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公開番号2025028367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2024226118,2023024793
出願日2024-12-23,2018-05-30
発明の名称多芯式筆記具
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B43K 24/12 20060101AFI20250220BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】筆記するリフィルを簡単に切り替えることができる多芯式筆記具を提供する。
【解決手段】多芯式筆記具1は、軸筒2と、軸筒2に対して前後方向に移動可能に設けられた操作部材20と、複数のリフィル5と、複数のリフィル5を保持しながら軸筒2に対して中心軸線回りに回転可能に設けられた回転部材30とを具備し、操作部材20の前後動に応じて操作部材20と回転部材30とが協働して回転部材30を回転させることによって、複数のリフィル5のうちの1つが前進する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
本明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、多芯式筆記具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
複数のリフィルを備え、所望のリフィルを選択的に出没可能な多芯式筆記具が公知である(特許文献1及び特許文献2)。
【0003】
特許文献1に記載の多芯式筆記具では、軸筒の側面に複数の操作部(摺動体)が、周方向に沿って配置されている。操作部の各々は、前後方向に移動可能である。軸筒内には複数のリフィルが配置され、リフィルの各々は、対応する操作部に接続されている。所望のリフィルに対応する操作部を前進させることによって、当該リフィルを筆記状態にすることができる。したがって、筆記時において筆記するリフィルを切り替える場合、まず、筆記を中断して軸筒を持ち替え、次いで、所望のリフィルに対応する対応する操作部の位置を確認し、次いで、操作部を前進させることによって行われる。
【0004】
特許文献2に記載の多芯式筆記具では、筆記時に指先が当接する部分に窓孔が形成され、窓孔から操作部である作動軸が径方向に突出している。特許文献2に記載の多芯式筆記具では、2つのリフィルを選択的に出没可能である。非筆記状態から筆記状態へ切り替える場合には、まず、所望のリフィルに対応する方向(仮に、「第1方向」という。)に作動軸を回動させ、次いで、作動軸を前進させ、次いで、第1方向に作動軸を回動させて係止部と係合させ、筆記状態にする。また、筆記時において筆記するリフィルを切り替える場合、まず、第1方向とは逆方向(仮に、「第2方向」という。)に作動軸を回動させて、次いで、作動軸を後退させ、次いで、第2方向にさらに回動させ、次いで、作動軸を前進させ、次いで、第2方向に作動軸を回動させて係止部と係合させ、筆記状態にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-049192号公報
特開2001-219690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の多芯式筆記具では、リフィルの切り替える度に、多芯式筆記具を持ち替え、所望のリフィルに対応する操作部の位置を確認し、操作部を前進させる必要があることから、これら動作は煩わしい。特許文献2に記載の多芯式筆記具では、非筆記状態から筆記状態へ切り替える場合、及び、筆記状態において、筆記するリフィルを切り替える場合、複雑な指の動作が必要であり、これら動作も煩わしい。
【0007】
本発明は、筆記するリフィルを簡単に切り替えることができる多芯式筆記具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、軸筒と、前記軸筒に対して前後方向に移動可能に設けられた第1操作部と、複数の筆記体と、前記複数の筆記体を保持しながら前記軸筒に対して中心軸線回りに回転可能に設けられた回転部材とを具備し、前記第1操作部の前後動に応じて前記第1操作部と前記回転部材とが協働して前記回転部材を回転させることによって、前記複数の筆記体のうちの1つが前進することを特徴とする多芯式筆記具が提供される。なお、多芯式筆記具の軸線方向において、筆記部側を「前」側と規定し、筆記部とは反対側を「後」側と規定する。
【0009】
カム面をさらに具備し、前記回転部材の回転に応じて前記複数の筆記体と前記カム面とが協働することによって、前記複数の筆記体のうちの1つが前進するようにしてもよい。前記第1操作部及び前記回転部材の一方にカム溝が形成され、前記第1操作部及び前記回転部材の他方にカム突起が形成され、前記カム溝と前記カム突起とが協働することによって前記回転部材を回転させるようにしてもよい。前記カム溝が中心軸線回りに螺旋状に形成されていてもよい。第2操作部をさらに具備し、前記第2操作部を前方に押圧するノック操作によって、前進した前記筆記体が前記軸筒に対して出没するようにしてもよい。前記第1操作部又は前記第2操作部の全部又は一部が、当該多芯式筆記具の筆跡を消去可能な消去部であってもよい。前記第1操作部が、前記軸筒の前半分に配置されていてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の態様によれば、筆記するリフィルを簡単に切り替えることができる多芯式筆記具を提供するという共通の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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