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公開番号
2025033674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139562
出願日
2023-08-30
発明の名称
農作業機
出願人
小橋工業株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
A01B
63/10 20060101AFI20250306BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】伸縮部材の損傷を防止できる、保護構造が取り付けられた伸縮部材を備える農作業機及びその保護構造として使用される連結部材を提供することを課題とする。
【解決手段】第1構成部材と、第2構成部材と、一方の端部が前記第1構成部材に回動可能に連結され、伸縮により前記第1構成部材に対する前記第2構成部材の相対的な位置を変化させる伸縮部材と、前記第2構成部材に回動可能に連結されるとともに、前記伸縮部材の他方の端部に回動可能に連結される連結部材と、を備える農作業機であって、前記連結部材は、第1方向へ回動したとき、前記第2構成部材に当接する第1当接部を備えることを特徴とする農作業機。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1構成部材と、
第2構成部材と、
一方の端部が前記第1構成部材に回動可能に連結され、伸縮により前記第1構成部材に対する前記第2構成部材の相対的な位置を変化させる伸縮部材と、
前記第2構成部材に回動可能に連結されるとともに、前記伸縮部材の他方の端部に回動可能に連結される連結部材と、を備える農作業機であって、
前記連結部材は、第1方向へ回動したとき、前記第2構成部材に当接する第1当接部を備えることを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記連結部材は、前記第1方向とは反対の第2方向へ回動したとき、前記第2構成部材に当接する第2当接部を備えることを特徴とする請求項1に記載された農作業機。
【請求項3】
前記第1当接部が衝撃吸収体で構成されている及び/又は前記第1当接部に対応する前記第2構成部材の当接箇所が衝撃吸収体を備えていることを特徴とする請求項1に記載された農作業機。
【請求項4】
前記第1当接部が衝撃吸収体で構成されている及び/又は前記第1当接部に対応する前記第2構成部材の当接箇所が衝撃吸収体を備えている、並びに/又は、前記第2当接部が衝撃吸収体で構成されている及び/又は前記第2当接部に対応する前記第2構成部材の当接箇所が衝撃吸収体を備えていることを特徴とする請求項2記載された農作業機。
【請求項5】
前記第1方向は、前記伸縮部材に前記伸縮部材を縮める方向の力が加わるような外力が前記第2構成部材に加わるときに、前記連結部材が回動する方向であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載された農作業機。
【請求項6】
第1構成部材と、
第2構成部材と、
一方の端部が前記第1構成部材に回動可能に連結され、伸縮により前記第1構成部材に対する前記第2構成部材の相対的な位置を変化させる伸縮部材と、を備える農作業機であって、
前記伸縮部材の一方の端部と前記第2構成部材は、互いに摺動可能に連結されていることを特徴とする農作業機。
【請求項7】
前記一方の端部及び前記第2構成部材の少なくとも一方には、他方に当接可能な衝撃吸収体が取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載された農作業機。
【請求項8】
一方の端部が農作業機の第1構成部材に、他方の端部が前記農作業機の第2構成部材に、それぞれ、回動可能に連結される伸縮部材の、前記他方の端部に回動可能に連結されるとともに、前記第2構成部材に回動可能に連結される連結部材であって、
第1方向へ回動したときに前記第2構成部材に当接する第1当接部を備えることを特徴とする連結部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、伸縮部材を備える農作業機、特に、保護構造が取り付けられた伸縮部材を備える農作業機及びその保護構造として使用される連結部材に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、トラクタ等の走行車体の後方に連結される農作業機では、作業部を走行車体の側方にオフセットさせるものや傾斜した作業面に沿った角度にチルトさせるものが知られている。(特許文献1、特許文献2)
また、左右側方の作業部を中央の作業部に対して開閉可能(折りたたみ・展開可能)としたものも知られている。(特許文献3)
このようなオフセット動作、チルト動作、開閉動作には、電動油圧シリンダ、電動シリンダ、油圧シリンダなどの伸縮部材が使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-99286号公報
特開2018-102212号公報
