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公開番号
2025031225
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137300
出願日
2023-08-25
発明の名称
自動弁装置及び防災システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人朝日特許事務所
主分類
A62C
37/50 20060101AFI20250228BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】自動弁装置の動作状態を精度よく判断する。
【解決手段】自動弁装置50は、ピストン518の作動により、一次側から二次側の水噴霧ヘッドに供給される加圧水の流路を開閉する本弁51と、一次側からシリンダー室513に供給される一次側加圧水の流路を開閉することにより、ピストン518を作動させるパイロット弁52又は手動起動弁53と、パイロット弁52又は手動起動弁53の開放によりシリンダー室513に供給される一次側加圧水の圧力に応じて状態が切り替えられ、第1信号を出力する第1圧力スイッチ54と、本弁51の開放により二次側に供給される二次側加圧水の圧力に応じて状態が切り替えられ、第2信号を出力する第2圧力スイッチ56とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動部の作動により、一次側から二次側の水噴霧ヘッドに供給される加圧水の流路を開閉する本弁と、
前記一次側から前記駆動部に供給される一次側加圧水の流路を開閉することにより、前記駆動部を作動させる起動弁と、
前記起動弁の開放により前記駆動部に供給される前記一次側加圧水の圧力に応じて状態が切り替えられ、第1信号を出力する第1圧力スイッチと、
前記本弁の開放により前記二次側に供給される二次側加圧水の圧力に応じて状態が切り替えられ、第2信号を出力する第2圧力スイッチと
を備える自動弁装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記第1圧力スイッチは、前記起動弁と前記駆動部との間において、前記起動弁の開放により前記駆動部に供給される前記一次側加圧水の前記流路に接続される
請求項1に記載の自動弁装置。
【請求項3】
前記第1圧力スイッチは、前記起動弁の開放により前記駆動部に供給される前記一次側加圧水の前記圧力が所定値以上になるとオンとなり、前記起動弁の閉止により前記駆動部に供給される前記一次側加圧水の前記圧力が前記所定値未満になるとオフとなる
請求項1に記載の自動弁装置。
【請求項4】
前記駆動部は、シリンダー室を含み、
前記第1圧力スイッチは、前記シリンダー室に設けられる
請求項1に記載の自動弁装置。
【請求項5】
前記駆動部は、ステムを含み、
前記第1圧力スイッチに代えて、前記ステムが全閉位置から移動したことを検出し、前記第1信号を出力する検出スイッチを備える
請求項1に記載の自動弁装置。
【請求項6】
自動弁装置と制御盤とを備え、
前記自動弁装置は、
駆動部の作動により、一次側から二次側の水噴霧ヘッドに供給される加圧水の流路を開閉する本弁と、
前記一次側から前記駆動部に供給される一次側加圧水の流路を開閉することにより、前記駆動部を作動させる起動弁と、
前記起動弁の開放により前記駆動部に供給される前記一次側加圧水の圧力に応じて状態が切り替えられ、第1信号を出力する第1圧力スイッチと、
前記本弁の開放により前記二次側に供給される二次側加圧水の圧力に応じて状態が切り替えられ、第2信号を出力する第2圧力スイッチとを有し、
前記制御盤は、
前記自動弁装置から出力された前記第1信号及び前記第2信号を受信する受信部と、
前記第1信号及び前記第2信号が受信されると、それぞれ、前記第1圧力スイッチの状態が切り替えられた第1日時及び前記第2圧力スイッチの状態が切り替えられた第2日時を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記第1日時及び前記第2日時を出力する出力部とを有する
防災システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動弁装置及び防災システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動弁の開閉制御時間を計測する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-233589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の技術では、中継器が自動弁に対して開閉制御を行ったことを起点に開閉制御時間を計測しているため、例えば中継器と自動弁との通信に異常があり、開閉制御が自動弁に到達していない場合にも、中継器の開閉制御に応じて開閉制御時間の計測が開始される。このようにして計測された開閉制御時間は通常よりも長くなるため、自動弁自体は劣化していないにもかかわらず、自動弁が劣化していると評価される場合がある。
【0005】
本発明は、自動弁装置の動作状態を精度よく判断することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、駆動部の作動により、一次側から二次側の水噴霧ヘッドに供給される加圧水の流路を開閉する本弁と、前記一次側から前記駆動部に供給される一次側加圧水の流路を開閉することにより、前記駆動部を作動させる起動弁と、前記起動弁の開放により前記駆動部に供給される前記一次側加圧水の圧力に応じて状態が切り替えられ、第1信号を出力する第1圧力スイッチと、前記本弁の開放により前記二次側に供給される二次側加圧水の圧力に応じて状態が切り替えられ、第2信号を出力する第2圧力スイッチとを備える自動弁装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、自動弁装置の動作状態を精度よく判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る防災システムの構成の一例を示す図である。
自動弁装置の構成の一例を示す図である。
防災受信盤の構成の一例を示す図である。
自動弁装置の起動時の動作の一例を説明する図である。
自動弁装置の復旧時の動作の一例を説明する図である。
自動弁装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
防災受信盤と自動弁装置との間の信号のやり取りの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.構成
図1は、本実施形態に係る防災システム1の構成の一例を示す図である。防災システム1は、例えばトンネルに設置され、火災が発生すると水を散水して消火する。防災システム1は、防災受信盤10と、信号変換器20と、水噴霧設備30とを備える。水噴霧設備30は、水噴霧ヘッド40と、自動弁装置50とを備える。防災受信盤10には、信号線60を介して信号変換器20が接続されている。防災受信盤10と信号変換器20とは、シリアル伝送方式に従って通信を行う。信号変換器20には、信号線70を介して自動弁装置50が接続されている。
【0010】
防災受信盤10は、防災システム1を統括して監視する。防災受信盤10は、トンネル内で火災が発生すると、水噴霧設備30の制御を行う。また、防災受信盤10は、自動弁装置50の動作履歴を記録する機能を有し、自動弁装置50の動作履歴をユーザに提供する。ユーザは、自動弁装置50の動作履歴を分析することにより、自動弁装置50の動作状態を判断することができる。防災受信盤10は、本発明に係る制御盤の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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