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公開番号2025030313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135490
出願日2023-08-23
発明の名称印刷装置を収容する梱包体およびパルプモールド製の緩衝材
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 81/133 20060101AFI20250228BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】パルプモールド製の緩衝材を備える梱包体を大型化させることなく、装置本体と消耗品を適切に保護する。
【解決手段】梱包体PAは、印刷装置1の装置本体1Aと、装置本体1Aに着脱可能な消耗品(ドラムユニット2)と、を収容し、外箱と、パルプモールド製のトップパッドTPと、パルプモールド製のボトムパッドBPと、パルプモールド製のセンターパッド90と、を備える。トップパッドTPは、装置本体1Aの上部と外箱との間に配置される。ボトムパッドBPは、装置本体1Aの下部と外箱との間に配置される。センターパッド90は、トップパッドTPとボトムパッドBPとの間に、トップパッドTPおよびボトムパッドBPに接触して配置されている。センターパッド90は、消耗品(ドラムユニット2)を保持する凹み形状を形成する保持部91を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
印刷装置の装置本体と、装置本体に着脱可能な消耗品と、を収容する梱包体であって、
外箱と、
前記装置本体の上部と前記外箱との間に配置されるパルプモールド製のトップパッドと、
前記装置本体の下部と前記外箱との間に配置されるパルプモールド製のボトムパッドと、
前記トップパッドと前記ボトムパッドとの間に、前記トップパッドおよび前記ボトムパッドに接触して配置されたパルプモールド製のセンターパッドであって、前記消耗品を保持する凹み形状を形成する保持部を有するセンターパッドと、を備えることを特徴とする梱包体。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記センターパッドは、前記トップパッドと接触する接触部を有し、
前記接触部は、上下方向に直交する第1方向において、
前記保持部と、前記外箱の内面と、の間に位置し、
前記外箱の中心よりも前記外箱の内面に近い位置に位置することを特徴とする請求項1に記載の梱包体。
【請求項3】
前記センターパッドは、前記接触部を複数有し、
前記接触部は、前記第1方向において前記保持部の両側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の梱包体。
【請求項4】
前記トップパッドは、下向きに突出した第1突出部を有し、
前記センターパッドは、上向きに突出した第2突出部を有し、
前記接触部は、前記第2突出部の先端部に設けられ、前記第1突出部の先端部と接触することを特徴とする請求項3に記載の梱包体。
【請求項5】
前記第1突出部の先端部は、第1凹凸面を有し、
前記接触部は、第2凹凸面を有し、
前記第1凹凸面と前記第2凹凸面は、互いに係合していることを特徴とする請求項4に記載の梱包体。
【請求項6】
前記第1凹凸面は、前記第1方向において、前記保持部から離れるにつれて、下に位置する階段形状を有し、
前記第2凹凸面は、前記第1方向において、前記保持部から離れるにつれて、下に位置する階段形状を有することを特徴とする請求項5に記載の梱包体。
【請求項7】
前記装置本体は、前記第1方向に直交する第2方向の一端部に操作パネルを有し、
前記保持部は、前記装置本体の前記第2方向の他端部と、前記外箱の内面との間に位置することを特徴とする請求項2に記載の梱包体。
【請求項8】
前記消耗品は、回転軸を中心に回転可能な現像ローラと、トナーを収容するトナー収容部と、を有する現像カートリッジであり、
前記現像カートリッジは、前記回転軸が前記第1方向に延びた状態で前記保持部に保持されることを特徴とする請求項2に記載の梱包体。
【請求項9】
前記消耗品は、回転軸を中心に回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットであり、
前記ドラムユニットは、前記回転軸が前記第1方向に延びた状態で前記保持部に保持されることを特徴とする請求項2に記載の梱包体。
【請求項10】
前記ドラムユニットは、回転軸を中心に回転可能な現像ローラと、トナーを収容するトナー収容部と、を有する現像カートリッジが装着されており、
前記センターパッドと前記ボトムパッドの間には、前記ドラムユニットの他に前記現像カートリッジをさらに1つ保持可能であることを特徴とする請求項9に記載の梱包体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置を収容する梱包体およびパルプモールド製の緩衝材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷装置を収容する梱包体が知られている(特許文献1参照)。この梱包体は、印刷装置を輸送するときなどに装置本体を保護するための緩衝材として、パルプモールド製の緩衝材が使用されている。パルプモールド製の緩衝材は、古紙などのリサイクル原料で成形され、環境に悪影響を与えることなく自然に環るため、発泡スチロール製の緩衝材に比べて環境性能に優れている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-022680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
印刷装置を輸送するときには、印刷装置本体と印刷装置本体に装着される消耗品の破損及び輸送中の消耗品の劣化を抑制するために、装置本体と消耗品を別々に梱包することが望ましい場合がある。しかしながら、装置本体と消耗品を別々に梱包した場合、梱包体が大型化したり、装置本体と消耗品を適切に保護することが難しいという問題点があった。
また、パルプモールド製の緩衝材は、クッション性を確保したい特定の箇所のみ肉厚にするような成形が難しい。このため、梱包体を大型化させることなく、装置本体を適切に保護することが難しかった。
【0005】
そこで、本開示は、パルプモールド製の緩衝材を備える梱包体を大型化させることなく、装置本体と消耗品を適切に保護することを目的とする。
また、本開示は、パルプモールド製の緩衝材で装置本体を適切に保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本開示に係る梱包体は、印刷装置の装置本体と、装置本体に着脱可能な消耗品と、を収容する。梱包体は、外箱と、パルプモールド製のトップパッドと、パルプモールド製のボトムパッドと、パルプモールド製のセンターパッドと、を備える。
トップパッドは、装置本体の上部と外箱との間に配置される。ボトムパッドは、装置本体の下部と外箱との間に配置される。センターパッドは、トップパッドとボトムパッドとの間に、トップパッドおよびボトムパッドに接触して配置されている。センターパッドは、消耗品を保持する凹み形状を形成する保持部を有する。
【0007】
梱包体が装置本体の上部に配置されるトップパッドと、装置本体の下部に配置されるボトムパッドと、消耗品を保持するセンターパッドとを備え、センターパッドがトップパッドおよびボトムパッドに接触して配置されていることで、特に上下方向において梱包体全体でクッション性を確保できる構造になっている。これにより、センターパッドがトップパッドあるいはボトムパッドと離れている構成や、センターパッドを備えない構成に比べてクッション性が確保できるため、それぞれの緩衝材を小型化することができる。これにより、梱包体を大型化させることなく、印刷装置の装置本体と消耗品の両方を保護することができる。また、消耗品がセンターパッドに保持されることで、上下方向における中央付近に消耗品が位置するようにできるため、消耗品を適切に保護することができる。
【0008】
また、センターパッドは、トップパッドと接触する接触部を有してもよい。そして、接触部は、上下方向に直交する第1方向において、保持部と、外箱の内面と、の間に位置し、外箱の中心よりも外箱の内面に近い位置に位置してもよい。
【0009】
センターパッドが、トップパッドと接触する接触部を保持部よりも外側に備えるため、接触部が保持部に保持された消耗品を外側から保護することができる。
【0010】
また、センターパッドは、接触部を複数有してもよい。そして、接触部は、第1方向において保持部の両側に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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