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公開番号
2025032692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138118
出願日
2023-08-28
発明の名称
調光器及び照明システム
出願人
東芝ライテック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
47/25 20200101AFI20250305BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】より簡単な構成で、より早急に過電流の保護を行うことができ、かつ過電流の保護状態の解除を行う手間を抑制できる調光器及び照明システムを提供する。
【解決手段】照明器具から照射する光の調光度に関する操作指示に応じた操作信号の入力を受け、操作信号に応じた調光度の調光信号を生成するための制御信号を生成する信号発生器と、制御信号を基に操作信号に応じた調光度の調光信号を生成するとともに、調光信号の電流の検出を行う信号出力回路と、調光信号の過電流の検出に応じて信号出力回路に調光信号の出力を停止させる過電流保護動作を行う過電流保護回路と、を備え、過電流保護回路は、過電流保護動作を行った際に、制御信号の切り替わりに応じて、過電流保護動作を停止することを特徴とする調光器が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の信号線を介して照明器具と接続され、前記照明器具から照射する光の明るさを変化させるための調光信号の前記照明器具への送信を行う調光器であって、
前記照明器具から照射する光の調光度に関する操作指示に応じた操作信号の入力を受け、入力された前記操作信号に応じた調光度の前記調光信号を生成するための制御信号を生成する信号発生器と、
前記一対の信号線と接続される一対の出力端子を有し、前記制御信号を基に、前記操作信号に応じた調光度の前記調光信号を生成し、生成した前記調光信号を前記一対の出力端子から出力するとともに、前記調光信号の電流の検出を行う信号出力回路と、
前記信号出力回路から検出した前記調光信号の電流の大きさを表す電流検出信号の入力を受け、前記電流検出信号を基に、前記調光信号の過電流の検出を行い、前記調光信号の過電流の検出に応じて、保護信号を前記信号出力回路に入力することにより、前記信号出力回路に前記調光信号の出力を停止させる過電流保護動作を行う過電流保護回路と、
を備え、
前記調光信号は、電圧の低い第1状態と、電圧の高い第2状態と、を交互に繰り返すパルス信号であり、
前記制御信号は、前記調光信号を前記第1状態に設定するための第3状態と、前記調光信号を前記第2状態に設定するための第4状態と、を交互に繰り返すパルス信号であり、
前記過電流保護回路は、前記信号出力回路から前記電流検出信号の入力を受けるとともに、前記信号発生器から前記制御信号の入力を受け、前記過電流保護動作を行った際に、前記制御信号の前記第3状態から前記第4状態への切り替わり又は前記第4状態から前記第3状態への切り替わりに応じて、前記信号出力回路への前記保護信号の入力を停止することにより、前記過電流保護動作を停止することを特徴とする調光器。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記照明器具から照射する光の調光度に関する操作指示の入力を受け、入力された操作指示に応じた調光度を表す前記操作信号を前記信号発生器に入力する操作部をさらに備え、
前記信号発生器は、前記操作部から前記操作信号の入力を受けることを特徴とする請求項1記載の調光器。
【請求項3】
外部機器と通信を行うことにより、前記照明器具から照射する光の調光度に関する操作指示に応じた前記操作信号を前記外部機器から受信し、前記外部機器から受信した前記操作信号を前記信号発生器に入力する通信ユニットをさらに備え、
前記信号発生器は、前記通信ユニットから前記操作信号の入力を受けることを特徴とする請求項1記載の調光器。
【請求項4】
光源を有し、前記光源から光を照射することにより、空間の照明を行うとともに、前記光源から照射する光の明るさを変化させる調光機能を有する照明器具と、
一対の信号線を介して前記照明器具と接続され、前記照明器具から照射する光の明るさを変化させるための調光信号の前記照明器具への送信を行う請求項1~3のいずれか1つに記載の調光器と、
を備えた照明システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、調光器及び照明システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
照明器具と、調光器と、を備えた照明システムがある。照明器具は、光源を有し、光源から光を照射することにより、空間の照明を行う。調光器は、信号線を介して照明器具と接続され、照明器具から照射する光の明るさを変化させるための調光信号の照明器具への送信を行う。照明器具は、調光器から受信した調光信号に応じて光源から照射する光の明るさを変化させる。これにより、照明システムでは、調光器からの調光信号に応じて照明器具から照射する光の明るさを任意に変化させ、任意の明るさで空間の照明を行うことができる。
【0003】
調光信号は、電圧の低い第1状態と、電圧の高い第2状態と、を交互に繰り返すパルス信号である。調光器は、調光信号の第1状態及び第2状態の間隔を変化させることにより、照明器具から照射する光の明るさを変化させる。
【0004】
上記のような調光器において、例えば、適合しない機種の照明器具などの意図しない負荷が信号線を介して接続された場合や、配線不良などによって信号線が短絡した場合などに、調光信号の第1状態から第2状態への切り替えの際に、信号線に過電流が流れてしまう可能性がある。信号線に流れる過電流は、調光器や照明器具の故障の要因となる恐れがある。
【0005】
このため、調光器において、信号線に流れる過電流の検出を行い、過電流の検出に応じて調光信号の第2状態への切り替えを停止する過電流保護機能を設けることが行われている。
【0006】
一方で、過電流保護機能が動作し、過電流の保護状態になってしまうと、過電流の状態が解消されたとしても、調光器自体の電源を入り切りするなどのリセット動作を行わない限り、過電流の保護状態を解除することができない。このように、過電流保護機能を設けた場合には、過電流の保護状態の解除に手間がかかってしまう。また、過電流保護機能が動作した場合には、リセット動作を行うまで、照明器具から照射する光の明るさを変化させることができなくなってしまう。
【0007】
例えば、調光信号の第1状態から第2状態への切り替えのタイミングから所定時間の間は、過電流保護機能の動作を禁止することにより、信号線の浮遊容量などに基づく過渡的な過電流による過電流保護機能の動作を抑制することも提案されている。これにより、例えば、調光器の動作に影響の無い短時間の過渡的な過電流によって過電流保護機能が動作してしまうことを抑制することができる。過渡的な過電流による意図しない過電流保護機能の動作を抑制し、過電流の保護状態の解除を行う手間を抑制することができる。
【0008】
しかしながら、上記のように、過渡的な過電流による過電流保護機能の動作を抑制したとしても、実際に過電流が発生した際には、やはり過電流の保護状態の解除を行う必要がある。また、過渡的な過電流による過電流保護機能の動作を抑制する場合には、実際に過電流が発生した際に、過電流の保護に遅れが発生してしまうことが懸念されるとともに、所定時間を計時するためのタイマー回路などが必要となり、調光器の構成が複雑になってしまうことが懸念される。
【0009】
このため、調光器では、より簡単な構成で、より早急に過電流の保護を行うことができ、かつ過電流の保護状態の解除を行う手間を抑制できるようにすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2011-210620号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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