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公開番号
2025027497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132254
出願日
2023-08-15
発明の名称
レーザ装置
出願人
浜松ホトニクス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01S
5/02208 20210101AFI20250220BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】レーザ光の品質を維持しつつ発光ユニットの劣化を抑制することができるレーザ装置を提供する。
【解決手段】レーザ装置は、発光ユニット41Aと、第1レンズユニット42Aと、プリズムユニット43Aと、第2レンズユニット44Aと、を備える。発光ユニット41Aは、X軸方向に沿って配列された複数の発光領域を含み複数の発光領域からY軸方向の一方の側に複数のレーザ光Laを出射する。第1レンズユニット42Aは、発光ユニット41Aから出射された複数のレーザ光LaをZ軸方向においてコリメートする。プリズムユニット43Aは、複数のレーザ光LaがZ軸方向に沿って配列された状態で第2レンズユニット44Aへ入射されるように、複数のレーザ光Laの配列方向を調整する。第2レンズユニット44Aは、プリズムユニット43Aから出射された複数のレーザ光LaをX軸方向においてコリメートする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に沿って配列された複数の発光領域を含み前記複数の発光領域から前記第1方向と交差する第2方向の一方の側に複数のレーザ光を出射する発光ユニット、前記複数のレーザ光の光路に配置された第1レンズユニット、前記第1レンズユニットに対して前記光路の下流側に配置されたプリズムユニット、及び、前記プリズムユニットに対して前記光路の下流側に配置された第2レンズユニットを有するレーザ光出射部と、
前記レーザ光出射部に対して前記光路の下流側に配置された集光レンズと、
前記集光レンズに対して前記光路の下流側に配置された光ファイバと、
前記レーザ光出射部及び前記集光レンズを収容する筐体と、を備え、
前記第1レンズユニットは、前記第1方向に沿って配列された状態で前記発光ユニットから出射された前記複数のレーザ光を前記第1方向及び前記第2方向の両方と交差する第3方向においてコリメートし、
前記プリズムユニットは、前記第1方向に沿って配列された状態で前記第1レンズユニットから出射された前記複数のレーザ光が前記第3方向に沿って配列された状態で前記第2レンズユニットへ入射されるように、前記複数のレーザ光の配列方向を調整し、
前記第2レンズユニットは、一つのレンズによって構成され、前記第3方向に沿って配列された状態で前記プリズムユニットから出射された前記複数のレーザ光を前記第1方向においてコリメートし、
前記集光レンズは、前記第2レンズユニットから出射された前記複数のレーザ光を前記光ファイバへ結合させる、レーザ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1レンズユニットは、一つのレンズによって構成されている、請求項1に記載のレーザ装置。
【請求項3】
前記プリズムユニットは、前記複数のレーザ光のうちの一つのレーザ光の進行方向を前記第3方向において調整するプリズムと、前記複数のレーザ光のうちの一つのレーザ光の進行方向を前記第1方向において調整するプリズムと、を有している、請求項1に記載のレーザ装置。
【請求項4】
前記レーザ光出射部を支持する支持体をさらに備える、請求項1に記載のレーザ装置。
【請求項5】
前記第3方向から見た場合に前記第1方向に沿って並んだ複数の反射ミラーをさらに備え、
前記レーザ光出射部は、複数のレーザ光出射部のそれぞれであり、
前記複数の反射ミラーのそれぞれは、前記複数のレーザ光出射部のそれぞれに対して前記第2方向の前記一方の側に配置されており、前記複数のレーザ光出射部のそれぞれから出射された前記複数のレーザ光を前記第1方向に沿って前記集光レンズ側に反射し、
前記支持体は、前記第3方向から見た場合に前記第1方向に沿って並び且つ前記第3方向における位置が互いに異なる複数の載置面を含み、
前記複数のレーザ光出射部のそれぞれの前記発光ユニットは、前記複数の載置面のそれぞれに配置されている、請求項4に記載のレーザ装置。
【請求項6】
前記複数の載置面は、前記第1方向において前記集光レンズから離れるほど前記第3方向における前記位置が高くなるように階段状に並んでいる、請求項5に記載のレーザ装置。
【請求項7】
前記支持体は、前記筐体に対して固定されており、
前記複数のレーザ光出射部及び前記複数の反射ミラーは、前記支持体に対して固定されている、請求項5に記載のレーザ装置。
【請求項8】
前記支持体の主面は、第1領域と、前記第1領域よりも凹んでいる第2領域と、を含み、
前記発光ユニットは、前記第1領域に配置されており、
前記第2レンズユニットは、接着樹脂によって前記第2領域に固定されている、請求項4に記載のレーザ装置。
【請求項9】
前記第1領域には、固定穴が形成されている、請求項8に記載のレーザ装置。
【請求項10】
