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公開番号2025027735
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132812
出願日2023-08-17
発明の名称ウォーターサーバー
出願人株式会社コスモライフ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B67D 3/00 20060101AFI20250220BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】冷水蛇口の冷水出水口に菌が繁殖するのを防止することが可能なウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】冷水蛇口2は、冷水出水路13から冷水を導入する蛇口内冷水流路17と、蛇口内冷水流路17の途中に設けられた冷水開閉弁18と、蛇口内冷水流路17の下流端で外部に開放する冷水出水口5とを有するウォーターサーバーにおいて、蛇口内冷水流路17の冷水開閉弁18と冷水出水口5との間の部分に合流する出水口殺菌用温水路27を更に有し、出水口殺菌用温水路27から供給される温水で冷水出水口5を殺菌可能とした。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
筐体(1)と、
前記筐体(1)の内部に配置された冷水タンク(7)と、
前記筐体(1)の前面側に配置された冷水蛇口(2)と、
前記冷水蛇口(2)と前記冷水タンク(7)の間を連通する冷水出水路(13)とを有し、
前記冷水蛇口(2)は、前記冷水出水路(13)から冷水を導入する蛇口内冷水流路(17)と、前記蛇口内冷水流路(17)の途中に設けられた冷水開閉弁(18)と、前記蛇口内冷水流路(17)の下流端で外部に開放する冷水出水口(5)とを有するウォーターサーバーにおいて、
前記蛇口内冷水流路(17)の前記冷水開閉弁(18)と前記冷水出水口(5)との間の部分に合流して設けられた出水口殺菌用温水路(27)と、前記出水口殺菌用温水路(27)に設けられた出水口殺菌用開閉弁(28)とを更に有し、前記出水口殺菌用開閉弁(28)を開弁したときに前記出水口殺菌用温水路(27)から供給される温水で前記冷水出水口(5)を殺菌可能としたことを特徴とするウォーターサーバー。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記蛇口内冷水流路(17)の前記冷水開閉弁(18)と前記冷水出水口(5)との間の部分は、前記冷水開閉弁(18)から下方に延びる筒壁(25)で形成され、
前記出水口殺菌用温水路(27)から供給される温水が前記筒壁(25)の内周面に沿って周方向に流れるように、前記出水口殺菌用温水路(27)の下流端が前記筒壁(25)の内周面に接線方向に開口している請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記出水口殺菌用温水路(27)から供給される温水で前記冷水出水口(5)を殺菌するときに、前記冷水出水口(5)から排出される温水を受け入れる温水受け(4)が、前記冷水蛇口(2)に着脱可能に設けられ、
前記温水受け(4)を前記冷水蛇口(2)に取り付けていない状態では前記出水口殺菌用開閉弁(28)が開弁せず、前記温水受け(4)を前記冷水蛇口(2)に取り付けたときに前記出水口殺菌用開閉弁(28)が開弁するように、前記温水受け(4)の取り付けに連動して前記出水口殺菌用開閉弁(28)を開弁させる連動手段が設けられている請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記出水口殺菌用開閉弁(28)は、通電により開弁する電磁開閉弁であり、
前記連動手段は、前記温水受け(4)が前記冷水蛇口(2)に取り付けられたか否かを検知する温水受け検知センサ(36)と、前記温水受け検知センサ(36)で前記温水受け(4)が前記冷水蛇口(2)に取り付けられたことを検知したときに前記出水口殺菌用開閉弁(28)に通電する制御部(41)とで構成されている請求項3に記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記温水受け検知センサ(36)は、前記温水受け(4)を前記冷水蛇口(2)に取り付けたときにその温水受け(4)の第1被検知部(33)を検知してONになる第1センサ(37)と、前記温水受け(4)を前記冷水蛇口(2)に取り付けたときにその温水受け(4)の前記第1被検知部(33)とは別の部位である第2被検知部(34)を検知してONになる第2センサ(38)とで構成され、
