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公開番号
2025044000
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023151648
出願日
2023-09-19
発明の名称
イネ科植物中の貯蔵糖量増加方法
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
A01G
22/22 20180101AFI20250325BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】イネ科植物中の貯蔵糖量を増加させるための効率的な方法を提供することを目的とする。
【解決手段】栽培したイネ科植物の地上部を切除してこれを回収し、イネ科植物の地上部を5℃~15℃の冷所にて保管することを特徴とするイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
栽培したイネ科植物の地上部を切除してこれを回収し、前記イネ科植物の地上部を5℃~15℃の冷所にて保管することを特徴とするイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記冷所における保管が、1日~5日間の保管である請求項1記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【請求項3】
前記イネ科植物が、イネ科モロコシ属植物、イネ科ススキ属植物またはイネ科サトウキビ属植物である請求項1記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【請求項4】
前記イネ科植物がイネ科モロコシ属植物である請求項3記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【請求項5】
前記イネ科植物がソルガムである請求項4記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【請求項6】
前記イネ科植物の地上部の切除は、出穂期から登熟期前までの間にて行う請求項1記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【請求項7】
前記イネ科植物の地上部の切除は、地際から10cm~30cmの位置にて行う請求項1記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【請求項8】
切除した前記イネ科植物の地上部をさらに細断した後に冷所にて保管する請求項1記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【請求項9】
前記イネ科植物の前記栽培において、前記イネ科植物に植物賦活剤を適用することを含む請求項1記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
【請求項10】
前記植物賦活剤が、オキソ脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩と水酸化脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩とから選ばれる少なくとも1種の化合物を含む植物賦活剤である請求項9記載のイネ科植物中の貯蔵糖量の増加方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イネ科植物中の貯蔵糖量を増加させる方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化対策の一環として、植物資源を原料とする様々なバイオマスからアルコール(エタノール、ブタノールなど)を製造し、各種燃料や化学原料として利用しようとする試みが広く行われている。一般に、このようなバイオマスとしては、糖質系バイオマス、木質(セルロース)系バイオマス、でんぷん系バイオマスなどが用いられている。
【0003】
バイオアルコールの生成工程は、原料として用いるバイオマスの種類により異なるが、これまで、各種バイオマスからアルコールを効率よく得るために、例えばバイオマスの回収や糖化方法、または得られた糖類の発酵方法などの処理方法の改良の試みが広く行われてきている。より効率よくバイオマスからバイオマス燃料を製造するためには、バイオバイオマスの原料となるエネルギー作物の収量を十分に確保し、および、作物に含まれる糖類の含有量を増大させるための効果的な方法の提供が望まれている。
【0004】
特許文献1には、葉茎根菜類または果菜類の根部を低温条件に管理して栽培することにより可食部に含まれる糖度含有量の上昇を図ることを特徴とする葉茎根菜類または果菜類の栽培方法が開示されている。具体的には、葉茎根菜類の収穫時の所定の時期に根を傷めずに収穫し、根の部分だけを所定温度の冷水に所定時間浸して低温条件に保持することが記載されている。
【0005】
非特許文献1には、サイレージ調製のための2次作物としての夏播きソルガムの栽培、および、夏播きされたソルガムが、秋冷により呼吸量が減少して蓄積された炭水化物の消耗が少なくなり、その結果、高い糖分含有量を有することが記載されている。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の栽培方法では、2週間などの期間にわたり根部の低温処理を行う必要がある。また、従来行われてきた冬の寒さを利用して葉菜類の糖度を向上させる寒締め栽培ほどは外気に依存しないものの、根部全体が低温条件に保持されることが必要とされているなど、簡便で効率的な方法であるとはいえない。非特許文献1は、植物体中の貯蔵糖の量や播種量に対する植物体の収穫量の増大を目的とするものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2006-320316号公報
【非特許文献】
【0008】
牧草と園芸、第38巻第8号、1990年、14~16頁
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
栽培時の周囲環境に依存することなく、安定的かつ簡便に、糖質系バイオマスとして使用され得るバイオマス作物中の貯蔵糖量を増大させる方法が求められている。
【0010】
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、エネルギー資源としてより効率的に活用することのできるバイオマス原料を得るために、安定的および効果的に、植物体中の貯蔵糖含有量を増加させるための新規の方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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