前記支持体の材料は、銅又は銅タングステンである、請求項4に記載のレーザ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザ装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スロー軸方向に沿って配列された複数の発光領域から複数のレーザ光を出射する発光ユニットと、スロー軸方向に沿って配置された複数のスロー軸コリメートレンズとを備えるレーザ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなレーザ装置では、各レーザ光に対応してスロー軸コリメートレンズが一つずつ配置されており、一つのレーザ光が一つのスロー軸コリメートレンズによってコリメートされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-108081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したようなレーザ装置では、発光ユニットの劣化の抑制が重要である。レーザ装置としての出力を維持した状態で発光ユニットの劣化を抑制するためには、例えば、各発光領域の出力を小さくしつつ発光領域の数を増やすことが考えられる。しかし、レーザ装置の大型化を抑制しつつ発光領域の数を増やすと、各発光領域の間の距離の減少に従ってスロー軸コリメートレンズの幅が小さくなる結果、レーザ光の品質が低下してしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、レーザ光の品質を維持しつつ発光ユニットの劣化を抑制することができるレーザ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のレーザ装置は、[1]「第1方向に沿って配列された複数の発光領域を含み前記複数の発光領域から前記第1方向と交差する第2方向の一方の側に複数のレーザ光を出射する発光ユニット、前記複数のレーザ光の光路に配置された第1レンズユニット、前記第1レンズユニットに対して前記光路の下流側に配置されたプリズムユニット、及び、前記プリズムユニットに対して前記光路の下流側に配置された第2レンズユニットを有するレーザ光出射部と、前記レーザ光出射部に対して前記光路の下流側に配置された集光レンズと、前記集光レンズに対して前記光路の下流側に配置された光ファイバと、前記レーザ光出射部及び前記集光レンズを収容する筐体と、を備え、前記第1レンズユニットは、前記第1方向に沿って配列された状態で前記発光ユニットから出射された前記複数のレーザ光を前記第1方向及び前記第2方向の両方と交差する第3方向においてコリメートし、前記プリズムユニットは、前記第1方向に沿って配列された状態で前記第1レンズユニットから出射された前記複数のレーザ光が前記第3方向に沿って配列された状態で前記第2レンズユニットへ入射されるように、前記複数のレーザ光の配列方向を調整し、前記第2レンズユニットは、一つのレンズによって構成され、前記第3方向に沿って配列された状態で前記プリズムユニットから出射された前記複数のレーザ光を前記第1方向においてコリメートし、前記集光レンズは、前記第2レンズユニットから出射された前記複数のレーザ光を前記光ファイバへ結合させる、レーザ装置。」である。
【0007】
このレーザ装置では、プリズムユニットは、第1方向に沿って配列された状態で第1レンズユニットから出射された複数のレーザ光が第3方向に沿って配列された状態で第2レンズユニットへ入射されるように、複数のレーザ光の配列方向を調整し、第2レンズユニットは、第3方向に沿って配列された複数のレーザ光を第1方向においてコリメートする。そのため、第1方向における第2レンズユニットの幅を小さくしなくても、各発光領域の間の距離を小さくしつつ発光領域の数を増やすことができる。よって、このレーザ装置によれば、レーザ光の品質を維持しつつ発光ユニットの劣化を抑制することができる。
【0008】
本発明のレーザ装置は、[2]「前記第1レンズユニットは、一つのレンズによって構成されている、上記[1]に記載のレーザ装置。」であってもよい。これにより、例えば複数のレンズによって複数のレーザ光をコリメートする場合に比べて、部品点数を削減することができる。
【0009】
本発明のレーザ装置は、[3]「前記プリズムユニットは、前記複数のレーザ光のうちの少なくとも一つのレーザ光の進行方向を前記第3方向において調整するプリズムと、前記複数のレーザ光のうちの少なくとも一つのレーザ光の進行方向を前記第1方向において調整するプリズムと、を有している、上記[1]又は[2]に記載のレーザ装置。」であってもよい。これにより、簡単な各プリズムの構成によって、複数のレーザ光の配列方向を調整することができる。
【0010】
本発明のレーザ装置は、[4]「前記レーザ光出射部を支持する支持体をさらに備える、上記[1]~[3]のいずれか一つに記載のレーザ装置。」であってもよい。これにより、発光ユニット、第1レンズユニット、プリズムユニット及び第2レンズユニットを支持体に精度よく組付けたうえ、支持体を筐体に精度よく組み付けることで、筐体に対する発光ユニット、第1レンズユニット、プリズムユニット及び第2レンズユニットの組付け精度を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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