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公開番号
2025029220
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-05
出願番号
2024217716,2020177640
出願日
2024-12-12,2020-10-22
発明の名称
荷受台を有する車両の安全装置、車両、並びに車両の荷受台昇降装置
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60Q
1/24 20060101AFI20250226BHJP(車両一般)
要約
【課題】荷受台の展開時に、周囲に注意を喚起することができる荷受台を有する車両の安全装置、車両、並びに車両の荷受台昇降装置を提供することである。
【解決手段】荷受台7は、荷物の積み卸しをするときには車体1aの後方に張り出した状態で地面Gを占有する稼働姿勢を呈し、荷物の積み卸しをしないときには、車体1aの後方の地面Gを占有しない退避姿勢を呈する。この荷受台7が少なくとも退避姿勢を呈するときに、車両1の後方で占有する地面Gの領域に光線を照射する光線照射装置8を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
荷台に対する荷物の積み卸し時に、荷台の後方に配置される荷受台を有する車両の安全装置であって、
前記荷受台は、荷物の積み卸しをするときには荷台の後方に張り出した状態で地面を占有する稼働姿勢を呈し、荷物の積み卸しをしないときには、荷台の後方の地面を占有しない退避姿勢を呈し、
当該荷受台が車両の後方で占有する地面の領域を示す光線を該退避姿勢にて照射する光線照射装置を有することを特徴とする荷受台を有する車両の安全装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷台に対して荷物を積み卸しすることができる荷受台を有する車両の安全装置に関するものである。また、本発明は、安全装置を備えた車両、並びに車両の荷受台昇降装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
荷台に荷箱を搭載しており、荷箱に対して荷物を積み卸しすることができる荷受台を有する車両が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されているような従来の荷受台昇降装置を有する車両では、荷物の積み卸し時には荷受台が水平状態となる稼働姿勢を呈し、水平状態の荷受台上に荷物を載せて荷物を荷受台毎昇降させることができる。
【0003】
また、荷物の積み卸しをしないときには、荷受台は、起立した鉛直状態となり、さらに荷受台を荷箱の後面に近接させた待機姿勢を呈することができる。待機姿勢では、荷受台が車両の後方に突出しておらず、車両の後方の空間が開放されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-114114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、待機姿勢から稼働姿勢に姿勢変更する際には、荷受台は、車体の後方に配置されるため、周囲の人が荷受台の動作を予測できなかった場合、荷受台に人が接触する恐れがある。また、荷受台が配置される領域内に物が存在する場合があり、荷受台を稼働姿勢に展開すると、荷受台が当該物に接触してしまう。
【0006】
そこで本発明は、荷受台の展開時に、周囲に注意を喚起することができる車両の安全装置を提供することを課題としている。また、本発明は、周囲に注意を喚起することができる安全装置を備えた車両を提供することを課題としている。さらに、本発明は、周囲に注意を喚起することができる安全装置を備えた車両の荷受台昇降装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明の第一の様相は、荷台に対する荷物の積み卸し時に、荷台の後方に配置される荷受台を有する車両の安全装置であって、前記荷受台は、荷物の積み卸しをするときには荷台の後方に張り出した状態で地面を占有する稼働姿勢を呈し、荷物の積み卸しをしないときには、荷台の後方の地面を占有しない退避姿勢を呈し、当該荷受台が車両の後方で占有する地面の領域を示す光線を照射する光線照射装置を有することを特徴とする荷受台を有する車両の安全装置である。
【0008】
荷受台は、荷物の積み卸しをするときには荷台の後方に張り出した状態で地面を占有する稼働姿勢を呈し(稼働位置に配置され)、荷物の積み卸しをしないときには、荷台の後方の地面を占有しない退避姿勢を呈する(退避位置に退避する)。すなわち、荷受台が退避姿勢を呈した状態(退避位置に退避した状態)では、荷台の後方側には空間が形成される。そのため、その形成された空間に人が入ったり、物を配置することも可能である。このような状態で、仮に荷受台を稼働位置に配すると、荷受台が人や物に接触してしまう恐れがある。
そこで本様相によると、荷受台が車両の後方で占有する地面の領域を示す光線を照射する光線照射装置を有するので、車両の周囲の人は、光線が照射された地面を視認することができ、荷台の後方の当該空間内に進入することを避けることができる。
すなわち、地面に光線が照射されることにより、光線が照射された当該地面の領域について、周囲の人に注意を喚起することができ、荷受台が稼働位置への移動を開始すると、荷受台が、光線が照射された領域に配されることを周囲の人は認識することができる。よって、荷受台が稼働位置への移動を完了する前に、周囲の人は、荷受台7に接触しないように光線の照射された領域から退避することができる。
また、車両の乗員または作業者は、照射された光線に照らされた物があるか否かを視認することができる。そして、光線が照射された領域内から当該物を移動させる、又は車両を移動させて光線に照らされる物が存在しない場所で荷物の積み卸し作業を実施することができる。
すなわち、本様相の車両の安全装置によると、荷受台が稼働姿勢に姿勢変更する前に、荷受台の移動先となる領域の範囲を把握することができるので、荷受台の待機姿勢から稼働姿勢への展開時の安全を確保することができる。
【0009】
前記光線照射装置は、前記荷受台が退避姿勢から稼働姿勢に姿勢を変更する直前に光線を照射するのが好ましい。
【0010】
この構成によれば、光線照射装置は、荷受台が退避姿勢から稼働姿勢に姿勢を変更する直前に光線を照射するので、車両の周囲の人は、荷受台が待機姿勢から稼働姿勢に展開することを事前に知ることができ、展開した荷受台が占有する地面の領域を避けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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