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公開番号
2025032788
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138264
出願日
2023-08-28
発明の名称
配線基板
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
H05K
3/46 20060101AFI20250305BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】信号伝送品質の良好な配線を有する配線基板の提供。
【解決手段】実施形態の配線基板100は、第1絶縁層21と、第1絶縁層21の上に形成されている第1導体層11と、を含んでいる。第1導体層11は、第1絶縁層21に接する第1層10b、及び、第1層10b上に形成される電解めっき層である第2層10cを含む配線EWを有し、第2層10cは、配線EWの厚さ方向に沿った断面において、配線EWの表面に露出する複数の結晶粒子を有し、表面に露出する複数の結晶粒子の数に対する、複数の結晶粒子の内の断面において同一の結晶方位を示す結晶粒子の数の比率は、25%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1絶縁層と、前記第1絶縁層の上に形成されている第1導体層と、を含む配線基板であって、
前記第1導体層は、前記第1絶縁層に接する第1層、及び、前記第1層上に形成される電解めっき層である第2層を含む配線を有し、
前記第2層は、前記配線の厚さ方向に沿った断面において、前記配線の表面に露出する複数の結晶粒子を有し、
前記複数の結晶粒子の数に対する、前記複数の結晶粒子の内の前記断面において同一の結晶方位を示す結晶粒子の数の比率は、25%以下である。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
請求項1記載の配線基板であって、前記複数の結晶粒子のそれぞれは面心立方格子構造を有する。
【請求項3】
請求項1記載の配線基板であって、前記配線の表面における二乗平均平方根粗さRqは、0.15μm以下である。
【請求項4】
請求項1記載の配線基板であって、前記配線の表面は有機被膜層で覆われている。
【請求項5】
請求項1記載の配線基板であって、前記配線の配線幅の最小値は5μm以下であり、且つ、配線高さは7μm以下である。
【請求項6】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1絶縁層の、5.8GHzにおける誘電正接は0.005以下であり、且つ、比誘電率は3.5以下である。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配線基板に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、絶縁層上に導体回路が形成されているプリント配線板が開示されている。導体回路における絶縁層側は無電解めっき膜で構成され、その反対側は電解めっき膜で構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-214828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のプリント配線板では、導体回路の表面に局所的な起伏が形成される場合があり得ると考えられる。その結果、プリント配線板における信号伝送品質の劣化を招く場合があり得る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の配線基板は、第1絶縁層と、前記第1絶縁層の上に形成されている第1導体層と、を含んでいる。前記第1導体層は、前記第1絶縁層に接する第1層、及び、前記第1層上に形成される電解めっき層である第2層を含む配線を有し、前記第2層は、前記配線の厚さ方向に沿った断面において、前記配線の表面に露出する複数の結晶粒子を有し、前記複数の結晶粒子の数に対する、前記複数の結晶粒子の内の前記断面において同一の結晶方位を示す結晶粒子の数の比率は、25%以下である。
【0006】
本発明の実施形態によれば、配線の表面における局所的な起伏(例えば、局所的な凹部)の発生が抑制された、良好な品質の配線基板が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す断面図。
図1のII部の拡大図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法の工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法の工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法の工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法の工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法の工程の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態の配線基板が図面を参照しながら説明される。図1は一実施形態の配線基板の一例である配線基板100を示す断面図である。配線基板100は本実施形態の配線基板の一例に過ぎない。実施形態の配線基板の積層構造、並びに、導体層及び絶縁層それぞれの数は、図1の配線基板100の積層構造、並びに配線基板100に含まれる導体層及び絶縁層それぞれの数に限定されない。
【0009】
図1に示されるように、配線基板100は、コア基板3と、コア基板3におけるその厚さ方向において対向する2つの主面(第1面3a及び第2面3b)それぞれの上に交互に積層されている絶縁層及び導体層を含んでいる。コア基板3は、絶縁層32と、絶縁層32の両面それぞれの上に形成されている導体層31とを含んでいる。
【0010】
なお、実施形態の説明では、配線基板100の厚さ方向において絶縁層32から遠い側は「上側」もしくは「上方」、又は単に「上」とも称され、絶縁層32に近い側は「下側」もしくは「下方」、又は単に「下」とも称される。さらに、各導体層及び各絶縁層において、絶縁層32と反対側を向く表面は「上面」とも称され、絶縁層32側を向く表面は「下面」とも称される。
(【0011】以降は省略されています)
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