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公開番号2025073621
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184558
出願日2023-10-27
発明の名称プリント配線板
出願人イビデン株式会社
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類H05K 3/28 20060101AFI20250502BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】高い形状保持性を有するプリント配線板を提供する。
【解決手段】半導体装置200において、プリント配線板10は、最外の樹脂絶縁層150Uと、最外の樹脂絶縁層150U上に形成されている最外の導体層158Uと、最外の樹脂絶縁層150Uと最外の導体層158U上に形成されていて、最外の導体層158Uを露出するための開口71Uを有するソルダーレジスト層70Uと、開口71Uにより露出される最外の導体層158U上に形成されているバンプ76Uと、バンプ76U上に塔載される電子部品90と、電子部品90とソルダーレジスト層70Uの間に充填されているアンダーフィル材100と、ソルダーレジスト層70U上に形成されていて、アンダーフィル材100の流れを防止するためのダム102、とを有する。ダム102は、シリカ、炭酸カルシウム及び硫酸バリウムを含む樹脂で形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
最外の樹脂絶縁層と、
前記最外の樹脂絶縁層上に形成されている最外の導体層と、
前記最外の樹脂絶縁層と前記最外の導体層上に形成されていて、前記最外の導体層を露出するための開口を有するソルダーレジスト層と、
前記開口により露出される前記最外の導体層上に形成されているバンプと、
前記バンプ上に塔載される電子部品と、
前記電子部品と前記ソルダーレジスト層の間に充填されている、アンダーフィル材と、
前記ソルダーレジスト層上に形成されていて、前記アンダーフィル材の流れを防止するためのダム、とを有するプリント配線板であって、
前記ダムは、シリカと炭酸カルシウム、硫酸バリウムを含む樹脂で形成されている。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
請求項1のプリント配線板であって、前記樹脂は、ディスペンサにより吐出されている。
【請求項3】
請求項2のプリント配線板であって、前記樹脂は連続して吐出される。
【請求項4】
請求項1のプリント配線板であって、前記樹脂は熱硬化型のエポキシ系樹脂である。
【請求項5】
請求項4のプリント配線板であって、前記樹脂中のシリカの量は40重量%以上50重量%以下であって、炭酸カルシウムの量は5重量%以上10重量%以下であって、硫酸バリウムの量は1重量%以上5重量%以下である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術は、プリント配線板に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電子部品の製造方法を開示している。特許文献1の図5に示されるように、特許文献1は、ダム材を孔版の環状通孔に押し込むことで、ダム部を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-67799号公報
【発明の概要】
【0004】
<特許文献1の課題>
特許文献1は、ダム材は超微粉のシリカ粉末或いは微細なゴム粒子を樹脂でくるんだコアシェル型の微細粒子を含むことができると述べている。そのため、印刷後の形状が保持され難いと考えられる。特許文献1の技術によれば、プリント配線板の生産性を向上することが難いと考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプリント配線板は、最外の樹脂絶縁層と、前記最外の樹脂絶縁層上に形成されている最外の導体層と、前記最外の樹脂絶縁層と前記最外の導体層上に形成されていて、前記最外の導体層を露出するための開口を有するソルダーレジスト層と、前記開口により露出される前記最外の導体層上に形成されているバンプと、前記バンプ上に塔載される電子部品と、前記電子部品と前記ソルダーレジスト層の間に充填されている、アンダーフィル材と、前記ソルダーレジスト層上に形成されていて、前記アンダーフィル材の流れを防止するためのダム、とを有する。前記ダムは、シリカと炭酸カルシウム、硫酸バリウムを含む樹脂で形成されている。
【0006】
本発明の実施形態のプリント配線板では、ダムを形成する樹脂がシリカと炭酸カルシウムと硫酸バリウムを含む。そのため、ダムは目標値に近い高さと幅を有する。印刷後の形状保持性が高い。実施形態によれば、印刷後の形状保持性を向上できる。プリント配線板の生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のプリント配線板を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態のプリント配線板>
図3は途中基板2の断面を示す。図1は、実施形態の半導体装置200の断面図である。半導体装置200は、実施形態のプリント配線板10とプリント配線板10に実装されている電子部品90で形成されている。
【0009】
図1に示されるように、プリント配線板10は、コア基板30とコア基板30の表裏に形成されているビルドアップ層80A,80Bを有する。ビルドアップ層80A,80Bは、樹脂絶縁層150U、150Lと導体層158U、158Lと樹脂絶縁層150を貫通し隣接する導体層を接続するビア導体160U、160Dで形成されている。樹脂絶縁層150Uは最外の樹脂絶縁層である。導体層158Uは最外の導体層である。
【0010】
プリント配線板10は、ビルドアップ層80A,80B上にソルダーレジスト層70U、70Dを有する。ソルダーレジスト層70Uは第1開口71Uを有する。第1開口71Uにより露出される導体層158Uは電子部品90を搭載するためのパッド158pとして機能する。パッド158p上に電子部品90を実装するための半田バンプ76Uが形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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