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公開番号2025031980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2024230259,2024553237
出願日2024-12-26,2024-03-06
発明の名称蓄電デバイスの製造方法、および、蓄電デバイス
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人
主分類H01M 10/04 20060101AFI20250228BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】蓋体を備える蓄電デバイスを好適に製造できる蓄電デバイスの製造方法、および、蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備える蓄電デバイスの製造方法であって、前記外装体は、開口部が形成されるように前記電極体を包む外装フィルムと、前記開口部に配置される蓋体と、前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された封止部と、を含む。前記蓄電デバイスの製造方法は、シール装置を用いて前記封止部を形成する封止工程を含み、前記封止工程は、前記シール装置および前記蓋体の一方を他方に対して移動させながら前記封止部を形成する第1封止工程を含む。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体を封止する外装体と、を備える蓄電デバイスの製造方法であって、
前記外装体は、
開口部が形成されるように前記電極体を包む外装フィルムと、
前記開口部を閉じる蓋体と、
前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された封止部と、を含み、
前記蓄電デバイスの製造方法は、
シール装置を用いて前記封止部を形成する封止工程を含み、
前記封止工程では、前記外装フィルムおよび前記蓋体に対する前記シール装置の押し込み量を制御する
蓄電デバイスの製造方法。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記外装フィルムは、熱融着性樹脂層を含み、
前記シール装置の押し込み量は、前記熱融着性樹脂層の厚さの半分程度である
請求項1に記載の蓄電デバイスの製造方法。
【請求項3】
前記封止工程では、前記シール装置の押し込み量を電動シリンダによって制御する
請求項1または2に記載の蓄電デバイスの製造方法。
【請求項4】
前記封止工程では、前記シール装置の押し込み量は、予め設定される押し込み量の位置に配置された規制部材によって制御される
請求項1または2に記載の蓄電デバイスの製造方法。
【請求項5】
前記蓄電デバイスの中間体の周囲に前記押し込み量を制御するための規制部材を配置する工程を含む
請求項1または2に記載の蓄電デバイスの製造方法。
【請求項6】
前記封止工程では、前記蓋体のシール面と、前記外装フィルムとの間にポリだまりを形成する
請求項1または2に記載の蓄電デバイスの製造方法。
【請求項7】
前記封止工程では、前記外装フィルムによって包まれた前記蓋体および前記電極体の少なくとも一方を弾性体の上に配置した状態で前記封止部を形成する
請求項1または2に記載の蓄電デバイスの製造方法。
【請求項8】
前記封止工程では、前記外装フィルムと前記シール装置との間に耐熱性を有する弾性体を挟んだ状態で前記封止部を形成する
請求項1または2に記載の蓄電デバイスの製造方法。
【請求項9】
前記封止工程は、前記シール装置および前記蓋体の一方を他方に対して移動させながら前記封止部を形成する第1封止工程を含む
請求項1または2に記載の蓄電デバイスの製造方法。
【請求項10】
前記シール装置は、超音波シールシール装置または溶接機である
請求項1または2に記載の蓄電デバイスの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電デバイスの製造方法、および、蓄電デバイスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、蓄電デバイスの一例を開示している。この蓄電デバイスは、電極体と、電極体を封止する外装体と、を備える。外装体は、開口部が形成されるように電極体を包む外装フィルムと、前記開口部に配置される蓋体と、を含む。外装フィルムと蓋体とは、接合される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123686公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記蓄電デバイスでは、例えば、蓋体の角部と外装フィルムとのシール性が低い等、様々な点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、蓋体を備える蓄電デバイスを好適に製造できる蓄電デバイスの製造方法、および、蓄電デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1観点に係る蓄電デバイスの製造方法は、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備える蓄電デバイスの製造方法であって、前記外装体は、開口部が形成されるように前記電極体を包む外装フィルムと、前記開口部に配置される蓋体と、前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された封止部と、を含む。前記蓄電デバイスの製造方法は、シール装置を用いて前記封止部を形成する封止工程を含み、前記封止工程は、前記シール装置および前記蓋体の一方を他方に対して移動させながら前記封止部を形成する第1封止工程を含む。
【0007】
本発明の第2観点に係る蓄電デバイスの製造方法は、第1観点に係る蓄電デバイスの製造方法であって、前記第1封止工程の後に実施され、前記蓋体と前記外装フィルムとを再度シールする再封止工程をさらに含む。
【0008】
本発明の第3観点に係る蓄電デバイスの製造方法は、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備える蓄電デバイスの製造方法であって、前記外装体は、開口部が形成されるように前記電極体を包む外装フィルムと、前記開口部を閉じる蓋体と、前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された封止部と、を含み、前記蓋体は、前記蓋体は、前記外装フィルムと接合される複数のシール面を有する。前記蓄電デバイスの製造方法は、前記封止部を形成する封止工程を含み、前記封止工程では、前記複数のシール面のうち、隣り合うシール面を順次接合する。
【0009】
本発明の第4観点に係る蓄電デバイスの製造方法は、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備える蓄電デバイスの製造方法であって、前記外装体は、開口部が形成されるように前記電極体を包む外装フィルムと、前記開口部を閉じる蓋体と、前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された封止部と、を含む。前記蓄電デバイスの製造方法は、前記封止部を形成する封止工程を含み、前記蓋体は、前記封止工程よりも前に実施される工程において加熱される。
【0010】
本発明の第5観点に係る蓄電デバイスの製造方法は、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備える蓄電デバイスの製造方法であって、前記外装体は、開口部が形成されるように前記電極体を包む外装フィルムと、前記開口部を閉じる蓋体と、前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された封止部と、を含み、前記蓄電デバイスの製造方法は、シール装置を用いて前記封止部を形成する封止工程を含み、前記封止工程では、前記外装フィルムおよび前記蓋体に対する前記シール装置の押し込み量を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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