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公開番号
2025028304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024223847,2021082940
出願日
2024-12-19,2021-05-17
発明の名称
配線モジュール、および蓄電モジュール
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01M
50/204 20210101AFI20250220BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】蓄電素子から発生した熱を、測温素子に確実に伝えることができる配線モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】配線モジュール20は、実装部32と中継部33とを備える可撓性基板30と、実装部32に実装される測温素子50と、実装部32に固着される補強部材60と、導電性を有し、電極端子12、13に接続されるバスバー70と、導電性を有し、中継部33とバスバー70とを電気的に接続する中継部材80と、を備え、中継部材80が、バスバー70に接続される中継基部81と、中継基部81に連なり、中継部33に重ねられて電気的に接続されるとともに、補強部材60を測温面11Fに向かって付勢する板ばね部82と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電極端子を備えるとともに測温面を有する蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、
実装部と中継部とを備える可撓性基板と、
前記実装部に実装される測温素子と、
前記実装部に固着される補強部材と、
導電性を有し、前記電極端子に接続される接続部材と、
導電性を有し、前記中継部と前記接続部材とを電気的に接続する中継部材と、を備え、
前記中継部材が、
前記接続部材に接続される中継基部と、
前記中継基部に連なり、前記中継部に重ねられて電気的に接続されるとともに、前記補強部材を前記測温面に向かって付勢する板ばね部と、を備える、配線モジュール。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
電極端子を備えるとともに測温面を有する蓄電素子と、前記蓄電素子に取り付けられる配線モジュールと、を備え、
前記配線モジュールが、
実装部と中継部とを備える可撓性基板と、
前記実装部に実装される測温素子と、
前記実装部に固着される補強部材と、
導電性を有し、前記電極端子に接続される接続部材と、
導電性を有し、前記中継部と前記接続部材とを電気的に接続する中継部材と、を備え、
前記中継部材が、
前記接続部材に接続される中継基部と、
前記中継基部に連なり、前記中継部に重ねられて電気的に接続されるとともに、前記補強部材を前記測温面に向かって付勢する板ばね部と、を備える、蓄電モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術は、配線モジュール、および蓄電モジュールに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
蓄電池と、この蓄電池の表面温度を検知するための温度センサと、温度センサを保持する保持装置とを備える蓄電装置が知られている。保持装置は、弾性体を備えており、この弾性体が、温度センサを蓄電池の表面に押し当てるように付勢している。これにより、蓄電池の表面温度を安定的に検知することができる。このような保持装置は、弾性体からの反力を受けるための構造を必要とするため、例えば蓄電池を収容する筐体や、配線部材を支持する支持基材などの、蓄電装置に備えられる何らかの構造物に支持されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-206619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の構成では、測温素子の取付構造が複雑となりがちである。軽量化、コスト削減等を目的として、より簡素な構成で精度の良い測温を可能とすることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書によって開示される配線モジュールは、電極端子を備えるとともに測温面を有する蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、実装部と、前記実装部に連なる中継部とを備えるとともに、前記中継部に配される接続ランドを含む導電路を備える可撓性基板と、前記実装部に実装される測温素子と、前記実装部および前記中継部に沿って配されるとともに前記実装部に固着される補強部材と、導電性を有し、前記電極端子に接続される接続部材と、導電性を有し、前記接続ランドと前記接続部材とを電気的に接続する中継部材と、を備え、前記中継部材が、前記接続部材に接続される中継基部と、前記中継基部に連なり、前記中継部に重ねられて前記接続ランドと電気的に接続されるとともに、前記補強部材を前記測温面に向かって付勢する板ばね部とを備える。
【0006】
また、本明細書によって開示される蓄電モジュールは、電極端子を備えるとともに測温面を有する蓄電素子と、前記蓄電素子に取り付けられる配線モジュールとを備え、前記配線モジュールが、実装部と、前記実装部に連なる中継部とを備えるとともに、前記中継部に配される接続ランドを含む導電路を備える可撓性基板と、前記実装部に実装される測温素子と、前記実装部および前記中継部に沿って配されるとともに前記実装部に固着される補強部材と、導電性を有し、前記電極端子に接続される接続部材と、導電性を有し、前記接続ランドと前記接続部材とを電気的に接続する中継部材と、を備え、前記中継部材が、前記接続部材に接続される中継基部と、前記中継基部に連なり、前記中継部に重ねられて前記接続ランドと電気的に接続されるとともに、前記補強部材を前記測温面に向かって付勢する板ばね部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本明細書によって開示される配線モジュール、および蓄電モジュールによれば、蓄電素子から発生した熱が、補強部材および実装部を介して測温素子に確実に伝えられる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の蓄電モジュールの全体斜視図である。
図2は、実施形態の蓄電モジュールの部分拡大平面図である。
図3は、図2のA-A線断面図である。
図4は、図3のB-B線断面図である。
図5は、図3のC-C線断面図である。
図6は、図2の枠F内の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態の概要]
本明細書によって開示される配線モジュールは、電極端子を備えるとともに測温面を有する蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、実装部と、前記実装部に連なる中継部とを備えるとともに、前記中継部に配される接続ランドを含む導電路を備える可撓性基板と、前記実装部に実装される測温素子と、前記実装部および前記中継部に沿って配されるとともに前記実装部に固着される補強部材と、導電性を有し、前記電極端子に接続される接続部材と、導電性を有し、前記接続ランドと前記接続部材とを電気的に接続する中継部材と、を備え、前記中継部材が、前記接続部材に接続される中継基部と、前記中継基部に連なり、前記中継部に重ねられて前記接続ランドと電気的に接続されるとともに、前記補強部材を前記測温面に向かって付勢する板ばね部とを備える。
【0010】
また、本明細書によって開示される蓄電モジュールは、電極端子を備えるとともに測温面を有する蓄電素子と、前記蓄電素子に取り付けられる配線モジュールとを備え、前記配線モジュールが、実装部と、前記実装部に連なる中継部とを備えるとともに、前記中継部に配される接続ランドを含む導電路を備える可撓性基板と、前記実装部に実装される測温素子と、前記実装部および前記中継部に沿って配されるとともに前記実装部に固着される補強部材と、導電性を有し、前記電極端子に接続される接続部材と、導電性を有し、前記接続ランドと前記接続部材とを電気的に接続する中継部材と、を備え、前記中継部材が、前記接続部材に接続される中継基部と、前記中継基部に連なり、前記中継部に重ねられて前記接続ランドと電気的に接続されるとともに、前記補強部材を前記測温面に向かって付勢する板ばね部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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