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公開番号2025027180
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023131765
出願日2023-08-14
発明の名称雪駄
出願人NEWBASIC株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A43B 13/20 20060101AFI20250219BHJP(履物)
要約【課題】 歩行時における踵への衝撃を軽減することができ、これまでにない良好な履き心地を実現することのできる雪駄を提供する。
【解決手段】 雪駄10は、土台11と鼻緒12とで構成される。土台11は、鼻緒12が取り付けられる天板13と、底板としてのアウトソール部材14と、天板13とアウトソール部材14との間に設けられるミッドソール部材15を備え、ミッドソール部材15の内部には、少なくとも踵部に対応する位置に中空部材16が設けられている。踵部に対応する位置において、土台11の厚みAに対する中空部材16の厚みBの比B/Aは、0.2以上かつ0.7以下に設定されている。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
土台と鼻緒とで構成される雪駄であって、
前記土台は、
前記鼻緒が取り付けられる天板と、底板としてのアウトソール部材と、前記天板と前記アウトソール部材との間に設けられるミッドソール部材とを備え、
前記ミッドソール部材の内部には、少なくとも踵部に対応する位置に中空部材が設けられており、
前記踵部に対応する位置において、前記土台の厚みAに対する前記中空部材の厚みBの比B/Aは、0.2以上かつ0.7以下に設定されている、雪駄。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記踵部に対応する位置において、前記土台の幅Cに対する前記中空部材の幅Dの比D/Cは、0.8以上に設定されている、請求項1に記載の雪駄。
【請求項3】
前記中空部材は、前記鼻緒の横緒が通される後穴の位置より後側に設けられている、請求項1に記載の雪駄。
【請求項4】
前記雪駄は、前記雪駄の中心線を軸として平面視で左右対称に構成されており、
前記中空部材は、前記ミッドソール部材の中心線を軸として平面視で左右対称に構成されている、請求項1に記載の雪駄。
【請求項5】
前記ミッドソール部材は、合成樹脂製であり、
前記中空部材をインサート品としたインサート成形により前記ミッドソール部材を製造することによって、前記ミッドソール部材の内部に前記中空部材が設けられている、請求項1に記載の雪駄。
【請求項6】
土台と鼻緒とで構成される雪駄であって、
前記土台は、
前記鼻緒が取り付けられる天板と、底板としてのソール部材とを備え、
前記ソール部材の内部には、少なくとも踵部に対応する位置に中空部材が設けられており、
前記踵部に対応する位置において、前記土台の厚みAに対する前記中空部材の厚みBの比B/Aは、0.2以上かつ0.7以下に設定されている、雪駄。
【請求項7】
前記踵部に対応する位置において、前記土台の幅Cに対する前記中空部材の幅Dの比D/Cは、0.8以上に設定されている、請求項6に記載の雪駄。
【請求項8】
前記中空部材は、前記鼻緒の横緒が通される後穴の位置より後側に設けられている、請求項6に記載の雪駄。
【請求項9】
前記雪駄は、前記雪駄の中心線を軸として平面視で左右対称に構成されており、
前記中空部材は、前記ソール部材の中心線を軸として平面視で左右対称に構成されている、請求項6に記載の雪駄。
【請求項10】
前記ソール部材は、合成樹脂製であり、
前記中空部材をインサート品としたインサート成形により前記ソール部材を製造することによって、前記ソール部材の内部に前記中空部材が設けられている、請求項6に記載の雪駄。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、雪駄に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、雪駄は、日本の伝統的な履物として知られており、茶人や風流人などの男性が着物を着るときに多く用いられている。近年、伝統的な雪駄とは異なる新しい雪駄として、例えば、おしゃれ履き用の雪駄が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3149871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の雪駄においては、歩行時における踵への衝撃を軽減するための工夫はまったくなされておらず、雪駄の履き心地を改善する余地があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、歩行時における踵への衝撃を軽減することができ、これまでにない良好な履き心地を実現することのできる雪駄を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の雪駄は、土台と鼻緒とで構成される雪駄であって、前記土台は、前記鼻緒が取り付けられる天板と、底板としてのアウトソール部材と、前記天板と前記アウトソール部材との間に設けられるミッドソール部材とを備え、前記ミッドソール部材と前記アウトソール部材は、合成樹脂製であり、前記ミッドソール部材には、少なくとも踵部に対応する位置に中空部材が設けられており、前記踵部に対応する位置において、前記土台の厚みAに対する前記中空部材の厚みBの比B/Aは、0.2以上かつ0.7以下に設定されている。
【0007】
この構成によれば、雪駄の土台のミッドソール部材の内部の少なくとも踵部に対応する位置に中空部材が設けられており、しかも、踵部に対応する位置における土台全体の厚みAに対する中空部材の厚みBが十分に大きく設定されている(B/Aの比が0.2以上に設定されている)ので、従来の雪駄(中空部材がない場合)に比べて歩行時における踵への衝撃を軽減することができ、これまでにない良好な履き心地を実現することができる。この場合、土台全体の厚みAに対する中空部材の厚みBが過度に大きく設定されていない(B/Aの比が0.7以下に設定されている)ので、天板とアウトソール部材の厚みを十分に確保することができる。天板の厚みが十分に確保されることにより、雪駄の履き心地が損なわれるのを避けることができ、また、アウトソール部材の厚みが十分に確保されることにより、雪駄の耐久性が損なわれるのを避けることができる。
【0008】
また、本発明の雪駄では、前記踵部に対応する位置において、前記土台の幅Cに対する前記中空部材の幅Dの比D/Cは、0.8以上に設定されてもよい。
【0009】
この構成によれば、踵部に対応する位置における土台全体の幅Cに対する中空部材の幅Dが十分に大きく設定されている(D/Cの比が0.8以上に設定されている)ので、歩行時における踵への衝撃を軽減することができ、これまでにない良好な履き心地を実現することができる。
【0010】
また、本発明の雪駄では、前記中空部材は、前記鼻緒の横緒が通される後穴の位置より後側に設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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