特開2020-178641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の農作業機では、伸縮部材が作業部などに直接取り付けられている構造であった。例えば、図12(a)に示すように、チルト用シリンダ153のシリンダ本体153aの基端側枢支部153a1は、作業部14の上面に立設されたチルト用シリンダ取付部147に直接回動可能に枢支されたり、図12(b)に示すように、オフセット用シリンダ124のシリンダ本体124aの基端側枢支部124a1は、作業部14のオフセットフレーム121の側面に立設されたオフセット用シリンダ取付部121bに直接回動可能に枢支されたりしていた。
このような伸縮部材を使用して、作業部の位置を変える構造では、作業部に大きな力が加わった場合、伸縮部材のロッド(チルト用シリンダ153のロッド153b、オフセット用シリンダ124のロッド124b)が変形するなどの損傷を受けるという問題がある。
このことは、ロッドの径が比較的細い電動油圧シリンダや電動シリンダでは、ロッドを軸方向に圧縮する力が加わると、折れ曲がるといった損傷を受ける可能性が大きく、特に、顕著である。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題を解決し、伸縮部材の損傷を防止できる、保護構造が取り付けられた伸縮部材を備える農作業機及びその保護構造として使用される連結部材を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
第1構成部材と、
第2構成部材と、
一方の端部が前記第1構成部材に回動可能に連結され、伸縮により前記第1構成部材に対する前記第2構成部材の相対的な位置を変化させる伸縮部材と、
前記第2構成部材に回動可能に連結されるとともに、前記伸縮部材の他方の端部に回動可能に連結される連結部材と、を備える農作業機であって、
前記連結部材は、第1方向へ回動したとき、前記第2構成部材に当接する第1当接部を備えることを特徴とする農作業機。
【発明の効果】
【0007】
第1構成部材と、第2構成部材と、一方の端部が前記第1構成部材に回動可能に連結され、伸縮により前記第1構成部材に対する前記第2構成部材の相対的な位置を変化させる伸縮部材と、を備える農作業機において、
前記第2構成部材に回動可能に連結されるとともに、前記伸縮部材の他方の端部に回動可能に連結される連結部材を備えることにより、
また、前記伸縮部材の一方の端部と前記第2構成部材は、互いに摺動可能に連結されていることにより、
第2構成部材に大きな力が加わっても、伸縮部材のロッドが変形するなどの損傷を受けることを抑止できる農作業機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1の草刈機1の格納状態を示す図である。
本発明の実施形態1の草刈機1のオフセット状態を示す図である。
本発明の実施形態1の草刈機1の上下回動状態を示す図である。
本発明の実施形態1の草刈機1の上下回動時及び水平時のチルト用シリンダ153の周辺拡大図である。
本発明の実施形態1のチルト用連結部材16を示す図である。
本発明の実施形態1の草刈機1の上回動状態で、チルト用シリンダ153が保護される様子を示す図である。
本発明の実施形態1の草刈機1のオフセット状態で、オフセット用シリンダ124が保護される様子を示す図である。
本発明の変形例1の草刈機1の上回動状態での、チルト用シリンダ153の周辺拡大図である。
本発明の変形例2の草刈機1の上回動状態での、チルト用シリンダ153の周辺拡大図である。
本発明の変形例3のチルト用連結部材16を示す図である。
本発明の実施形態2の草刈機1の上回動状態での、チルト用シリンダ153の周辺拡大図である。
従来の草刈機のチルト用シリンダ153とオフセット用シリンダ124の取付構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態1の草刈機1を説明する。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
また、説明の便宜上、上方、下方、前方、後方、右方、左方といった方向を示す語句を用いるが、重力の働く方向が下方であり、その逆が上方である。また、走行車体2の進行する方向が前方であり、その逆が後方である。さらに、前方に向かって、右側が右方であり、左側が左方である。
【0010】
[全体構造]
図1は、本発明の実施形態1の草刈機1の格納状態を示す図であり、図2は、オフセット状態を示す図である。
図3は、本発明の実施形態1の草刈機1のオフセット状態における上下回動(チルト)状態を示す図であり、図3(a)は、オフセット状態で、右側端部が下方になるように(後方から見て時計回りに)回動(下方回動)した状態を示す図、図3(b)は、オフセット状態で、右側端部が上方になるように(後方から見て反時計回りに)回動(上方回動)した状態を示す図である。
なお、図1~3では、後述するチルト用連結部材16及びオフセット用連結部材17は省略している。
(【0011】以降は省略されています)
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