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公開番号2025029655
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134398
出願日2023-08-22
発明の名称ビームの連結構造
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04B 1/24 20060101AFI20250228BHJP(建築物)
要約【課題】簡単な連結手段で交差させたビームを連結することができるようにしたビームの連結構造を提供する。
【解決手段】上部に凹部11が形成された第1ビーム5に第2ビーム6を交差させて連結部材15により連結するビームの連結構造であって、連結部材15は第2ビーム6に連結される連結部151と第1ビーム5の凹部11内に固定される固定部154とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
上部に凹部が形成された第1ビームに第2ビームを交差させて連結部材により連結するビームの連結構造であって、
前記連結部材は、前記第2ビームに連結される連結部と、前記第1ビームの前記凹部内に固定される固定部とを備えることを特徴とするビームの連結構造。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記凹部は、前記第1ビームの両側面に一対の外装部材を取り付けることにより形成されることを特徴とする請求項1に記載のビームの連結構造。
【請求項3】
前記固定部は、前記第1ビームの長さ方向に互いに離間する一対のものからなるとともに、下端には前記第1ビーム本体の上面に固定される外向固定片が連設されていることを特徴とする請求項2に記載のビームの連結構造。
【請求項4】
前記連結部材は、前記第2ビーム側の一方の前記外装部材を跨ぐ渡設部を有することを特徴とする請求項2に記載のビームの連結構造。
【請求項5】
前記第1ビーム及び第2ビームを構成する第1ビーム本体及び第2ビーム本体は、角形の中空孔を有する同一断面形状の角管により形成され、前記連結部は、前記第2ビーム本体の端部より前記中空孔に嵌合される嵌合片を有することを特徴とする請求項1に記載のビームの連結構造。
【請求項6】
前記連結部材には、前記連結部の上部の配線取り回し経路において前記第1ビームの長さ方向に互いに離間して立ち上がる一対の起立部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のビームの連結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ビームを交差させて連結するビームの連結構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
オフィス等の室内空間を所定の大きさに区画する空間構造体の中には、例えば特許文献1に記載されているように、前後左右に離間させて床面に立設された4本の支柱の上端部同士を第一杆材(第1ビーム)により連結するとともに、互いに平行をなして離間する一対の第一杆材の対向面に第二杆材(第2ビーム)を平面視T字状に交差させて連結したものがある。これら一対の第一杆材と第二杆材との連結には、第一杆材に取り付けられる第一係止部材と、この第一係止部材及び第二杆材に固定される第二係止部材とからなる係止部材が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5443183号公報(第6頁、第2~4図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている杆材の連結構造においては、第一杆材への第一係止部材の取り付け及び第一係止部材と第二係止部材との固定に複数のボルトが使用され、また、第二係止部材には、これを第一杆材の側面の上下の係止溝条に係止するための上下一対のねじ座をねじにより固定しなければならないので、部品点数が多く、各部材の取り付けに多くの工数を要し、第一杆材と第二杆材との連結作業を効率よく行うことができないという問題がある。また、第一杆材の側面にはねじ座を係止するための係止溝条が必要となるため、第一杆材の両側面にカバー部材を装着して見栄えを向上させようとする場合には、第一杆材に第二杆材を連結できなくなる。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、簡単な連結手段で交差させたビームを連結することができるようにしたビームの連結構造を提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明のビームの連結構造は、
上部に凹部が形成された第1ビームに第2ビームを交差させて連結部材により連結するビームの連結構造であって、
前記連結部材は、前記第2ビームに連結される連結部と、前記第1ビームの前記凹部内に固定される固定部とを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、連結部と固定部を備える簡単な構成の連結部材により、第1ビームに交差させた第2ビームを簡単に連結することができる。また、凹部内、例えば凹部の側面や底面に固定部により固定されるので、固定部が外部から見えにくく美観に優れる。
【0007】
前記凹部は、前記第1ビーム本体の両側面に一対の外装部材を取り付けることにより形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、外装部材を取り付けて凹部が形成された既存の第1ビーム本体に、第2ビームを後付けで連結することができる。
【0008】
前記固定部は、前記第1ビームの長さ方向に互いに離間する一対のものからなるとともに、下端には前記第1ビーム本体の上面に固定される外向固定片が連設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1ビームの長さ方向に互いに離間する一対の固定部により連結部材を安定よく第1ビーム本体の上面に固定することができる。
【0009】
前記連結部材は、前記第2ビーム側の一方の前記外装部材を跨ぐ渡設部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、第1ビーム本体に上方に突出する外装部材が取り付けられていても、渡設部により外装部材を跨いで第2ビームを第1ビームに支障なく後付けで連結することができる。
【0010】
前記第1ビーム及び第2ビームを構成する前記第1ビーム本体及び第2ビーム本体は、角形の中空孔を有する同一断面形状の角管により形成され、前記連結部は、前記第2ビーム本体の端部より前記中空孔に嵌合される嵌合片を有することを特徴としている。
この特徴によれば、第1及び第2ビーム本体を共通の角管を用いて安価に製作することができる。また、ねじ等の固定手段を使用したり、第2ビーム6に特別な加工を施したりすることなく、嵌合片を第2ビーム本体の中空孔に嵌合するだけで、連結部材を第2ビームに簡単に連結することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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