TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025057963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167827
出願日
2023-09-28
発明の名称
燃焼室用断熱材、給湯器及びボイラー
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
F23M
5/00 20060101AFI20250402BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】施工時に安定して取り付けることができる燃焼室用断熱材を提供すること。
【解決手段】第1断熱材層と、上記第1断熱材層の一方主面に積層された第2断熱材層と、を有し、上記第1断熱材層及び上記第2断熱材層は、無機繊維の集合体であり、上記第2断熱材層のかさ密度は、上記第1断熱材層のかさ密度より低く、上記第2断熱材層は、抄造法で形成されており、かさ密度が0.15~0.23g/cm
3
であり、厚みが3~7mmである、ことを特徴とする燃焼室用断熱材。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1断熱材層と、前記第1断熱材層の一方主面に積層された第2断熱材層と、を有し、
前記第1断熱材層及び前記第2断熱材層は、無機繊維の集合体であり、
前記第2断熱材層のかさ密度は、前記第1断熱材層のかさ密度より低く、
前記第2断熱材層は、抄造法で成形されており、かさ密度が0.15~0.23g/cm
3
であり、厚みが3~7mmである、ことを特徴とする燃焼室用断熱材。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第1断熱材層は、抄造法で成形された平面又は曲面を含む板状成形体であり、かさ密度が0.24~0.35g/cm
3
であり、厚みが8~50mmである、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項3】
前記第2断熱材層は、前記第1断熱材層の一部に積層されている、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項4】
前記第2断熱材層は、前記第1断熱材層の周縁部に積層されている、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項5】
前記第1断熱材層は、無機バインダを含み、前記第2断熱材層は、有機バインダを含む、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項6】
前記第2断熱材層が無機バインダを含み、前記第2断熱材層の無機バインダの含有量が、前記第1断熱材層の無機バインダの含有量よりも少ない、請求項5に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項7】
前記第2断熱材層は、無機繊維に対して0.01~3.0重量%の無機バインダを含む、請求項6に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項8】
前記第1断熱材層の圧縮率25%における圧縮応力が90kPa以上であり、前記第2断熱材層の圧縮率25%における圧縮応力が70kPa以下である、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項9】
燃焼室と、
前記燃焼室内に設置された熱交換器と、
請求項1~8のいずれか1項に記載の燃焼室用断熱材とを備え、
前記燃焼室用断熱材の前記第2断熱材層が、前記燃焼室の内壁面に向けて配置されることを特徴とする給湯器。
【請求項10】
燃焼室と、
請求項1~8のいずれか1項に記載の燃焼室用断熱材とを備え、
前記燃焼室用断熱材の前記第2断熱材層が、前記燃焼室の内壁面に向けて配置されることを特徴とするボイラー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼室用断熱材、給湯器及びボイラーに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
石油等の燃料を利用して水蒸気や湯を供給する装置として、ボイラーや給湯器が用いられている。
【0003】
ボイラーや給湯器は、燃料を燃焼室で燃焼させ、この燃焼熱を燃焼室内に配置された水管を介して水に伝えて熱交換を行うことで、水から水蒸気や湯を生成している。
【0004】
燃焼室は高温となるため、周囲の機器を熱害から保護する観点や、エネルギーロスを低減する観点から、通常、耐火物や断熱材によって保護されている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
【0005】
特に、燃焼ガスによって高温となる燃焼室内では、一般的に、耐火物や断熱材として、耐熱性材料を含む流動物を設置対象物の表面に流し込んで固化させたものが使用されていた。このような材料をキャスタブル材料ともいう。キャスタブル材料はどのような形状の表面にも追従して断熱性を付与できる反面、重量が重く施工の際の作業性が悪いという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4946594号公報
特許第4640705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
キャスタブル材料に代えて、断熱性、耐久性、安定して簡便に取付け維持できる点、及び低コストで供給できる点を備えた無機繊維を含む断熱材を用いることが検討されているが、燃焼室内の燃焼風に耐えるため、及び、燃焼室の金属壁の天井部にボルト等で固定するため、断熱材に強度が必要となる。
【0008】
一方、金属壁の表面には、金属面自体の凹凸や、金属壁の継ぎ目にある溶接痕の凹凸が存在する。このため、強度を備えた断熱材は、金属壁に水平に安定して設計通りに取付けることが困難であり、金属壁と断熱材の間に隙間が発生するという課題がある。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するためになされた発明であり、本発明の目的は、施工時に安定して取り付けることができる燃焼室用断熱材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
すなわち、本発明の燃焼室用断熱材は、第1断熱材層と、上記第1断熱材層の一方主面に積層された第2断熱材層と、を有し、上記第1断熱材層及び上記第2断熱材層は、無機繊維の集合体であり、上記第2断熱材層のかさ密度は、上記第1断熱材層のかさ密度より低く、上記第2断熱材層は、抄造法で形成されており、かさ密度が0.15~0.23g/cm
3
であり、厚みが3~7mmである、ことを特徴とする。
本発明の燃焼室用断熱材は、強度を備えた第1断熱材層と、かさ密度が低い第2断熱材層とを有することにより、燃焼室の内壁面に取り付けたときに、内壁面の凹凸に沿って第2断熱材層が圧縮変形して内壁面との隙間を埋め、安定して取り付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
イビデン株式会社
配線基板
8日前
イビデン株式会社
配線基板
14日前
イビデン株式会社
配線基板
14日前
イビデン株式会社
配線基板
14日前
イビデン株式会社
アミン廃液の濃縮方法
8日前
イビデン株式会社
イネ科植物中の貯蔵糖量増加方法
22日前
イビデン株式会社
燃焼室用断熱材、給湯器及びボイラー
14日前
イビデン株式会社
微細藻類の成長促進剤
12日前
イビデン株式会社
生体試料を含む固化体
12日前
個人
たき火台
1か月前
個人
無人薪ストーブ
2か月前
株式会社パロマ
給湯器
2か月前
株式会社パロマ
給湯器
2か月前
株式会社パロマ
給湯器
2か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
1か月前
有限会社天研工業
着火具
2か月前
個人
燃焼装置
1か月前
株式会社ノーリツ
燃焼装置
1か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
29日前
株式会社カトー
火葬設備
1か月前
リンナイ株式会社
燃焼装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
燃焼器
1か月前
中外炉工業株式会社
臭気ガス処理装置
2か月前
リンナイ株式会社
燃焼装置
2か月前
リンナイ株式会社
予混合装置
13日前
中外炉工業株式会社
アンモニア燃焼設備
1か月前
中外炉工業株式会社
アンモニア燃焼装置
2か月前
中外炉工業株式会社
蓄熱式水素燃焼設備
1か月前
株式会社アクトリー
廃油脂類の焼却装置
3か月前
川崎重工業株式会社
バーナ
2か月前
リンナイ株式会社
全一次燃焼式バーナ
13日前
京セラ株式会社
ヒータ
22日前
株式会社パロマ
燃焼装置
2か月前
株式会社ヒラカワ
燃焼装置
2か月前
東京瓦斯株式会社
燃焼方法
2か月前
リンナイ株式会社
ガスバーナ並びにガスコンロ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る