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公開番号2025029446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-06
出願番号2023134108
出願日2023-08-21
発明の名称燃焼装置
出願人個人,個人
代理人個人,個人
主分類F23B 50/12 20060101AFI20250227BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】構造を簡略化できる暖房装置を提供する。
【解決手段】固形燃料を燃焼させる燃焼室14を有する暖房装置10であって、鉛直方向で燃焼室14より上に設けられ、かつ、燃焼室14へ供給する固形燃料を収容する主収容室15と、燃焼室14と主収容室15とを接続して設けられ、燃焼室14で発生する燃焼ガスを主収容室15へ排出し、かつ、主収容室15に収容されている固形燃料を燃焼室14へ供給する通路22と、鉛直方向で通路22より上において主収容室15へ接続され、かつ、主収容室15の燃焼ガスを屋外へ排出する排気通路51と、を有する、暖房装置10を構成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
固形燃料を燃焼させる燃焼室を有する燃焼装置であって、
鉛直方向で前記燃焼室より上に設けられ、かつ、前記燃焼室へ供給する前記固形燃料を収容する主収容室と、
前記燃焼室と前記主収容室とを接続して設けられ、前記燃焼室で発生する燃焼ガスを前記主収容室へ排出し、かつ、前記主収容室に収容されている前記固形燃料を前記燃焼室へ供給する通路と、
鉛直方向で前記通路より上において前記主収容室へ接続され、かつ、前記主収容室の燃焼ガスを屋外へ排出する排気通路と、
を有する、燃焼装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
請求項1記載の燃焼装置であって、
鉛直方向で前記通路と前記排気通路との間において前記主収容室へ接続され、かつ、前記主収容室へ供給する前記固形燃料を収容する副収容室が、更に設けられている、燃焼装置。
【請求項3】
請求項2記載の燃焼装置であって、
前記副収容室に収容されている前記固形燃料を、前記主収容室へ供給する供給口と、
前記供給口を開閉する調整板と、
が設けられている、燃焼装置。
【請求項4】
請求項3記載の燃焼装置であって、
前記調整板は、前記主収容室に収容されている前記固形燃料のうち最も上に位置する前記固形燃料に接触されていると前記供給口を閉じ、
前記調整板は、前記主収容室に収容されている前記固形燃料のうち最も上に位置する前記固形燃料から離れると前記供給口を開く、燃焼装置。
【請求項5】
請求項2記載の燃焼装置であって、
前記主収容室を有し、かつ、鉛直方向に沿って延ばされた主収容管と、
前記副収容室を有し、かつ、前記主収容管の外面から突出して設けられた副収容管と、
を有する、燃焼装置。
【請求項6】
請求項5記載の燃焼装置であって、
鉛直方向に対して垂直な平面における前記主収容管の平面視で、前記主収容管の外面から前記副収容管が複数突出して設けられ、
鉛直方向に対して垂直な平面における前記主収容管の平面視で、前記主収容管は、複数の前記副収容管の中心に配置されている、燃焼装置。
【請求項7】
請求項1記載の燃焼装置であって、
前記燃焼室へ空気を供給する通気路と、
前記通気路から前記燃焼室へ供給される空気の流量を調整する流量調整バルブと、
が設けられている、燃焼装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、固形燃料を燃焼室で燃焼させる燃焼装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
固形燃料を燃焼室で燃焼させる燃焼装置の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている燃焼装置は、固形燃料収納体と、燃焼室と、排気装置と、を有する。固形燃料収納体は、植物由来の固形燃料を収容し、かつ、下端に通気性の燃料保持部材を有する。燃焼室は、固形燃料収納体の下部に設けられている。排気装置は、燃焼室へ連通されている。また、固形燃料収納体には、外気吸入口が設けられている。燃料保持部材は、網状あるいは目皿状で通気性がある。さらに、燃料保持部材は、固形燃料が落下せず、固形燃料の灰が落下する機能を備えている。燃焼室には灰受皿が設けられている。固形燃料収納体の上端に外気吸入口が設けられ、外気吸入口を覆う蓋体が設けられている。
【0003】
燃焼室は、第1燃焼室及び第2燃焼室を有し、第1燃焼室は、固形燃料収納体の下部に設けられている。第2燃焼室は、第1燃焼室からほぼ水平に延ばされている。排気装置は、第2燃焼室に接続された煙突である。固形燃料から発生した可燃性ガスである気体が固形燃料収納体から第2燃焼室へと排出され、第2燃焼室を経て排気装置から外部に排出される。固形燃料の燃焼が継続されると、固形燃料収納体内に満タンに投入した固形燃料が下方から順次燃焼し、燃焼が完了すると灰となって燃料保持部材から落下し、灰受皿に収容される。下の固形燃料が無くなると、上の固形燃料が降下して燃焼を継続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-19846
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明者は、特許文献1に記載されている燃焼装置において、固形燃料収納体と排気装置とが水平方向に間隔を置いて配置され、かつ、固形燃料収納体と排気装置との間に第2燃焼質が配置されているため、燃焼装置の構造が複雑である、という課題を認識した。
【0006】
本開示の目的は、構造を簡略化できる燃焼装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、固形燃料を燃焼させる燃焼室を有する燃焼装置であって、鉛直方向で前記燃焼室より上に設けられ、かつ、前記燃焼室へ供給する前記固形燃料を収容する主収容室と、前記燃焼室と前記主収容室とを接続して設けられ、前記燃焼室で発生する燃焼ガスを前記主収容室へ排出し、かつ、前記主収容室に収容されている前記固形燃料を前記燃焼室へ供給する通路と、鉛直方向で前記通路より上において前記主収容室へ接続され、かつ、前記主収容室の燃焼ガスを屋外へ排出する排気通路と、を有する燃焼装置を構成した。
【発明の効果】
【0008】
本開示の燃焼装置は、固形燃料を収容する主収容室が、燃焼室で発生する燃焼ガスを排出する経路としての役割を兼ねる。したがって、燃焼装置の構造が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
燃焼装置の具体例である暖房装置の正面断面図である。
暖房装置の一部を拡大した正面断面図である。
鉛直方向に対して垂直な平面における暖房装置の平面図である。
副収容室の炭団が、主収容室へ供給される第1例を示す正面断面図である。
副収容室の炭団が、主収容室へ供給される第2例を示す正面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(概要)
本開示における燃焼装置は、燃焼室で固形燃料を燃焼させるものである。燃焼装置の具体例は、暖房装置である。暖房装置は、対象空間の温度低下を抑制すること、対象空間の温度を所定の温度範囲に保持すること、等に用いることができる。対象空間は、例えば、建物、例えば、ビニールハウスの内部、または、家屋の内部、等を含む。さらに、本開示における燃焼装置は、固形燃料を収容する収容室を有し、収容室の固形燃料を燃焼室へ供給することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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