間支持体に前後動可能に取り付けられており、前記中間支持体が、全体として左右内向きに移動しつつ水平回動するように前記ベース体に取り付けられている、
請求項1に記載した肘掛け装置。
【請求項3】
前記肘当てを、全体として左右内向きに移動させつつ斜め内向き姿勢に回動させるガイド手段が、リンク又は長穴、若しくは両者の組合せによって構成されている、
請求項1又は2に記載した肘掛け装置。
【請求項4】
前記ベース体は水平板の態様であり、前記肘当てが内側に移動すると、前記ベース体が部分的に露出するようになっている、
請求項3に記載した肘掛け装置。
【請求項5】
肘支柱の上端に設けた前記ベース体に、下部アームがその後部を支点にして水平回動するように取り付けられて、前記下部アームの前端部に、中間支持体が水平回動するように取り付けられており、前記下部アームの水平回動と前記中間支持体の水平回動とを補助リンクによって連動させことにより、前記肘当てが、全体として左右内向きに移動しつ斜め内向き姿勢に回動するようになっている、
請求項1に記載した肘掛け装置。
【請求項6】
前記肘当ては、前記中間支持体に前後位置調節可能に取り付けられている、
請求項5に記載した肘掛け装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、可動式の肘当てを備えた肘掛け装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
椅子の肘掛け装置は、肘当てが固定式であるタイプと可動式であるタイプとがあり、可動式の場合、肘当ては前後動させたり左右動させたり水平回動させたりと、様々な動きが付与されている。例えば特許文献1には、椅子に固定されるベース体に上下回動自在なリンクを水平回動可能に取り付けて、リンクの先端(上端)に、肘当てを水平回動自在及び前後動可能に取り付けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2015-529144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
さて、肘掛け装置は、着座者が単に腕を休めるために使用されることもあるが、オフィス用椅子の場合は、机上に載置したパソコンを操作する(キーボードやマウスを操作する)に際して肘を当てることにより、身体(腕)の疲労を軽減するという使い方が多い。すなわち、肘掛け装置は執務に際して使用されていることが多い。
【0005】
そこで、パソコンを操作する場合の腕の姿勢であるが、上腕(二の腕)は肩から下がっているため、重力によって自然に下がった姿勢(垂下した姿勢)のときに最も負担が少ないが、前腕は作業のために机上に向いているため、脇を閉めて上腕(二の腕)を胴部に密着させた状態で肘を肘当てに載せた状態が、身体への負担は最も少ないと云える。
【0006】
他方、肘当ては、非使用状態においては、着座・離席の容易性のために平面視で座の左右外側に配置されていることが普通であるが、座及び背もたれの左右幅は人の肩幅より少し大きい寸法に設定されているため、着座者が脇を閉めた状態で肘を肘当てに載せる場合は、肘当の位置を座の側に全体的にずらすか、座の側に向けて内向きに水平回動させるか、或いはその両方を行う必要がある。
【0007】
この点、特許文献1では、リンクを水平回動させて肘当てを座の側に移動させつつ、肘当てをリンクの上端に対して水平回動させることにより、肘当てを肘が自然な状態で載る位置・姿勢に変更できる。更に述べると、特許文献1では、着座者は、肘当てを掴んで座の側に全体的に引くことによってリンクを水平回動させつつ、肘当てをその前端が内側に向かうように水平回動させて、肘当てを所望の位置・姿勢に変更することになる。
【0008】
そこで検討するに、特許文献1では、肘当てを所望の位置・姿勢に設定することはできるが、着座者は、リンクの回動と肘当ての回動との2つの動き(2アクション)を個別に行わなければならないため、作業が面倒である。また、リンクも肘当ても回動限度内で任意に回動させることができるため、肘当てが最適の位置と姿勢に自動的に導かれるという保証はなくて、微調整に手間が掛かったり、肘当てが最適でない位置・姿勢で使用されたりすることが懸念される。
【0009】
本願発明はこのような現状を背景になされたものであり、肘当てを適切な姿勢に簡単に設定できる構成を開示せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願発明は様々な構成を含んでおり、その典型を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は上位概念を成すもので、
「椅子本体に固定されるベース体に、肘当てが、全体として左右内向きに移動しつつ斜め内向き姿勢に回動するように取り付けられている」
という構成になっている。
(【0011】以降は省略されています)
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