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公開番号
2025024299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128318
出願日
2023-08-07
発明の名称
乗物用照明装置
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
B60Q
3/64 20170101AFI20250213BHJP(車両一般)
要約
【課題】導光棒を透光部材に対してしっかりと固定しつつ、長手方向における光の均一化を図った乗物用照明装置を提供する。
【解決手段】光源20と、一端22aから入射された光源20の光を他端20b側に案内しつつ長手方向に沿う光出射面22cから光を出射する導光棒22と、導光棒22に沿って延在する長手状をなし、長手方向に沿って形成された溝部40において導光棒22を収容し、光出射面22cから出射した光を乗物室側に透光する透光部材24と、を備え、導光棒22は、長手方向に延設されて本体部から突出する凸部60を有し、透光部材24は、凸部60を係合させる凹部54を有し、凸部60における他端側の部分である凸部他端部60aが、他端22a側に向かうにつれて突出量δが漸減する形状とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
光源と、
長手状をなし、長手方向における一端から前記光源の光が入射され、その入射された光を他端側に導光しつつ長手方向に沿って形成された光出射面から光を出射する導光棒と、
前記導光棒に沿って延在する長手状をなし、長手方向に沿って形成された溝部において前記導光棒を収容し、前記光出射面から出射した光を乗物室側に透光する透光部材と、
を備え、
前記導光棒は、本体部と、前記長手方向に延設されて前記本体部から突出する凸部と、を有し、
前記透光部材は、前記凸部を係合させる凹部を有し、
前記凸部における前記他端側の部分である凸部他端部は、前記他端側に向かうにつれて突出量が漸減する形状とされている乗物用照明装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記長手方向と前記凸部が突出する方向とを含む平面視において、前記凸部他端部は、外縁の延びる方向と前記導光棒の軸線とのなす角度が10°以上45°以下となる形状とされている請求項1に記載の乗物用照明装置。
【請求項3】
前記凸部は、乗物室内外方向からの視点において山型形状とされることで、前記凸部他端部が、前記他端側に向かうにつれて突出量が漸減する形状とされるとともに、前記凸部における先端より前記一端側の部分である凸部一端部も、前記一端側に向かうにつれて突出量が漸減する形状とされている請求項1または請求項2に記載の乗物用照明装置。
【請求項4】
前記導光棒の前記本体部は、
前記光出射面とは反対側の面であって、前記光出射面に向かって光を屈折させる複数のプリズムを前記長手方向に並んで有する対向面と、
前記光出射面と前記対向面とをつなぐ一対の側壁面と、
を備え、
前記凸部は、前記一対の側壁面に形成されている請求項1または請求項2に記載の乗物用照明装置。
【請求項5】
前記凸部は、先端側に向かうにつれて乗物室内外方向の寸法が小さくなる形状とされいている請求項4に記載の乗物用照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用照明装置に関する
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、乗物用照明装置の一例が記載されている。下記特許文献1に記載の乗物用照明装置は、光源と、長手方向における一端から入射された光を他端側に導光しつつ長手方向に沿って形成された光出射面から光を出射する導光部材と、導光部材に沿って延在する長手状をなし、長手方向に沿って形成された溝部において導光棒を収容し、光出射面から出射した光を乗物室側に透光するレンズ(透光部材)と、を備えている。下記特許文献1に記載の乗物用照明装置は、レンズにおける溝部を形成する一対の壁部を互いに近接するように弾性変形させて、その部分に形成された一対の係合部において、乗物用部材に設けられた一対の被係合部に係合させる構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6952224号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の乗物用照明装置は、導光部材がレンズに対して溝部の中に収容されているだけで固定されていないため、ガタ付きにより異音が生じる虞がある。一方で、レンズ(透光部材)に対して導光部材(導光棒)を固定するために、導光棒に凸部を設けるとともにレンズに凹部を設け、それらを互いに係合させる構成のものが存在する。しかしながら、そのような構成の乗物用照明装置は、導光棒に凸部を設けていることで、その凸部内に光が集まって、その凸部付近から出射される光が他の部分から出射される光に比較して明るくなってしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、導光棒を透光部材に対してしっかりと固定しつつ、長手方向における光の均一化を図った乗物用照明装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本願に開示される乗物用照明装置は、下記の構成とされている。
(1)光源と、
長手状をなし、長手方向における一端から前記光源の光が入射され、その入射された光を他端側に導光しつつ長手方向に沿って形成された光出射面から光を出射する導光棒と、
前記導光棒に沿って延在する長手状をなし、長手方向に沿って形成された溝部において前記導光棒を収容し、前記光出射面から出射した光を乗物室側に透光する透光部材と、
を備え、
前記導光棒は、本体部と、前記長手方向に延設されて前記本体部から突出する凸部と、を有し、
前記透光部材は、前記凸部を係合させる凹部を有し、
前記凸部における前記他端側の部分である凸部他端部は、前記他端側に向かうにつれて突出量が漸減する形状とされている乗物用照明装置。
【0007】
本願に開示の乗物用照明装置は、導光棒の凸部を透光部材の凹部に係合させることで、それら導光棒を透光部材に対してしっかりと固定することができる。その凸部は、本体部から外側に向かって突出する部分であり、従来は、長手方向にある程度の幅を有して長手方向に直交する方向に突出する形状、つまり、概して矩形状の凸部が形成される場合があった。このような形状の凸部であると、凸部に光源側を向く面が形成されてしまうことになるため、この光源側を向く面から光が外に漏れたり、光源側に反射して凸部に光が集まってしまったりして、凸部近傍から出射される光が、他の部分から出射される光に比較して明るくなってしまうという問題が生じる。それに対して、本願に開示の乗物用照明装置は、凸部の他端側の部分が、他端側に向かうにつれて突出量が漸減する形状、例えばテーパー状とされていることで、その凸部の他端側の界面においては他端側に向けて光を反射させることができる。つまり、凸部から光が外に漏れたり、光源側に反射してしまったりすることを抑え、凸部近傍が明るくなることを抑制することができる。したがって、本願に開示の乗物用照明装置は、透光部材から乗物室側に透光される光の長手方向における均一化を図ることができる。
【0008】
本願に開示の乗物用照明装置において「漸減」とは、段階的に減ることなく、連続的に(徐々に)減少していくことを意味する文言であり、本願に開示の乗物用照明装置における「凸部」は、その縁部が、先端部から、段差なく、直線状あるいは曲線状で、緩やかに本体部に近づいていくような形状のものとすることができる。
【0009】
また、上記構成の乗物用照明装置において、以下に示す種々の態様とすることが可能である。なお、本発明は以下の態様に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
【0010】
(2)前記長手方向と前記凸部が突出する方向とを含む平面視において、前記凸部他端部は、外縁の延びる方向と前記導光棒の軸線とのなす角度が10°以上45°以下となる形状とされている(1)項に記載の乗物用照明装置。
(【0011】以降は省略されています)
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