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公開番号2025027405
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023139351
出願日2023-08-14
発明の名称服薬指導文のメンテナンス方法
出願人株式会社メディファーム,国立大学法人千葉大学
代理人
主分類G16H 20/10 20180101AFI20250219BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】添付文書の更新に伴い、添付文書の変更箇所はシステムの機械的な方法で可能だが、更新内容が薬学的な意味合いがあるものかどうかの判断には薬剤師の人的労力が必要で、効率化が図れない。
【解決手段】文章の差異を機械的に抽出したのちに、薬剤師が目視判断を加えて薬学的判断をした結果から、残渣となった文章を抜き出し蓄積することで、当該残渣文章を次回の文章差異の機械的な抽出において活用する仕組み。
また、文章の差異を判断する方法として旧文章のn文字を抜き出して、新文章中を検索することで差異を抽出する方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
医師が患者に処方した薬剤について、薬剤師が服薬指導する際に、薬剤師が患者に伝えるべき情報に洩れのないように、当該薬剤に関して注意すべき事項を簡略化した情報として準備しておくことは利便性がある。簡略化した情報は医薬品の添付文書から引用されるものだが、添付文書の更新に伴い内容を更新しなければならない。添付文書の更新個所を発見するために、文章の差分を蓄積し、人間が判断した結果も蓄積することで、システムに学習機能を付加することで、システムが確度の高い更新判断を下すことを実現し、データのメンテナンス作業を軽減する支援システム。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
服薬指導のための簡略化した情報を準備した後、服薬指導を受ける患者の知識レベルを判断して、服薬指導文章の表現を動的に変化させる仕組み。
【請求項3】
服薬指導のための簡略化した情報の形式として、薬品ごとに指導内容の薬学的分類の種類と、指導する方法の区分を意味する情報を付加したものとしている形式。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤師が患者に対して薬学的な情報提供に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
医師が患者に処方した薬剤について、薬剤師が服薬指導する際に、薬剤師が患者に伝えるべき情報に洩れのないように、当該薬剤に関して注意すべき事項を簡略化した情報として準備しておくことは利便性がある。簡略化した情報を以下、服薬指導文章データベースと呼ぶことにする。
【0003】
服薬指導文章データベースは医薬品の添付文書が改定されるたびに、内容を更新しなければならない。従来の方法は薬剤師による目視判断で、服薬指導文章データベースを修正するべきか否かの判断を行っている。
【0004】
医薬品添付文書の改訂は医薬品ごとに日々任意に改訂が行われる。文章表現の変更もあれば、副作用や、注意すべき事項などの追加がありうる。服薬指導文章データベースを修正するべきかどうかの判断は、薬剤師による薬学的な知識を持って判断しなければならない。
【0005】
医薬品添付文書の改訂情報は毎月入手することができ、前月の添付文書文章を今月の文章と機械的に比較することで変更のない添付文章を発見することはできる。しかし、文章の表現が変化したのか、新たな薬学的な情報が加わったか、または削除されたかは薬剤師の目視判断に頼らざるを得ない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
文章の表現が変化したのか、新たな薬学的な情報が加わったか、または削除されたのかを機械的に判断できれば、薬剤師の労力の削減になる。
【0007】
本発明は、このような従来の人的労力の削減のために、可能な限り機械的な処理により薬学的な情報の変更箇所だけをアナウンスできるシステムである。
【0008】
添付文章の差分を抽出したのち、薬剤師が行った判断結果を蓄積していく仕組みを設け、蓄積された情報を次の判断に生かすことを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記目的を達成するために、添付文書の変更箇所を機械的に抽出したのちに、薬剤師が服薬指導文章データベースに修正を加えるか否かの判断を下し、廃棄した添付文書の変更箇所を別途蓄積する。蓄積する文章を廃棄文章データベースと呼ぶ。
【0010】
そして、添付文書の変更箇所を機械的に抽出した時、変更箇所文章と廃棄文章データベースのマッチングを行い、一致するときは添付文章に変更がなかったものと判断する。
(【0011】以降は省略されています)

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