前記制御部(41)は、前記第1センサ(37)と前記第2センサ(38)の両方が同時にONになったときに前記出水口殺菌用開閉弁(28)に通電し、前記第1センサ(37)と前記第2センサ(38)のうち一方がONになっても他方がOFFのときは前記出水口殺菌用開閉弁(28)に通電しない請求項4に記載のウォーターサーバー。
【請求項6】
前記制御部(41)は、前記温水受け(4)が前記冷水蛇口(2)に取り付けられた状態が所定時間以上継続したときに、所定時間のみ前記出水口殺菌用開閉弁(28)を通電し、所定時間が経過すると前記出水口殺菌用開閉弁(28)への通電を停止する請求項4に記載のウォーターサーバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある。ウォーターサーバーは、一般に、筐体と、筐体の内部に配置された冷水タンクおよび温水タンクと、筐体の前面側に配置された冷水蛇口および温水蛇口と、冷水蛇口と冷水タンクの間を連通する冷水出水路と、温水蛇口と温水タンクの間を連通する温水出水路とを有し、冷水蛇口と温水蛇口を選択的に開くことで、いつでもすぐに美味しい冷水または温水を利用することができる(例えば、特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-166862号公報
特開2013-233937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ウォーターサーバーの冷水蛇口は、冷水出水路から冷水を導入する蛇口内冷水流路と、蛇口内冷水流路の途中に設けられた冷水開閉弁と、蛇口内冷水流路の下流端で外部に開放する冷水出水口とを有する。
【0005】
ここで、蛇口内冷水流路のうち、冷水開閉弁よりも上流側の部分は、常に水で満たされているので、空気に触れることがなく、菌が繁殖しにくい。これに対し、蛇口内冷水流路の冷水開閉弁よりも下流側の部分、特に冷水出水口は、冷水の出水時以外は、常に空気に触れており、また冷水出水口の下方に配置したコップ等からの跳ね返りが付着することもある。そのため、冷水出水口は、菌が繁殖しやすいという問題がある。
【0006】
一方、菌の繁殖に関し、特許文献2のウォーターサーバーにおいては、冷水出水路の衛生を保つため、冷水出水路と温水タンクとを通る温水循環路を設け、その温水循環路に温水タンクの温水を循環させることで、冷水出水路を殺菌することができるようにしている。
【0007】
しかしながら、特許文献2のように冷水出水路と温水タンクとを通る温水循環路に温水を循環させたとしても、その温水は冷水蛇口の冷水出水口を通らない。そのため、冷水出水口に菌が繁殖するのを防止することはできなかった。
【0008】
この発明が解決しようとする課題は、冷水蛇口の冷水出水口に菌が繁殖するのを防止することが可能なウォーターサーバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成のウォーターサーバーを提供する。
[構成1]
筐体と、
前記筐体の内部に配置された冷水タンクと、
前記筐体の前面側に配置された冷水蛇口と、
前記冷水蛇口と前記冷水タンクの間を連通する冷水出水路とを有し、
前記冷水蛇口は、前記冷水出水路から冷水を導入する蛇口内冷水流路と、前記蛇口内冷水流路の途中に設けられた冷水開閉弁と、前記蛇口内冷水流路の下流端で外部に開放する冷水出水口とを有するウォーターサーバーにおいて、
前記蛇口内冷水流路の前記冷水開閉弁と前記冷水出水口との間の部分に合流して設けられた出水口殺菌用温水路と、前記出水口殺菌用温水路に設けられた出水口殺菌用開閉弁とを更に有し、前記出水口殺菌用開閉弁を開弁したときに前記出水口殺菌用温水路から供給される温水で前記冷水出水口を殺菌可能としたことを特徴とするウォーターサーバー。
【0010】
この構成を採用すると、蛇口内冷水流路の冷水開閉弁と冷水出水口との間の部分に合流する出水口殺菌用温水路を有し、その出水口殺菌用温水路から供給される温水で冷水出水口を殺菌することができるので、冷水蛇口の冷水出水口に菌が繁殖するのを防止することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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