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公開番号
2025032852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138342
出願日
2023-08-28
発明の名称
シート
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B60N
2/225 20060101AFI20250305BHJP(車両一般)
要約
【課題】 電動モータが反転する際に、着席者に衝突の衝撃が伝わってしまい、着席者が不快感を覚えることを緩和することが可能なシートの一例を開示する。
【解決手段】 例えば、ストライカーが正転した後に、制御部はストライカーを反転させて、当該正転時に生じたストライカーとウェッジとの隙間を消滅させる。したがって、次回、電動モータが逆転する時にストライカーとウェッジとの衝突が発生しない。これにより、次回、電動モータが回転した時に、着席者に衝突の衝撃が伝わってしまうことが緩和されるので、着席者が不快感を覚えることが抑制され得る。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
シートバックの角度を変更可能なリクライニング機構付きのシートにおいて、
前記シートバックの角度を変更するためのリクライナであって、内歯歯車、外歯歯車、ウェッジ及びストライカーを有するリクライナと、
前記ストライカーを駆動する駆動力を発生する電動モータと、
前記電動モータの作動を制御する制御部であって、反転制御が実行可能な制御部とを備え、
前記シートバックの角度が変化する際の前記電動モータの回転の向きを作動の向きとし、当該作動の向きと逆向きを反転の向きとしたとき、
前記反転制御は、前記電動モータを作動の向きに回転させた後に実行される制御であって、前記反転制御の実行時には、前記制御部は、前記シートバックの角度が変化しない範囲で当該電動モータを反転の向きに回転させるシート。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記シートバックの角度を変更させるために必要な前記電動モータの発生トルクを解除トルクとしたとき、
前記反転制御の実行時は、前記制御部は、前記電動モータで発生するトルクを解除トルク未満とする請求項1に記載のシート。
【請求項3】
前記制御部は、前記シートバックの角度を予め決められた角度とする自動制御が実行可能であり、
さらに、前記制御部は、前記自動制御の実行後、前記反転制御を実行する請求項1又は2に記載のシート。
【請求項4】
前記制御部は、前記反転制御の実行開始前に、前記電動モータへの通電を停止する通電停止制御を実行する請求項3に記載のシート。
【請求項5】
前記制御部は、前記自動制御、前記通電停止制御及び前記反転制御を連続した1つの作動シーケンスとして実行する請求項4に記載のシート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シートバックの角度を変更可能なリクライニング機構付きのシートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の発明では、ロック装置によりシートバックが係合固定されたときに当該電動モータの回転を反転させることにより、出力歯車とセクター歯車との噛み合い部分に発生するバックラッシュを消失させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-125072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、内歯歯車、外歯歯車、ウェッジ(楔部材ともいう。)及びストライカーを有するタウメル機構方式のリクライナでは、電動モータが正転するときにウェッジとストライカーとが接触する部分(以下、第1接触部という。)と、電動モータが逆転するときにウェッジとストライカーとが接触する部分(以下、第2接触部という。)とが異なる。
【0005】
そして、電動モータが正転しているときには、第1接触部が接触し、第2接触部は接触することなく隙間が発生している。逆に、電動モータが逆転しているときには、第2接触部が接触し、第1接触部は接触することなく隙間が発生している。
【0006】
このため、電動モータが正転から逆転に反転したとき、及び電動モータが逆転から正転に反転したときに、反転以前まで隙間を介して離間していたストライカーとウェッジとの接触部が衝突する。
【0007】
したがって、電動モータが反転する際に、着席者に衝突の衝撃が伝わってしまい、着席者が不快感を覚える可能性がある。本開示は、上記点に鑑み、上記の衝撃を緩和することが可能なシートの一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
シートバックの角度を変更可能なリクライニング機構付きのシートは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、シートバックの角度を変更するためのリクライナ(7)であって、内歯歯車(7B)、外歯歯車(7A)、ウェッジ(7C、7D)及びストライカー(7E)を有するリクライナ(7)と、ストライカー(7E)を回転駆動する駆動力を発生する電動モータ(9)と、電動モータ(9)の作動を制御する制御部(10)であって、反転制御が実行可能な制御部(10)とである。
【0009】
そして、反転制御は、電動モータ(9)を作動の向きに回転させた後に実行される制御であり、制御部(10)は、反転制御の実行時には、シートバックの角度が変化しない範囲で当該電動モータ(9)を反転の向きに回転させることが望ましい。なお、反転の向きとは、作動の向きと逆向きをいう。作動の向きとは、シートバックの角度が変化する際の電動モータ(9)の回転の向きをいう。
【0010】
これにより、当該シートでは、例えは、電動モータ(9)が正転から逆転に反転する時には、既にウェッジ(7C、7D)とストライカー(7E)との隙間が消滅している。したがって、電動モータ(9)が反転する時にストライカー(7E)とウェッジ(7C、7D)との衝突が発生しない。延いては、上記の衝撃を緩和することができるので、着席者が不快感を覚えることが抑制され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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